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フォローするだけの仕事ならリマインダーでもできる。

 あなたの職場にこんなことばかり言う人はいないだろうか。

「あの仕事はどうなっている?」
「どうしてできていないんだ」
「締め切りまで後数日しかないぞどうなっているんだ!」

 こういう発言ばかりして、実際には手を動かさない仕事をしている人たちのことだ。しかも、それだけで自分よりも莫大な給料を得ているとしたらどうだろうか。残念なことに、メンバーシップ型のマネージャーには今でもこのような仕事のやり方をしている人がいる。コロナ禍のリモート業務になってもそれは変わらない。

 自分毎として仕事をしていないメンバーに対して手を打つのもマネージャーの重要な仕事の一つだ。自分が手がける事業目標や達成しなければならないノルマがあったとして、それを自分の代わりに、手足だけでは無く脳機能の拡大として動いていただくのが部下でありチームメンバーである。上層部からの指示をそのまま流すだけの意思なき業務指示に、一体誰が従うだろうか。自分の分身であるなら、分たれた自分はそれを行いたいと思うだろうか。

 やりたくないと思いながら行う仕事は不幸だ。その果てに生み出された価値が、欲した人に届けられたとしても感動を得られない。人の為に動くからこその働きであり、情熱なき仕事は無くすべきだと思う。むしろそう言う仕事はどんどん機械に任せていけばいい。人間はやりたいことを行うために全身全霊を捧げ、努力し評価されることで喜びを感じながら、幸せの和を広げていけると思うのだ。

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