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Scalesのものがたり料理教室

料理研究家のスケイル(Scales)の料理を、詳しくレシピ解説付きでたっぷり紹介いたします。季節の旬を存分に感じられる身近でありながらちょっと特別な料理、またお酒のこと、テーブル…
Scalesの語り口で、素材の意外な組み合わせの発見、読んで美味しい、作って美味しい。 ワクワクす…
¥666 / 月 初月無料
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#スープ

栗のこっくりポタージュ (秋を味わうスープ、栗の風味そのままに。)

今年は、立派な栗を直接農家さんから仕入れたので、毎日栗三昧の日々。 毎年作るアマレット煮やコーヒー煮(果物のひと皿)も自分の大好きなレシピ(おすすめ)。そして、栗そのものの味わいを存分に味わえるのが意外にもスープ。ひとくちすすると、口の中いっぱいに栗が広がります、ちょっとびっくりしますよ。笑 スープが主役になるくらいのインパクト、秋のランチはこれにちょっとのチーズとパンだけでいい。

冬瓜と山芋とトマトのスープ(疲れを癒す滋味あふれるやさしいスープ)

思えば、6月の最終週がいちばん暑かったように思う今年の夏(庭で温度を測ったら40.5度あった)、ゆえに今年は夏が長かったように思う。秋の風を感じるこの時、暑くて長い夏を乗り越えた身体を労りたくなる(とはいえ、秋の実りを前に身体を整えておきたいのが正直なところ!)。 今の時期おいしい冬瓜、定番のそぼろあん煮にするのが好きな食べ方ですが、スープにしても食べ応えあってやさしく染みる味わい。やさしい歯応えも好き。山芋の滋養も一緒にいただきましょう、山芋はすりおろすだけではなくゴロゴ

【にんにくとセージのスープ、モッツァレラを浮かべて】余ったセージでおいしいパスタのレシピも <コラム:万能調味料、煎り酒の活用方法>

コラム:万能調味料、煎り酒の活用方法ただいまパントリーや冷蔵庫の収納を見直し中。仕事柄色々な調味料を使いますが、まぁ、いろいろ出てくる。その中で、醤油や塩、味噌に比べるとやっぱり出番が少ないものはある。 だけど、しっかり上手に使い切りたい。今日は煎り酒(日本酒に梅や鰹を入れて煮詰めたもの)についての使い道について。 煎り酒は、お酢とお出汁と醤油があわさったような味わいの調味料ですが、上手に使えばかなり万能である、その味わいからチヂミのつけだれにも良いし、お刺身や魚のカルパッチ

まるごとベルギーエシャロットとポルチーニのスープ、マスカルポーネを添えて エシャロットの甘さ、ポルチーニの風味をマスカルポーネでまとめます

電力不足が懸念される今年の夏の暑さ対策についてどうしたものか考えている。(いちおう今のうちに接触冷感な寝具は揃えた。)やはりクーラー以外に氷を作るのも、飲み物を冷やすのも、サーキュレーター使うのも、電気が必要、、よねぇ、という電力依存に愕然とする。避暑地に移住するのもありかと思うけれど、避暑地は冬が厳しいもの。夏と冬で住み替える2拠点生活に憧れてる。 行動に移すきっかけはいつでも、最初は「憧れ」という”種”から始まるように思う。「憧れ」がぐんぐん大きくなって「現実」に育つの

海老と生姜とパクチーのお粥

お粥って、お米のポタージュスープだと思うんですよね。 ごはん、おじや、リゾット、パエリヤ、おかゆ。 ざっくりいうと、お米を水で炊くには変わらないのに全く違うものになるのが料理の奥が深いところ。胃腸の調子が悪ければ、白がゆか、茶粥がお勧めだけれど、そうでもない普通の時はまさにスープのように「するん」と消化されてすぐにお腹が空いてしまいます。だから「普段のお粥」は、もっと具やお出汁のバリエーションを楽しめて結構面白い。 このお粥の出汁はナンプラーと、パクチーの根から!ですので

菊芋のポタージュ

瑞々しいシャキッとした菊芋の細かな歯応えは、他のお芋にはない独特な感じ。ポタージュにすると、さっぱりした不思議な食べ応えがあります。 今日から菊芋のおいしい食べ方レシピにポタージュも加えましょう。

マッシュルームとポルチーニのポタージュ、トリュフオイルをすこし

マッシュルームをとことん味わう。が最近のテーマ。 煮込などの冬の料理によく合いますし。新鮮なら生でサラダもよし、火を通せばしっかり旨みが出てくる優秀食材。そして今日のようなポタージュにしてもとーっても美味しい!そしてほんの少しポルチーニを加えてみましょう、ぐっと風味が増します。お好みでトリュフオイルを少し加えれば、かおり豊かで贅沢なポタージュの完成です。