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【後編】Microsoft Build 2024 in シアトルに参加してきたよ
本記事は、「Microsoft Build 2024に参加してきたよ」の後編です。
前編はコチラです。
Microsoft Build Day2
Day2の基調講演はCTOのスコット・ガスリーからの開始です。
少し昨日よりは少なめな印象。
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Day2基調講演の中心はガッツリ開発環境などのガチガチ開発向けの内容が中心。
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ここ数年Githubの登場しないMicrosoftイベントは無いんじゃないかな。
ガチガチの開発者ではない著者が気になったのはAzure AI Studioでのコンテンツフィルター周り。と言っても実際にはAzure OpenAIに乗っかっているサービスをAI Studioからという内容です。
生成AIにおけるセキュリティについてAzure OpenAIの優位性は学習を避ける所と、もう一つがコンテンツフィルターかなと思っています。
実際に使っていると日本語環境向けには誤検知が多すぎたり厄介だったりはするのですが、大事な部分です。
AI Studioでは出力履歴からフィルタされるべきであったコンテンツを評価する事が出来るようになっており、フィルタの改善等のインサイトを得る事が出来ます。
※評価用データを作るのが大変なんだけど。
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Custom Categoriesについてはニーズ有りそうなので実際に今後試してみたい部分。
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RAGの評価や、プロンプト変更時に前回利用した変数を使用して部分的なテストを行う等、AI Studioを使用する事で便利な機能がどんどん追加されている中、これらも含めて統合して管理できる環境としてAI Studioを使用するのはかなり魅力的になってきました。
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ちょっと前は触り慣れた開発環境やDevOpsから離れるくらいならそのままで、とも思っていましたが、移行するメリットはかなりあるよなぁと考えも変わってきました。
Azure AI SearchのBreakoutセッションにも参加してきました。
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RAGって何だっけ、から始まってAzure AI Searchのアップデート情報についてが主な内容。基調講演でも既に出ていたけどキャパシティー増やして価格据え置き!の内容については、残念ながらindexerやindexは含まれておらず、この部分は据え置きの様子。
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index周りのキャパシティー増加があればSafe AI GatewayのRAGサービスにも良い影響を与える事が出来ただけに少し残念。
いやまぁ、このキャパ増だけでも良い影響はあるのですけどね。
二日目ともなると疲労も出てくるので勝手に「京都駅」と名付けたコンベンションセンターのメイン階段で休憩しながら貯まったTeamsの対応を片端から始めたりする。
お座敷スタイル好きなので座布団に胡坐書いてJapaneseスタイルの時間。
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折角なのでそのままスターバックスシアトル1号店に行って本場のVentiサイズフラットホワイトを嗜みました。著者の名前「AKIRA」なんですが「AKITA」になってて少し和む。
シアトルは曇りの町と聞きますが見事に曇ってますね。
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Day2終了後、日本から参加しているツアーメンバー向けの、
「Japan Dinner」に参加してきました。
シアトルの中でも少し治安の悪い地域での開催でしたが、店自体はとても良く、しかも2フロアある内の1フロア貸し切りでの開催となりました。
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何人かお話しした感じだとやはりGPT4oがPreviewではなくいきなりGAで出てきた事に驚いたという話は多かったように思います。
あとガチガチの開発者はCopilot StudioとかCopilot Stack 、GitHub copilot Workspaceあたりが注目されている感じでした。
商材として解りやすいCopilot + PCあたりも話にチョコチョコ出てくる感じです。
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通常営業の1階フロアも満席の人気店でした。
Microsoft Build Day3
Day3なのですが、結構な割合でDay3は参加せずに帰ったりMicrosoftのオフィスツアーに行く人が多いみたいです。という事で我々も日本Microsoftの弊社担当の方に本社会議室を予約して頂いてレドモンドの米国Microsoft本社に行ってきました。
※Day3は技術的な部分についての記載はありません!
Day3の前に、実は朝食だけ結構自由が効いたので、同行した上司と朝Cafe行くのが楽しみだったりします。
この日はローカルな場所までGoogleMap評価の高いカフェで朝食を摂りに行きました。
Analog CoffeeというCaféに併設されているB-side foodsという店なのですが・・・
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早速午前中から米国Microsoft本社にお邪魔しました!
絶賛新しい建物をバンバン立てているところらしく、かなりモダンで新しい建物が多いです。そんな建物がそこかしこに建っていて、一つの街を形成しています。
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取っていただいていた会議室のある建物も凄い綺麗でしたが写真NGなのが残念…
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キャンパスというだけあって本当に大学のような感じ。
なんせ社内にT-Mobileのショップとか自転車屋とか、生活が完結するようなテナントが入ってしまっているのでえらい事です。
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敷地内にあるダイナーでバーガーとクラムチャウダーを食べて満喫。
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Microsoft shopもサイズ感が半端ないです。
色んなメーカーとタイアップしているようで、Columbiaとダブルネームのフリースとか、ナイキとダブルネームのバックとか、アディダスとダブルネームのパーカーとかありました。お値段はシンプルに物価高いので結構な金額ではあります!
※現地物価からしたら特別高いわけではないです。
HPにある宣材写真みたいだけど普通に撮った写真がこちら。
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午後、日本から参加した企業向けのリキャップを目的とした、
「Japan Session」に参加しました。
内容としては発表された内容の補足事項等。
追加で軽い質疑応答などなど。
変わったところでは現地Microsoft所属の日本人エンジニアの方の普段の生活について、みたいな話も有ったりしました。
※内容は既にここまで書いている中に反映していますので割愛しますね!
夜はAMD協賛のパーティーが行われるとの事。
「1日くらい好きな晩飯食わせてくれよ!!」と拒否するも、権力を盾に無理やり引きずられて参加する事になりました。
会場はNFLのシアトル・シーホークスの本拠地であり、2026年のサッカーワールドカップでも使用されるルーメンフィールドでした。
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※夜20時前の空とは思えない明るさ。
シアトルは明るい時間が長いらしいです。
何とスタジアム貸し切り。
聞いた所によると3日目帰ってしまったりする人が多いので最後にこういう会を用意しているとかいないとか。
折角なので本場のスタジアムでポップコーン片手にヤジを飛ばす。
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グラウンドにも入れます。※人工芝でした
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何やら恒例らしい、サイレントディスコ。皆ノリノリのノリ。
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私は陰の者なのでこういうノリ苦手なんですよねぇ。
上司は東村山音頭で日本代表として参加していました。
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翌日帰国と相成りました。
締めの総括
かなりせわしなく、慣れない海外ではありましたが、特にDay1の基調講演等はAIへと変わっていく時代の波の中、リアルタイムにその中心にいるような感覚でした。
基調講演の中で触れられていたimpossible to difficultという部分については、その先で我々がEasyにしたものをユーザーに届ける必要があるのだなと感じました。
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直後にサム・アルトマンが出てきて一回飛んじゃったけどね。
変革において一番難しいImpossibleからDifficultには既に移行しています。
インフラ畑のエンジニアでも参加できる変革の時代です「You Can Build !!」
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