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人生第三章:写真家編(京都)

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日本で二番目に人口が少ない町、京都・笠置町。 いまを生きる子どもたちが大人になったとき。 この町に生まれたことを。 この町で生きていることを。 心から誇りに思えたら。 いま… もっと読む
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#笠置町

繋いでいくもの

 あまり忙しさを言い訳にするのは好きではないけれど、ゆっくりと”ことば”と向き合う時間が…

僕にできること

東京に行くことを前日に決めて、0泊弾丸で原宿にあるヘアサロンboy tokyoでのイベント【Herbi…

カタチとナカミ

先程、京都に着いた。 今回の東京滞在はとても実りある日々を過ごす事ができたと思っている。…

初詣

 今日は家族で地元の神社に初詣にいってきた。その神社に行くのは記憶の限り小学生以来(母は…

一期一会

何度も書いているのだけれど、今日は僕の盟友であるところの”石見亮太”の撮影だった。ある事…

終わりは、はじまり

笠置での生活が終わった。 最後の電車に揺られこの文章を書いている。たった1年と少しの出来…

『Marginal』という世界

 笠置に来てからというもの、僕は愛機であるFUJIFILM X-Pro2でモノクロ写真ばかりを撮っている。なぜモノクロ写真に拘るのかといえば、色という情報を削ぎ落とすことで、被写体であるその人の表情やバックグラウンドがより鮮明に写ると信じているからだ。そして同時に、ある意味で”丸裸”であるモノクロで写すことは何よりも難しいと日々痛感している。シンプルが故に奥が深い。毎日がトライ&エラーの繰り返し。自分への挑戦だ。  そして誤解を恐れずに言うなら、単純にモノクロが好きだからチ

写すこと、撮ること

わずかな日程の東京滞在。 いつもお世話になっている写真家・藤里一郎先生のもとへ50枚ほどの…

シバタタツヤ写真展[1 to 1]-繋ぐ-

京都で再び写真展の開催が決まりました。 場所は京都府立京都学・歴彩館。会期は10月1日〜31日…

今日という日

1年前の今日。 僕が笠置町にはじめて来た日だ。 クライミングの仕事で神戸に出張にきていた…

[1 to 1] -hito to hito-

京都でのはじめての写真展が終わった。 笠置で生きることを決めてからのはじめての写真展。 …

新しい風

笠置に移住して、気付けば4ヶ月という時が経っていた。"長いような短いような"なんて、よくあ…

写真家になる日

最近はこのnoteに書く文章量がどんどん増えてきてしまった。最初は600字程度だったものが最近…

本物の気持ち

もはや定番になっているけれど、東京から京都に戻ってきたタイミングでこの文章を書きはじめた。いつも得るものが多いからか、自然と書きたい気持ちが湧きはじめる早朝の京都。これも笠置に移住したからこそ。常に新鮮な気持ちで東京に向かうことができているし、新しいなにかを笠置に持ち帰ることができている。今回の東京滞在も僕にとって奇跡のようなギフトが待っていた。 写真家として、そして”ひと”として”師”の存在は本当に大切だ。なにか道に迷ったときや、途方に暮れてしまったときに光明のような温か