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わかったつもりで対話をしている

前提条件を伝えずに話しかけられることが増えている。それは口頭で特に起きている問題でなぜ飛んだ会話が起きるのか不思議に思っていた。
「ん?それってなんの話?」みたいな言葉や表情をすることが増えたなと思うのだ。僕がボケてきたとかではなく、会話の初接続が変だと思うことが増えたのだ。

主に仕事の対話の時にだけおこる。
日常生活だと「この前、◯◯◯っていう映画/本を見たんだけどさ…」と今自分が話そうとしていることはこのテーマです、というコミュニケーションが起きるのだが、いざ仕事の場となると職場で時折???となることがある。

急に色々話しかけられて相談を受けるのだが、一旦落ち着け、なんの話をしているかを言ってくれと伝えている。なんというか仕事上のコミュニケーションが「スレッドベース」になっているのではいか?と考えている。スレッドの場合、各テーマや案件がある。なのでそこでスケジュールどうなってますか?という聞き方はスレッドに紐づいたことだという流れが組める。ので私たちは理解できるのだが、口頭ではそうはいかない。そこを無意識にスキップしている人が多いのではないか。

コミュニケーションにおいて、話しかけるAさんは「XXX」というテーマについてBさんに相談しようとする。AさんはXXXのことを聞くと決めているので「スケジュールどうなってますか?」と無意識に聞いてしまう。しかし、Bさんは無数のプロジェクトを抱えていた場合、どのことを聞いているのか???となる。これの量が増えている。対話の丁寧さと接続の下手さを感じることが増えてきている。

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