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あたらしいまいにちノート

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まいにちのあんなこと、こんなこと。
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#組織

小さな組織のためのブランド戦略

私たちの会社では「ブランディング/リブランディング/新規ブランド立ち上げ」というジャンルの相談を受けることが多い。ブランドの定義は各所でされているので割愛するが、最近ある課題に直面していた。 従来のブランドロジックが当てはまらない文字通りなのだがこの課題に直面していた。従来のブランドロジックは弊社の場合VMV(Vision/Mission/Value)で組み上げる(MVVで組み立てるチームもある)。各ブランドごとに持っている接点をブランドリーゾームと呼び、その接触ステップで

ON/OFFの切り替えスイッチをどう作る

ドタバタと社員3名の面談を終える。3名に共通してON/OFFの切り替えに苦戦していた。経営側にいるとどうしてもその辺りはバグってくる。残業代もない。頑張った分だけキックバックがあるわかりやすい世界だ。でも自分と同じように社員を扱ってはいけない。各々の暮らしがあり、固有のストレスもある。 どうにか仕事の電源をキルスイッチができないかを最近ずっと考えている。機械の電源を切るように意識が切り替わればどんだけ楽になるだろうか。うちは残業をしない会社なので遅くても19時には仕事を終え

余力の可視化で組織の負荷分散

プロジェクト数や案件規模の拡大でTodoistからAsanaにスイッチした。 プロジェクトベースではTodoistは一部残っているが主にクライアントのタスク管理用としており、Nue内部は全てAsana管理に完全移管した。 なぜAsanaかというと、これまで松倉担当案件に社員がサポートでつく体制から完全に社員ごとの案件が増えてきたことが主な理由だ。 数・規模ともに拡張されており僕含め、社員全員の「作業負荷」を把握することがTodoistでは難しくAsanaのビジネスアカウント

この店で一番いい防具をください

朝一でZOOMにつなぎ税理士さんチームと保険屋さんとで法人保険の話を一時間ほど決め込む。ごめん!わかんない!って言えるようになったのは、いつからだろう。自分で会社をやり始めると手続きやら税金やらいろいろ今まで見なくてよかった物事が仕事の半分を占め始める。そこをじっくり腰を据えて読み込むようになったのは大人になったなと思う。 今の会社をやるまでは僕はとてもわがままだったのだと思う。こういう面倒なことは任せて作ることだけをしてきた。でも、そういうことも会社を作ることと変わらない

【大切なお知らせ】新しい会社がスタートします。

新しい会社がスタートします。 僕を知ってくれてる方は急に何を言ってるのかと思われますが、Nue incともう一社誕生することになります。そこの代表も松倉が預かることになります。おいおい、気づいたら二社だよ。想像はすごいな現実になって立ち上がる。 Nue incは妖怪の「鵺(ぬえ)」です。次の会社も妖怪の「空狐(くうこ)」です。社名で遊ぶな!と突っ込まれそうですが、名前なんてどうだっていいんです。名前は器。そこに意味と信用が集まるので、もう自分の名前が「スバル」な時点で色々名

クリエイターのためのもっと混沌としたコミュニティを作りたい

よっこいしょとばかりにNueさんの新しい試みを始めます。 頭の中だけでこっそり仕込んでいたCONCONのぬえ事務所のあり方。 https://www.concon.kyoto/ 僕らは長屋2軒を借りており、そこにはフリーランスが、8名利用しています。半年ほど運用する中で、これもっとコスト下げれるんじゃないかと次の姿を考えていたのですが、コロナに突入。タイミング逸してしまいましたが、緊急事態宣言も解除されたので動き出します。 簡単にいうとサロン×フリーデスク。 なんだけど

自分らしい経営スケッチ

前職時代は三人のチームで孤軍奮闘スタイルで会社をやっていた。それはそれで面白かったけど、しっかり僕も歳を取り、自分だけしかいない会社を立ち上げ「アイデアだけで食っていく!」みたいな状態から、「みんなアイデアがある会社」に向かう途中が今である。 かねがね、一般的な会社のあり方がどうにも今の時代もう破綻しているんじゃないか?と思いながら今の会社を作っているので、じゃあ次の時代の会社ってなんだ?ってのをずっと考えている。答えはまだないけど、永遠にないのだろうと最近は思っている。