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ON/OFFの切り替えスイッチをどう作る

ドタバタと社員3名の面談を終える。3名に共通してON/OFFの切り替えに苦戦していた。経営側にいるとどうしてもその辺りはバグってくる。残業代もない。頑張った分だけキックバックがあるわかりやすい世界だ。でも自分と同じように社員を扱ってはいけない。各々の暮らしがあり、固有のストレスもある。

どうにか仕事の電源をキルスイッチができないかを最近ずっと考えている。機械の電源を切るように意識が切り替わればどんだけ楽になるだろうか。うちは残業をしない会社なので遅くても19時には仕事を終える。それだけでスイッチが切り替わるかという切り替わらない。仕事の不安や小さな課題は色々とあり、家の布団の中でもふと思い出したりするものだ。

新人は1LDKとかかな。さほど広い部屋には住めない。自粛期間で在宅勤務をする中で仕事と暮らしの垣根が曖昧になりストレスに気づいた人もいるかもしれない。暮らしの片隅に仕事の断片でも見えてしまうとパチンと意識は仕事モードに切り替わってしまう。職と住は物理的に距離を置くべきだなとつくづく思う。

僕は割とシンプルにできているので創業1年目は自宅のデスクで対応していた。今回のコロナ同様の環境で暮らしと仕事が同じ空間に同居した。休みたいのに仕事が見えるし、仕事してるのに布団が見える。大していいことはないなと思った。ただ無駄な固定費をかけたくないので畳二枚分の小さい仕事エリアでその空間に入ったら仕事するという暗示みたいなルールで仕事をしていた。

DIYで様々なスイッチを用意した。ゲームを始めたら仕事のことは考えないとか。晩飯の匂いがしたら仕事終わりとか。なんとなくオンとオフは切り替えるようになったが、ある意味図太い精神がない限り、スマホを見れば何かしらの通知があるわけだ。果たしてみんなどのようなスイッチを持っているのか気になった。

人それぞれ異なるのだろう。だからこそ汎用性あるスイッチなどなく、その人独自が自分を分析して生み出すしかない。それをチーム的に何か作れないかと考えている。会社のスマホは19時で自動的に消灯するとか。物理的にシャットアウトする方法を取り、それがうちのスタイルなんでサーセンと処理したい。

この意識の切り替えはインプットが不足しているので色々勉強しようと思う。ボスの自分ですら難しいのに社員はもっとしんどいだろうなと思う。責任を負うことは信頼されている証ではあるが、それで暮らしを重たくするのはちょっと違う。何かいい方法はないかを模索している。

みんなどうしてるのか教えて欲しい。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。