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あたらしいまいにちノート

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まいにちのあんなこと、こんなこと。
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2019年2月の記事一覧

常に謙虚たれ。

知的労働も、肉体労働もある。なんだろう、この会社。って自分で重たい荷物を運びながら考えていた。間も無くスタートするAFKことArtists' Fair Kyotoのインストールサポートをしていた。 うちの会社ではクリエイティブ全般を担当している。ものすごい数のプロフェッショナルが関わり出来上がってる高濃度なアート空間だ。たった数日の催しにも関わらず凄い数の来場と、実売が実現している。目の前で、コレクターやそうでない初めてアートを買う人がバンバン作品を買っていく。 こういう

新しい「営業方法」を考える。

営業が苦手だ。自分らを売り込むのが下手というか、うちの仕事はほぼ飲み屋で決まってきてる。飲み屋で出会うというか、あの会社紹介したいな!とかそういうの。あとは問い合わせ。 営業の仕方がわからないうちも仲間が増えて、必要なお金も増えてくる。 しかし、リサーチし、アイデアを生み出し、ディレクションする、が弊社のメイン業務でここのみに特化している。働き出して営業経験がない。そして、営業する時間がない。というか本当のこというと、営業する時間があればクオリティをあげたい。それがうちの役

謎のアイデア集団のテーマ募集

あぁ…うれしい。関西圏だけでも50名の方が共鳴してメールいただいた。 体力および臓器が疲弊してる体に滋養のように喜びが染み渡っております。 いつも僕が実施するワークショップは大阪府からの依頼の時は「犯罪発生率を激減させる方法」というような、依頼主にゆかりある課題設定でアイデア制作に取り組んでもらいます。他にも「新しい道の駅」だったり「あたらいい怖い話」、「行きたくなる図書館」、「全く新しいホテル」などなど。 今回、そのお題となるものを募集してみてはどうかと考えている。 ワ

謎のアイデア集団を作りたい

新しい試みを思いついた。僕はこれまでたくさんの地域で「アイデア講座」を開いてきた。アイデアは簡単に生み出すことができる。それを伝えるために子供から老人まで、企業から行政や大学などの相談でワークショップを開催してきた。 WS後の生活で参加者はアイデアを生み出してるのか?そのような活動を10年し続けて、ふと今まで受講した人たちは各々の暮らしや仕事でアイデアを生み出し続けているのか?と疑問に思った。おそらくアイデアを求められる機会はそうそうないのではないか。 うちのような会社に

いのちをだいじに

久しぶりです。毎日ノートが不定期になるとお伝えしてから不定期どころか完全停止していました。3月には再始動の見込みです。しばし。 大丈夫?という心配いただく声が多く、言えることは「超大丈夫」の一言でございます。ご心配おかけしました。僕には何もなく家族が体調を崩し、家事の方でドタバタしていたのと、同時に仕事の方でも色々ラッシュが重なったという背景です。今、家族は無事に体調も戻り、息つく間も無く仕事の方が佳境という状況。 僕は仕事より家族が何より大切なので、ちょっと狼狽するくら

「それ、わかる!」に気付ける才能

素晴らしい仕事だなと思うものの多くに「それわかる!(共感)」がしっかりあるなと思った。 これだけコミュニティが分かれた時代にかつての大きな話題のようなものの(今でいうバズ)が起きるのでわかりやすいのは「可愛い!」という共感かもしれない。犬猫あたりであれば大抵の人類は可愛いと思うわけでタイムラインは犬猫王国と化す。 そんな中でも最近、うわーわかりみ凄いわ!というのがいくつか続いた。 例えばこれ。 もうそのまま。見たまんまの機能なんですが、仕事してる人ならわかるよね。僕に

はじまりのコミュニケーション

体重計に乗ってギョッとする。みるみる体重が増えているのだ。 流石にこれは危ない。ランニングでもしようと思いNike Running Clubだったかアプリを立ち上げる。ログインするとなんと10年前のログイン履歴が…すごいなぁアプリで10年続いてる。 マイコーチのような機能が新設され、コーチの最初のミッションは「10分走ろう」だった。これをみて「あ。すごいなこれ。」と思った。なんというか入口のコミュニケーションがとてもいい。 ○○km走りましょうとか言われるのかなと思ってい

真摯なBボーイ

東京へ弾丸出張に行った際に東京砂漠なはずなのに 素敵な紳士に出会った話をしよう。 地方都市から東京へ出ると「人多いなー」の一言がまず出るんだけど、相変わらずの人混みで混み合う山手線。品川から目黒へちょろっと出るだけなんだけど、もうパンパンなのだ。 なぜか凄いラッキーで僕の前の席があいた。隣にはゴリゴリのBボーイ。 指にはごつい指輪とタトゥーがチラ見えしている。イカツイなーと思いながら隣に座る。品川を出た電車は五反田で人をたくさん吐き出し、また人を吸い込む。 ブブっと携帯

人生は予期せぬことの集合体

人生は予期せぬ出来事に対応できるようにできてはいない。 一つの都市のような巨大な病院がまるで空港のようで見上げてしまう。 この風景にいる人たちのほとんどの人が何か体に予期せぬことがおきているのだ。人間の健康というのは物凄い絶妙なバランスで正常を保っている。 おでこの傷を摩りながら、ハイテクな人間の体と浜松の夜に泥酔して目覚めるとオデコを怪我していた己のポンコツさを不思議に思ってしまう。こんなよくできてるのにすぐバグる。いや、俺が悪いんだけどね。ちなみにこの傷で病院来たわけで

みんな、しっかりそこで生きてる

のそのそと起き上がり、子供達のいってきますを見送る。 入れ違いで子供達の準備をした妻は猫と一緒に布団に戻る。大きな猫みたいな妻。リビングの窓から子供達が楽しげに登校する後ろ姿を眺めて、「息子の寝癖すげぇなぁ」と一人事を呟く。 足元で黒猫ベルカが朝の挨拶でスリスリしてくる。 鳴き声で「お腹すいた!」は、なんとなくわかる。 はい、おはよう。と頭を撫でると眼を細める。 朝の静かなリビングで出張の準備をする。 移動中にアイデアを考えて欲しいと依頼が飛び込む。 出張帰りでビデオ会議

考え事は風船

「思考と行動を整理する日」、それが今日。不定期なのが問題だけど、ワタワタしてると月1回しか用意できない。何かと落ち着かなかったり、寝る前に不安になることがあるときは、整理する日が少ないってことだと思っている。ちょっと最近、バタバタしすぎた。今日は整理。 「考え事=風船」とイメージしている。 これを払拭するには考え尽くして、パン!と割れるまで考えつくすこと。 基本、考え事風船は頭にくくりつけられていて、日々は淡々とすぎていくので目の前のやるべきことをやっている間も、ふわふわと

料理の不思議

最近、あまり飲みに出れないのでザワつかれている。最近、松倉こねーぞと。 まぁ、そういう時もある。今、主夫モードで慣れない家事をしつつも仕事をしている。今日はビーフシチューなんかを作っている。結構時間かかるんだね。 結構、大変ではあるが、それなりに楽しんでいる。慣れない家事も楽しい。ビーフを赤ワインで煮込むと肉が柔らかくなるってのがイマイチ理解できない。その差分を確かめてないからだと気付く。では、この赤ワインを飲み干してやろうかとも思うが、それも違う。だまって煮込んでみる。

会話の視点を合わせる努力

最近、強烈に意識してるのが「会話の視点を合わせる努力」です。 プレゼンしてたり、MTGしてるときに「あれ?この人あんましゃべんなくなったな?」という場面が時々あった。こちらが戦略を考えれば考えるほど、こういう人たちが増えていった。これは俺が悪いかもしれない。 で思い出した。過去に税理士さんに当たり前のように財務話しを色々話してきた時があり、「あ、今いってたこと何いってるか1mmもわかってないです…」と伝えたことがある。なんでこの人は「僕が財務の知識があると思っているのだろう