知らないうちに嫌われてる?人間関係をぶち壊す罠-200524-

あなたのその何気ない言動。

返って自分の評価を下げる要因になっているかもしれません。

友人や恋人、会社の人や家族など、
日常的にさまざまな人とコミュニケーションを取ります。

ですが、人間という生き物は残念ながら、
自分を客観視することが苦手な生き物です。

あなたが無意識に放ったその言動の中で
気付かないないうちにミスを犯しています。

友達が作りづらい状況に陥ったり、
場合によっては友達が離れてしまったり。

皆さんもそんな経験ありませんか??

ではここで考えてみてください。
意味もなく他人に嫌われることはないですよね。

要するに人間関係をぶち壊してしまう
『罠』があるということです。

これにハマってしまうことで、
気付かないうちに相手に嫌われているかもしれない。

この事実を知っておきましょう。

今回の記事を読むべき人

・友達ができない、増えない
・友達が離れていく
・今ある人間関係を壊したくない
・なぜか他人に嫌われる、印象が悪くなる
・コミュニケーション能力をつけたい

今回はこのような方にオススメの記事になりますので、
最後までチェックしてください!

今回ですが、本日が前編で明日が後編。

二部作でお届けいたします。

人に好かれる数だけ嫌われる

まず前提として、
皆に良い顔をして誰にも嫌われないように
生きていくのは無理ですという話です。

母数を10人としたとき、

・2人は好きになってくれる人
・2人はあなたを嫌ってくる人
・残りの6人はどうとも思っていない人

イエス・キリストもこのように言っています。

良好な人間関係を作りたいとき、
広く浅く皆に好かれても意味がなく、

誰しもが『自分が大事に思える人』と
付き合っていくことが重要
だと考えていると思います。

『誰かに好かれると誰かに嫌われること』

嫌われることは決して悪いことではなく、
その数だけあなたを好きになってくれている人がいます。

このような認識を持っておきましょう。

ですがあなたの何気ない言動により、
好きになってもらうどころか、
むしろ嫌われる原因を作っている可能性があります。

ですので、これから付き合っていきたい人や
関わりを持っておきたい人との会話の中で
この後にお話しする『罠』を取り除くことが重要です。

人間関係をより良い方向に導くことができますので、
是非、最後までご覧ください。

他人への印象が悪い人の特徴

昔はセルフコントロール能力が低いことが
嫌われる原因と考えられていました。

『自分の感情や喋っていることをコントロールできない人』

これが原因だと思われていましたが、
実は違いました。

他人に嫌がらせをしている人が嫌われるのではなく、

良い印象を与えよう思い、
頑張って行動していることが
相手には嫌みや皮肉に思われているのです。

「もっと良く見せよう、大きく見せよう」

自分に自信がないからこう思いますよね。

でも実はこれが裏目に出てしまい、
逆に嫌われてしまうという現象が頻発しています。

わかりやすい例を出すと、

実際にモテる人は
自分がモテるとは言わないですよね。

ですがモテたいと思って

「俺、モテモテでヤリまくりなんだよね」

このような発言をする人は
大体、非モテですし、
もしかしたら童貞です。

この言葉を言い換えすると、

「俺、結構遊んでてチャラいんだよね」

このように変換されますから、
そんな人に近づきたいと絶対思わないですよね。

自分を大きく見せようとするほど、
自分の評価を下げる行為になります
ので、
このような発言しないようにしましょう。

褒めるより感謝する

日常生活やマネジメントにおいても、
こんな発言をしたこと、あるいは言われたことはありませんか?

・若いのにしっかりしてるね!
・新入社員なのにすごいね!
・派遣なのに仕事できるね!

結論、この褒め言葉は逆効果です。

またこれを『バックハンドコンプリメント』といいます。

褒めることによって
相手の存在を認めているように見えますが、
潜在的に自分をよく見せようと思っています。

『他人を褒めている自分を評価してもらう』
という目的になってしまい、
要は自分ファーストの行動になってしまっているのです。

このように必ずしも良い結果にはならないので、
『褒める』ではなく、
『感謝』に変換する方がいいといわれています。

「すごいね!仕事できるね!」

これだと「馬鹿にしてるの?」と思いますよね。
私はそう思います。

「いやー、ほんと困ってたんだよ、助けてくれてありがとう!」

このように『感謝』に変換すると、
上から目線にならず、むしろ人の心を動かし、
相手の心を掴むきっかけにもなります
ので、
会話の中に取り入れてみましょう。

『褒めるではなく、感謝しましょう』

謙遜を装った自慢

ただの自慢ではなく、謙遜を装った自慢です。

それが 『ハンブルブラッキング』です。

例を出すなら、こんな感じです。

『最近寝不足で肌バッキバキなんだよねー』と言っているのに、肌がめちゃくちゃキレイ。

『最近食べ過ぎですごい太ってきたー』
と言っているのに、すごい痩せ型な女子。

『テスト勉強集中できなくて、全然できなかったー』
と言っているのに、学年上位の成績をとる。

身に覚えや聞き覚えがあるのではないでしょうか?

これらはただの嫌味にしか聞こえないです。

『ハンブルブラッキング』を使うくらいなら、
ストレートに自慢した方が良いです。

さらにその自慢にユーモアな要素
入ってくると、なお良いでしょう。

言ってることとやってることが違う

要するに『偽善』のことです。
心理学では『ヒポクラシー』といいます。

つまり言っていることやっていることが違うこと。

このような人や会社によくいらっしゃいますよね?

ちなみに私の前職の会社がまさにそうでした。

「うちの会社は社員の満足度を上げるために、
風通しを良く、従業員に寄り添う会社です!」

と言っているのにも関わらず、
ゴリゴリのブラック企業だったり、
給料日に給与が振り込まれなかったり。

よく聞く話ですよね。

これを『ピポクラシー』といいます。

「え、それお前が言うな」

って思う瞬間、まさにコレです。

できないことはできないと認め、
だからこそ一緒に頑張っていこう!

このように考え、相手に発信していくことが大切です。

他人を下げて自分を上げる

他人との比較を使って自慢することで、
これはもう最悪ですね。

ちなみにこれを『ハブリス』といいます。

周りにも絶対いますよね。

他人を蹴落として、自分の評価を
あげようとするヤバい奴がいるんです。

むしろ自分も無意識的に
このような言動をしている可能性が
あります
ので、十分注意しましょう。

逆に他人を上げるために
自分を落とすことは有効的
です。

「僕はあなたみたいな考えは思いつかなかったです、流石ですね!」

「あなたみたいなストイックな生き方は僕には到底真似できません、本当に凄い!」

このようにアレンジすると、
非常に聞こえが良くなりますので、
明日から使っていきましょう。

まとめ

・褒め殺し(バックハンドコンプリメント)
・謙遜を装った自慢(ハンブルブラッキング)
・偽善(ピポクラシー)
・他人を下げて自分を上げる(ハブリス)

これらの誰しもがやりがちな言動4つご紹介しました。

ちなみにこれは
2017年にオランダのユトレヒト大学が
『他人への印象が悪い人の言動』
を調べた研究結果で示唆されている内容です。

そして、この4つには共通点がありますよね。

『自分を良くしようと思っている言動』にも関わらず、

実は自分の価値を下げ、
首を絞めているという現実に気付いた上で
意識的に自分の言動をコントロールしていきましょう。

次回の要点

『無意識にやってしまっている嫌われる言動』

今回はこれについてお伝えしました。

次回は後編ですが、

今回以上にやばい、
『大切な人を失くす可能性まである言動』について、
お伝えしていきます。

内容をピックアップすると、

・皆がやっている最も人間関係を壊す行為
・男がやりがちな恋人や家族関係を崩壊させる行動
・嫌味にならない成功(自慢)の伝え方
・ネームドロッピングでマウントを取るやばい奴

これらについて、
お話ししていきたいと思いますので、

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