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【英語】delta

今日ご紹介する英語表現は、"delta" という単語。発音は「デルタ」

数学や化学の分野で、変化や差分を表すときに使用されるので、理系の出身の方には、馴染みのある方も多いかもしれない。この意味の由来はギリシャ文字の "delta"(デルタ)で、「Δ」 と表記する。 ローマ字の「D」 に相当する文字だ。

ビジネス英語でも、この "delta" という単語はよく用いられる。その場合も、やはり「変化」「差分」という意味で使われる。売上の目標と実績の差、対前期比、コストの変動など、データを用いて数値の変遷を示す場面が多い。

例文を見てみよう。

We need to analyze the sales delta between this quarter and the previous one to understand the impact of our marketing campaign.
(マーケティングキャンペーンの影響を把握するために、今四半期と前四半期の売上の差分を分析する必要があります。)

I've noticed that our website traffic has increased recently. Do we have any data on the delta compared to last month?
(最近ウェブサイトのトラフィックが増えていることに気づきました。先月と比べた差分のデータはありますか?)

2つ目の例文のようなシチュエーションで、「デルタのデータはありますか?」と聞かれて、何をすればよいのか分からないのは、やや恥ずかしい。特に、マーケティングやファイナンスなど、データや数値を扱う仕事をしている人は、「デルタ=差分」という意味を覚えておくと良いだろう。

ご参考になれば幸いです!

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