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【英語】kudos to…

今日ご紹介する英語フレーズは、"kudos to…" (読みは「クドース・トゥ」)。主に会話で使われるフレーズだ。

このフレーズのうち、"kudos" の意味は、「〔功績などに対する〕称賛、賛辞」だ。この単語の語源は、「栄光・名声」を意味するギリシャ語だという。

この "kudos" という単語の後に、方向を表す前置詞 "to" を付し、その後に、人の名前やグループの名前を用いるのが、今日ご紹介したい用法だ。

これを直訳すると、

「~(人やグループ)に称賛を!」

という意味になる。

このフレーズは、何か素晴らしい功績を上げた人やグループに対し、みんなで称賛したり、ねぎらいの言葉を贈る場面でよく使われる。

外資系企業では、プロジェクトが成功したり、新規の顧客を開拓したりと、大きな成果を上げた人やチームに対して、大いに評価し、その業績に処遇などで報いるカルチャーがある。成果主義だ。

(もちろん、その半面、成績の悪い人やチームに対しては、評価も下がり、報酬などの処遇も容赦なく下げられるのだが。)

そういう素晴らしい功績について社内で発表したり、お披露目をしたりする際、功績を上げた人やチームを称えて、みんなで祝福するという目的で、このフレーズをよく使うのだ。

例文を見てみよう。

I am pleased to announce that Sazawe's team has achieved remarkable results with more than doubled sales figures.  Kudos to Sazawe and her team members!
(サザヱのチームは売上倍増という素晴らしい成果を上げたことを発表します。サザヱと彼女のチームメンバーに称賛を!)  

こういうセリフの後には、通常、その場にいる人々から、割れんばかりの拍手と、"Congratulations!" (おめでとう!)とか、"Amazing!" (すごいね!)などというお祝いの言葉が投げかけられるだろう。

このフレーズを聞くたびに、会社での物事がうまくいっていることが感じ取れ、従業員のモチベーションアップにもつながる。そんな素敵なフレーズだ。

ご参考になれば幸いです!

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