【英語】redline
今日ご紹介するビジネス英語は、"redline" (読みは「レッドライン」)。
分解すると、"red"(「赤い」)と "line" (「線」)に分けられる。この成り立ちから分かるように、"redline" は、直訳すると「赤い線」「赤線」という意味だ。
ビジネスにおいて、文書の原稿に後から手を加えて、その修正履歴を残すことがある。自分で何度も原稿を見直してブラッシュアップする場合や、誰かが書いた原稿に他人が手を入れる場合だ。Word、Excel、Powerpointといったソフトを使って、「変更履歴の記録」や「取り消し線」「コメント」などの機能を使って、修正履歴を残すことは、多くのビジネスパーソンが経験しているだろう。
そのような修正記録を "redline" と呼び、修正記録の残された文書自体を "redline version" (「レッドライン バーション」)や "redline copy"(「レッドライン コピー」)と呼ぶのだ。
昔は、紙に書いた原稿に、赤鉛筆や、赤いボールペンなどで修正を加えていた。日本語でも「赤を入れる」「赤入れ」という言葉があるが、まさに同じ意味だ。
例文を見てみよう。
なお、"redline version" / "redline copy" に対して、修正記録を反映させた確定版のことは、"clean version" (「クリーン バージョン」)/ "clean copy" (「クリーンコピー」)と呼ぶ。日本人同士の日本語の文脈においても、カタカナを用いて「クリーン版」「クリーンバージョン」「クリーンコピー」と言ったりする。
例を見てみよう。
外国人ビジネスパーソンと契約書、発注書、請求書などの文書を、修正しながらやり取りする場合に便利なフレーズだ。
ご参考になれば幸いです!
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