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【英語】living document

今日ご紹介するビジネス英語は、"living document" というフレーズ。読みは、「リビング・ドキュメント」

そのまま直訳すると「生きている(living) 文書(document)」となる。

このフレーズは、外資系企業においては、現時点での最新版として有効ではあるが、いつでも随時、修正、編集、改定されることが予定されている文書を指すときに、よく使われる。

このフレーズにぴったりくる和訳は、正直言って、思いつかない。外資系企業に勤める日本人の同僚たちは、日本語を話しているときでも、このフレーズを、カタカナでそのまま「リビング・ドキュメント」と呼んでいる。

(もし、良い和訳をご存知の方がいらっしゃれば、教えてください。)

例文を見てみよう。

"Our company's employee handbook is a living document that we update regularly to reflect new policies and regulations.  Therefore, please always refer to the most current version."
(当社の従業員ハンドブックは、新しいポリシーと規制を反映させるために定期的に更新されるリビング・ドキュメントです。従って、常に最新版を参照してください。)

As this project plan is a living document, we encourage you to bring forth any suggestions for improvement at any time. "
(このプロジェクト計画書はリビング・ドキュメントですので、改善点があればいつでも積極的に提案してください。)

これらの例のように、この "living document" というフレーズが用いられるのは、変更可能性があるというその性質上、常に最新のバージョンをチェックしてほしいという注意を促す場面や、修正すべき点や改善点に気づいたら反映するための行動を起こしてほしいと依頼する場面が多いと感じている。

ご参考になれば幸いです!

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