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【グルメ】「篠田屋」の「皿盛」(京都市東山区)

京都市内にある「篠田屋」さんという食堂に、いつか行ってみたいと思っていた。京都が地元の人から、「皿盛」という、ユニークな食べ物があると聞いたことがあったのだ。

約1年前の、京都らしいキリッとした寒さの冬の日に、出張のついでがあったのを奇貨として、いそいそと出かけてみた。

いやあ、なかなかの、レトロな外観ですこと!

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下の写真にあるメニューが、店の外に掲示されていた。なかなかユニークなので、そのまま引用しよう。

「ご飯の上にカツをのせてカレーうどんのルーをかけたもの。ちょっと和風な感じがいい! ボリュームたっぷり! ガッツリ食べたい方におすすめ! そのまま食べても ソースをかけても 七味をかけてもOK」

なんとも、すごいインパクトだ。

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店内に入ってみた。ザ・昭和、な雰囲気! そして、「皿盛」の表示が、ひときわデカい!

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店内はおじさんばっかり。女性は私ひとり。おずおずと、皿盛を頼む。

お店の奥で、「皿盛、1つ。女のひと!」と、オーダーを厨房に通しているのが聞こえた。「テーブル何番さん」という方法ではなく、女の客であることで、配膳先が特定されるということか。女性のお客さんはそれほど珍しいのだろうか…。

少し待つと、お待ちかねの皿盛がやってきた。

確かに、カレーうどんっぽくもあり、カレーライスっぽくもあり、はっきりしない。斬新な組み合わせだ。

私はタバコを吸わないが、水色の灰皿がとても昭和レトロな雰囲気だったので、一緒にパチリ。

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食べてみると、確かに、「ちょっと和風な感じ」だ。お味も、見かけよりも(失礼!)美味しく、なかなかイケる。とろみのある、あんかけ状になっているので、体がものすごく温まる。こういう冬の寒い日にはぴたりの食べ物だ。しっかりとカロリーが補給できた。

ご馳走様でした!


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