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【温泉】Sky Lagoon(スカイラグーン)(アイスランド)
今日ご紹介する温泉は、アイスランドの温泉施設である、Sky Lagoon(スカイラグーン)。
まずは、こちらの場所をお示ししよう。
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こちらの施設、スカイラグーンは、昨日ご紹介した「Blue Lagoon (ブルーラグーン)」とよく似ている。
名前も似ているし、地熱を利用した巨大な露天風呂のある温泉施設という点で共通している。しかし、以下のような点でブルーラグーンと異なっている。
まず、首都レイキャビクの市街地から近いこと。ブルーラグーンは、レイキャビク市街地から車で50分ほどの位置だが、こちらのスカイラグーンは、レイキャビク市街地から車で10分ほどの場所にあり、観光客にとってアクセスが良い。
(※2023年12月下旬現在、レイキャネス半島で火山が噴火した際、ブルーラグーンは噴火地点に近いため臨時休業となったが、スカイラグーンは噴火地点から十分離れているといして、通常営業を継続している。)
また、ブルーラグーンが1990年代の開業であるのに対し、こちらのスカイラグーンは2021年にオープンしたばかりだ。建物はピカピカ。そして、露天風呂だけではなく、「The Ritual」(「儀式」)と呼ばれる、サウナやスクラブ、スチームバスなどの追加要素もあり、エンターテインメント性もある。
なお、お湯の色は透明だ。公式サイトには、地中で熱せられた地下水であり、ミネラルを含むという記載はあったが、その名のとおり青い色のお湯で有名なブルーラグーンとは異なり、シリカや藻類を含んでいないものと推測される。
こちらを訪問するにあたっては、GetYourGuideというサイトから、現地バスツアーに申し込んで参加した。
要塞のような、スパイの秘密基地のような建築物。
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こちらが、エントランス。
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いくつかのコースメニューがある。私は「Pure」と呼ばれるコースにした。「The Ritual」と呼ばれる、サウナなどが体験できるコースだ。
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更衣室にて水着に着替え、ラグーンへと向かう。
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そして、いよいよ、ラグーンへと進む。岩の感じが、ディズニーランドのアトラクションに似ているかなという印象を持った。
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奥へと進むと、真っ赤な夕陽が! ちょうど、太陽が地平線に沈もうとしている時間帯だった。
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インフィニティ―プールのようで、海と一体化しているようだ。たくさんのお客さんが海際に一列に並んで、夕陽が沈むのを眺めている。
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美しい・・・。
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それに、広い・・・!
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こちらにも、ブルーラグーン同様、ラグーン内にドリンクバーがあり、飲み物を楽しむことができる。
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お湯の色は透明だ。
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じっくりと夕陽を眺めて、十分に体を温めてから「The Ritual」という「儀式」を体験しに行ってみることにする。露天風呂の端のほうにある建屋に赴く。
ところで、公式サイトによると、以下の7つのステップのことを「The Ritual」と呼んでいるようだ。
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和訳すると、①ラグーン(露天風呂)、②水風呂、③サウナ、④冷たいミスト、⑤ボディースクラブ、⑥スチームバス、⑦シャワー、の順だということだ。
こちらの③サウナが素晴らしかった。サウナなのだが密閉されておらず、海に面した開放的な空間だった。ここで、体を温めながら、次第に海面に近づいてゆく夕陽を眺めることができた。お客さんは皆、静かに海を見つめている。
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そして、⑤ボティースクラブ。小皿にこんもりと盛られた塩を、水着の上から、体に刷り込む。なかなか楽しい体験だった。
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⑥スチームバスまでの手順を終えて、建屋を後にし、ラグーンに戻ると、夕陽がまさに沈みつつあるところで、地平線に近い空が、幻想的な色に染まっていた。
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空の色がピンクから紫になり、青く変わり、少しずつ夜が訪れた。施設を出る頃には、すっかり日が暮れていた。
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ブルーラグーンも、スカイラグーンも、素晴らしい施設だった。世界のあらゆる地域からの観光客が、満面の笑顔で、肩を並べて、極上のお湯と雄大な自然を楽しむ様子は、まさに天国だった。
アイスランドにおいては、観光は最大の収入源であり、もっとも重要な産業だ。火山の噴火でこれから厳しい局面を迎えるかもしれないが、これらの施設が後世まで運営、維持され、多くの人たちがこの素晴らしさを体験できるよう願ってやまない。
いいお湯でした。お世話になりました!
こちらの施設の公式サイトは、こちら。
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