【英語】status quo
今日ご紹介するのは、ビジネス英会話で良く出てくるフレーズ、"status quo" (読みは、ステイタス・クオ)。
英語っぽくないフレーズだなと思われたあなた、そのとおり。これはラテン語由来のフレーズだ。このフレーズを構成する2つの単語 "status" と "quo" は、いずれもラテン語だ。
そして、このフレーズは、通常、冠詞の "the" を伴って使用する。"the status quo" という形で、「現状」という意味となる。同じ意味のフレーズとしては、"current situation" がある。
この "status quo" というフレーズは、ビジネス上のディスカッションにおいて、ビジネスの今後の方針を定める際によく使われる。とりわけ、現状を維持すべきか、現状を打破すべきか、という文脈で用いられることが多い。
「現状を維持する」というのは、"maintain the status quo" と表現し、「現状を打開する」というのは、"challenge the status quo" と表現することが多い。この "maintain"(維持する) と "challenge" (挑戦する)という動詞を覚えておくと、使い勝手が良く、便利だ。
例文を見てみよう。
現状を維持するか、はたまた現状を打破すべきか、というのは、どんな業種や職種の仕事においても議論されるテーマだろう。同義の "current situation" でも十分意味は通じるが、"status quo" はビジネスで頻繁に使われるフレーズである。是非、使ってみられてはいかがだろうか。
ご参考になれば幸いです!
私の英語系の記事へは、以下のリンク集からどうぞ。
私がKindle出版した、国際会議の英語と採用面接の英語についてのノウハウ本も、よろしければどうぞ。
この記事が参加している募集
サポートをいただきましたら、他のnoterさんへのサポートの原資にしたいと思います。