【英語】at the last minute / last-minute
今日ご紹介するのは、「(締め切りなどの)直前に、間際に、ぎりぎりになって」という意味のフレーズ、"at the last minute"。そして、同じ意味を形容詞的に用いるフレーズ "last-minute"。
これらのフレーズは、「最後の」という意味の "last" という単語と、「分」を表す単語 "minute" の組み合わせから成る。
直訳すると「最後の1分」という意味になるが、そこから「最後のわずかな時間」という意味となり、さらに「土壇場で、締め切りぎりぎりになって」「直前の、間際の」という意味に派生したものと思われる。
いつもどおり、オンライン辞書「英辞郎」の解説を見てみよう。
まずは "at the last minute" の解説。
次は、"last-minute" の解説。
こちらについては、以下のような用例が挙がっている。
次に、日々のビジネス会話での使い方。私は、誰かに、何かを、短い納期で依頼したり、締め切りの直前に依頼するとき、急いで返事を依頼するときに、急な依頼であることを謝る趣旨で、とてもよく使う。
要は、「急な依頼でごめんなさい」と言いたいときである。
メールでも、会話でも、本当に頻繁に見聞きする。それだけウチの会社が、いつもギリギリの商売をししている、いうことかもしれないが…(苦笑)。
以下のような例文を覚えておけば、とても使い勝手がよい。
何かを誰かに急ぎでお願いするときには、礼儀として、これらのフレーズを使ってみよう。恐縮している気持ちを伝えることができれば、依頼されるほうも、気持ちよく依頼を受けることができるだろう。コミュニケーションの潤滑油として使っていただければ幸いだ。
ご参考になれば幸いです!
上の例文で出てくる表現 "ASAP" についての解説は、こちらの記事をどうぞ。
同じく、上の例文で出てくる表現 "EOB" についての解説は、こちらの記事をどうぞ。
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