【グルメ】「カントリーカフェ・ハーブクラブ」のスペアリブ（奈良市水間町）
奈良県に住む、大切な友人を、久しぶりに訪ねた。美味しいランチでも取りながら、ゆっくりお喋りしようということになった。
「素敵なお店を見つけたのよ。」そう言って彼女が連れて行ってくれたのは、奈良市の森の中にあるカフェ、「カントリーカフェ・ハーブクラブ」さん。
住所は奈良市だが、車でえんえんと山の中へドライブ。こんなところにカフェがあるの？と心配になるくらい、アクセスがしづらい場所だ。その分、緑が豊かで、自然がいっぱいで、気持ちがよい。
着いたのは、周りの風景にマッチした、ログハウス風のおしゃれな建物。
このお店の大きな特徴は、障害をお持ちの方をサポートする団体である、社会福祉法人青葉仁会（あおはに会）が運営していることだ。同会のサービスのひとつである就労支援の一環として、知的障害をお持ちの方が、健常者と一緒にスタッフとして働いているお店なのだ。
こちらのホームページに書かれているコンセプトに強く心惹かれた。
社会福祉法人である青葉仁会がなぜカフェレストランを？・・その答えはわたしたちにとってとても自然なものです。施設と社会には一般に、見えない堀があると言われることがあります。ならば、その堀に橋をかけよう、それが私たちの思いであり、その実際の試みとしてこのレストランは生まれました。ここが施設の就労センターであることを私たちはことさら強調しません。そんなふうに自然に障害のある人とない人がつながる場所、それがハーブクラブなのです。
カフェだけではなく、物販コーナーも併設されていた。
野菜や果物の即売コーナー。
美味しいパンも売っていた。（ここのパン、本当に美味しいですよ！）
文庫本提供コーナーもあった。
さらに、写真は撮っていないが、アウトドアブランドのモンベルのショップも併設されていた。モンベルは、社会福祉法人青葉仁会と提携しているようだ。
さあ、カフェに入ろう。
とても開放的な、広々とした空間。窓から見えるたくさんの木々の緑が、癒しを与えてくれる。
そして、従業員さんの挨拶が気持ちいい。前述のとおり、知的障害者の方もスタッフにいらっしゃる。皆さん生き生きしていて、笑顔いっぱいで、とても丁寧な接客をしてくださった。周りのお客さんも、スタッフさんたちとの会話を楽しんでいる。とても素敵な雰囲気だ。
では、お目当てのランチについて。
こちらのお店には、立派な石窯があり、石窯で作る料理がお得意だ。自家製スペアリブや、ピザがおすすめというので、それらを頼んでみることにする。特にスペアリブについては、ホームページに次のような記載が。
石窯ランチの定番！！当店名物のスペアリブは、特製タレに漬け込むこと1週間余り。 ストーブでジューシーに焼き上げます。
これは、試してみないわけにはいくまい。期待が高まる。
そして、お待ちかねの料理がやってきた。
こちらが、自家製スペアリブグリル。
ホロホロと、柔らかくほぐれる。本当にジューシーだ。付け合わせの野菜も、新鮮であることがよくわかる。
そして、定番ピザメニューの、マルゲリータ。
アツアツで、パリッとしつつも、もっちりしている、絶妙な焼き上がり。素晴らしいお味だった。
笑顔いっぱいの素敵な空間で、美味しい料理に舌鼓をうちながら、大好きな友人と、ゆっくりと語らうことができた。これぞ幸せ、と言えるようなひとときだった。
これからも、大切な人と、ゆっくりと豊かな時間を過ごしたいときに訪れたいお店だ。
ごちそうさまでした！
※お店のホームページはこちら。
※食べログのページはこちら。
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