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【英語】duly noted

今日ご紹介するビジネス英語は、"duly noted" というフレーズ。読みは、「デューリー・ノーティッド」

和訳すると、「承知しました」とか「確かに承りました」といった意味になる。

このフレーズを分解してみよう。まず、"duly" という単語は「適切に」や「正当に」という意味だ。そして "noted" は「記録された」や「認識された」という意味だ。したがって、"duly noted" とは直訳すると 「適切に記録された」「適切に認識された」となる。

ビジネスの文脈でこのフレーズが使われる場合には、誰かが連絡してきたことや、提案や指示してきた場合に、それに対して、「あなたの言っていることはしっかりと認識しました」といったニュアンスで、相手からの連絡事項、提案や指示を了解したことを示すために使われる。

例文を見てみよう。

 "I think we should extend the deadline to ensure the quality of our project."
"Your concern is duly noted. Let's discuss the timeline in detail."
(「プロジェクトの品質を保証するために、締め切りを延ばすべきだと思います。」
「あなたのご懸念については確かに承りました。タイムラインについて詳しく議論しましょう。」)

"Please note that the current draft lacks the financial analysis section."
"Thank you for pointing that out. The absence of the financial analysis is duly noted, and we will include it in the next draft."
(「現在のドラフトには財務分析のセクションが欠けていることに注意してください。」
「ご指摘ありがとうございます。財務分析の欠如について承知しました。次のドラフトにはそれを含めるようにします。」)

"Please be informed that the dress code for the reception is business casual."
"Thank you for letting me know. Duly noted."
(「レセプションのドレスコードはビジネスカジュアルなので、ご連絡します。」
「教えてくれてありがとう。承知しました。」)

この "duly noted" というフレーズは、メールなどの書き言葉でも、ビジネス会議などでの発言などにおいてもよく使われる。

いつも大量のメールに追われている私は、社内での事務連絡的なメールを受け取った場合は、"Duly noted.  Thank you." (承知しました。ありがとう。)という4単語だけで、クイックに返信を済ましてしまうことが多い。フォーマルな場面にはふさわしくないが、カジュアルな間柄の同僚たちとのやり取りにおいては、時短になって大変便利だ。

ご参考になれば幸いです!

上記の例文で出てきた「ドレスコード」については、次の記事もどうぞ!

私の英語系の記事へは、以下のリンク集からどうぞ。

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