【グルメ】「温泉パン」の「温泉パン」(栃木県さくら市)
昨日、「かんぽの宿 栃木喜連川温泉」にて、日帰り入浴した記事をアップした。
その際、喜連川温泉名物として、「温泉パン」なるパンがあると知った。パン好きの私はこれを素通りすることができず、お店に立ち寄った。
この「温泉パン」とは、昭和16年に地元で開業し、学校給食用の食パンやコッペパンを販売してきたパン屋さんが、昭和30年頃に食パンの余り生地を使って職人さんたちと作ったのがその原型だという。
温泉のお湯を使用しているわけではないものの、創始者が町会議員として温泉掘削に深く関与したこともあり、喜連川温泉湧出記念として「温泉パン」と命名されたということだ(なお、喜連川町では、1981(昭和56)年に温泉掘削に成功した。)。
店名も、ストレートに「温泉パン」。店舗の看板のロゴが、なんともポップな感じ。
店名にもなっている「温泉パン」は、ころんとした丸い素朴なパン。一つ一つ包装されていて、沢山の種類がある。
また、このお店には、「温泉パン」のほかにも、具だくさんのサンドイッチなど、美味しそうなパンが沢山並んでいた。普通のパン屋さんとしても、魅力的だ。
私がこの日買ったのは、こちらの3種。
「元祖温泉パン」、「天津甘栗温泉パン」、そして、「温泉パンのかれーぱん」。ひとつ170円。
そして、こちらが、断面図。
いずれも、生地が、もっちもち!
「元祖」は、どんな料理にでも合いそうな、シンプルなお味。
甘栗パンは、甘栗のかけらが入っていて、風味が豊か。
カレーパンは、ほどよい辛さ。カレーパンといえば、揚げパンタイプが典型的だが、これはパン生地がもちもちした温泉パンだから、胃もたれしない。アラフィフの私には、ちょうど良い。
小さな温泉街で見つけた、素朴で味のあるパン。こういう出会いがあるから、旅はやめられない。
美味しかった。ごちそうさまでした!
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