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【英語】apples to apples / apples to oranges
今日は、ビジネスの会議などで時々使われるフレーズ "apples to apples" と、"apples to oranges" のご紹介。
何かと何かを比較する場面で用いる。"Compare"(比較する)という動詞や、"comparison" (比較)という名詞とともに使われることが多い。
Compare apples to apples
"Compare apples to apples" とは、直訳すると、「リンゴとリンゴを比較する」という意味。それが転じて、「同じ土俵にあるもの同士を比較する」さらに言えば、「意味のある比較をする」という意味のフレーズになる。
これを名詞的に表現すると、"apples-to-apples comparison" となる。
これの反対が、次の "Compare apples to oranges" である。
Compare apples to oranges
"Compare apples to oranges" を直訳すると、「リンゴとオレンジを比較する」という意味になる。リンゴとオレンジは全く別の果物。リンゴとオレンジを比較しても、意味のある比較にはならない。ということで、「同じ土俵にないものを比較する」「比較しても仕方のないことを比較する」「意味のある比較となっていない」という意味のフレーズになる。
これについても、名詞的に、"apples-to-oranges comparison" とも表現できる。
さらに、"apples and oranges" 「リンゴとオレンジ」という表現で、「違うもの同士の比較」「意味のない比較」という意味を表すこともできる。
例文を見ていただくのが手っ取り早いと思う。これらのフレーズをよく聞くのは、以下のような文脈においてである。
例文
We should improve our profitability. For example, the profitability of Company A is much better than ours.
(もっと利益率を上げなければならない。たとえば、A社の利益率は、うちよりもずっと良い。)
Is this an apples-to-apples comparison? It seems apples and oranges to me. Company A's product portfolio is very different from ours. We should compare apples to apples. Let's compare with a company with similar product portfolio.
(これは、意味のある比較になっていますか? 違うもの同士の比較に思えます。A社の商品構成はわが社と大きく違いますよ。同じ条件のもの同士を比較すべきです。似たような商品構成の会社と比較しましょうよ。)
この例のように、"apples to apples" と"apples to oranges" の2つの表現は、何かと何かを比較しようとしているときに、それらが同じ土俵で比較しているか? つまり、比較する意味があるのか? というツッコミを入れるときに使える。ビジネスミーティングなどではよく出てくるので、覚えておくと便利である。
ご参考になれば幸いです!
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