はじめまして、SAZARE BOOKSです
※ 本記事は2021年に作成した記事を、2024年5月時点で実態に即した内容に編集したものとなっております。あらかじめご了承願います。
はじめまして。SAZARE BOOKSと申します。今回は店主が挨拶がてら、お店について綴ります。最後までお付き合いいただければ幸いです。
丸ノ内線・中野新橋駅から徒歩8分
東京都中野区弥生町に位置する中野新橋。丸ノ内線で新宿から3駅・約6分とアクセスは良好です。住所は中野区ですが、新宿の方が近かったりします。
↑荻窪行き“じゃない方”の方南町行きの線ですのでお間違いなく・・・
駅名はすぐそばを流れる神田川に架かる橋「新橋」に由来し、サラリーマンの聖地で知られる新橋と区別するため、頭に中野をつけたんだとか。
街のシンボルともいえる朱い橋には、かつて花街として賑わっていた頃の街の名残りが感じられます。
特徴1 古本と新刊、両方あります
当店では古本と新刊の両方を取り扱っており、割合的には古本:新刊=7:3ほどです。
キュレーションの意図上、古本と新刊を同じ棚に並べているため(「NEW ARRIVAL」など一部の棚を除く)、慣れていない方には最初わかりづらい陳列かもしれません。
見分けるコツとしては、すべての本の一番最後のページに付箋を貼っており、グリーンが古本、ピンクが新刊となっておりますので、気になる本を見つけた際は、付箋の色をお確かめください。
ちなみに付箋に書かれた値段は税込みとなっております。
特徴2 棚の一部を貸しています
棚の一部を月額制で貸し出ししており、棚を借りた方は「棚主さん」として、自身でセレクトした本を自由に値付けし、“ひと棚書店”を開店することができます。
特徴3 商店街にある本屋です
中野新橋駅から少し離れたとこにある川島商店街は、住宅街に広がる昔ながらの商店街。コンビニやチェーン店がひしめく駅前とうってかわって、下町風情の残るのんびりとした雰囲気が特徴です。
↑動画を見ていただきますと雰囲気が掴みやすいかと思います。
ドラマや映画のロケ地に使われることも多く、知らず知らずのうちに、画面の中で見かけているかもしれません。
そんな川島商店街の中にある本屋として、商店街の朝市や夜店市といった企画に参加したりと、微力ながら街の活性化にも取り組んでいます。
店名に込めた想い
SAZARE BOOKSの「さざれ」を辞書で引くと以下のように出てきます。
新聞、テレビ、インターネット…これだけたくさんの言葉にあふれているのに、本当に必要としている言葉がみつからなかったり、大きな声に流されそうになったり、逆に意を決して発してみたものの埋もれてしまったり。
棚貸しや、「ひとり出版」で発行された書籍や、ZINEやリトルプレスなどの「個人制作物」の販売を通じて、お店としても小さな声を大切にする書店でありたいと思っています。
小さくてもいい。不完全でもいい。何事もまずは小さな一歩から。
どんなお店か気になった方、街に本屋がなくちゃダメじゃないかと思う方はぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
すべての方へ、本とのいい出会いを願って。
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