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ベストタイミングは、ご夫婦それぞれ

夫婦共に、どちらかといえばのんびりしているんだろうなと思う。

(ここぞというときははっきり言うけど)
怒るのは苦手だし、できるだけ長い目で物事を考えたい。


子供に関しても、
結婚当初はのんびりしていた。

「いつかは授かりたいね」という朧気な気持ちは、お互い片隅にちょこんとあったけれど、具体的な強い願望がなかった。


夫婦で音楽仲間の皆さんとバンドをするのも、音楽フェスやライブに行くのも、何より楽しかったし充実していた。
夫婦2人で過ごす時間、皆で音楽をやる時間を何より大切にしたい時期だったと思う。


それが少しずつ変化してきたのは、
いつ頃からだろう。

昨年冬に、同い年の義妹ちゃんが出産してからかもしれない。

急に現実味を帯びてきたような気がして、ふと、"私たちはどうしたいの?"と真剣に考えるようになった。
(なんとも悠長だなあと思うけれど)




「結婚してすぐの頃から
"しっかり子供のことを考えよう"って言えば良かったのかな」と、夫が言っていたことがある。

今になってみると、
"もう少し早い方が(早くに治療を始めた方が)
良かったのかな"という思いも正直ある。


でも、当時その選択をしたのは、
夫だけではなく、私もそう。
あの頃は私たちにとって、
かけがえのない必要な時間だった。

あの時、あの場所で出会えなかったら、
今もご縁が続いてない方々がいるわけだから。


街中や電車内で
ちびっ子ちゃんのあまりにかわいい姿を見かけて、不意に目が合って
やわらかニッコリ笑顔に出会うと、「ギュッと抱き締めたいな」と思うときがある。

心のどこかで、永遠の2才8ヶ月である妹と重ねているのかもしれない。


私が弱気になって泣き言を言ったときに、
夫は「いいんだよ、僕たちは僕たちで。
できることなら変わってあげたいけど、
僕は話を聴くことしかできないよ。
(私の)体が1番大切だからね」
と言ってくれた。


その言葉だけで充分。
来られるときは一緒に通院してくれて、
いつも深く感謝している。


でも、その反面
歯がゆい思いをさせてしまっているね。
ごめんねと思う。
私は、いつも苦労をかけてばかりだ。


採卵も手術も全身麻酔を伴うし、
できれば好き好んで自分の体を傷つけたくはない。やらなくて済むのなら、避けたかったのが正直な気持ち。


でも、今の私には大切なことだから、きちんと受け入れて乗り越えたい。


先程13時過ぎに心電図と診察が終わり、
これで心置きなく月末の手術を受けられます。
よかった。これからも二人三脚で、進んでいこう。

たくさんの記事がある中、 時間を割いて最後まで読んで下さり、 本当にありがとうございます☘️ きっと素敵な方ですね^^ 記事との出会いも一期一会。 ご縁の1つだなあと思います。 自然に続いていくご縁を大切にしたいです。