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夜の散歩

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夜の散歩は楽しい。 「効率化」「合理化」 そんな言葉にうんざりな29歳フリーランスが、自由に考えたことを発信します。 ニート→大学→職歴なしフリーランス メインルートから…
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2023年6月の記事一覧

AIに恋する時代に生身の人間を愛せるのか

Twitterのタイムラインを見ていると、こんなツイートに目が止まった。 ふむふむ、なるほど。 …

陰のカリスマ──ミメーシスと橋○さん

YouTuberが親友ですとか言って「誰かよくわからない人」を連れて来ちゃって、内輪ネタが始まっ…

あいづちとトランシーバー——言語学っぽい話

Twitterを見ていたら、英語と日本語の言語的特徴について、こんなツイートが目に入った。 な…

父の予行演習——29歳の(ほぼ)無職が英検準一級落ちた娘にかける言葉

Twitterを眺めているとタイムラインにこんな投稿が流れてきた。 ※本当はこのツイートではなか…

女子校文学——川上未映子とaikoとコムギ

そこは勝ち負けのない世界だった。 ぼくは、男のくせに川上未映子が大好きだ。 あえて語弊の…

その化け物の名前は、岡田斗司夫

エピローグ——ぼくは岡田斗司夫に嫉妬している ぼくは岡田斗司夫氏が好きだ。 クレヨンしん…

心理学の鎖から自由へ——ぼくは心理学なんかに頼らない

心理学。メンタリズム。神経言語プログラミング。NLP。脳科学。神経科学。認知科学。 これらの領域の学問はたしかに面白い。 ぼくはこれらの学問と出会ったとき、ずっしりとした手応えを感じたのを覚えている。 「心理学を極めれば、俺モテまくりで出世しまくり?」 こんな不純な動機から心理学に手を伸ばしていた。 実際に、言わずとしれた名著『影響力の武器』は、当時のぼくにとってすごくありがたい本で、3周くらいしたと思うし、それが今の仕事にも活きている場面は少なからずある。 そして、

有閑の鴨川——深夜テンションを忘れてしまった人へ

「みちくさメディア」を運営している佐々木です。 今回は、このメディアを運営する目的につい…

現代文の魔力──社会を生きる必須スキル

ぼくは、ある時突然社会に放り出された。 いや、厳密にはさまざまな複雑な要因が絡まって、大…

鬼滅の恋愛学──ナンパ師界隈の有料note買ってる人へ

ナンパ師界隈で、noteを買っている切実なみなさんこんばんは。 あなた方が切実なのはよく分か…

『雨の哲学』人文芸術学士が綴る水滴の旋律——すべての雨女と雨男に花束を

突然だけど、 ぼくはムラ社会から追い出されてしまう宿命にあるようだ。 その証拠にぼくは定職…

コスパ教──ぼくらが知らずに入信してた新興宗教について

コストパフォーマンス。 気づけば、いつの間にかこの言葉はぼくたちのとなりにいつもいる友達…

日本でフォルケホイスコーレをつくる方法を真剣に考えてみた——VUCA時代の生存術

日本でフォルケホイスコーレのつくり方について真剣に考えてみた。 フォルケホイスコーレとは…

「笑いについて」──東ブクロ少年の肩を持つ29歳現代文講師

このタイトルは壮大だ。 さらば青春の光として活躍する東ブクロが高校3年生のころに文集として発表したペラ1の金字塔である。 本論では、東ブクロ少年が書いたお笑い論に触発された29歳が、独自の視点のお笑い論を展開する目的で書かれたものだ。 したがって、東ブクロが放つ過剰な痛々しさと背伸びした文体への挑戦が、この論でもふんだんに盛り込まれることになるだろう。 東ブクロ少年は、お笑いには数種類あるという分類を試みていた。 この少年の慧眼は侮れない。 ①面白くて笑う者②同調し