初めての習い事
子どもの習い事、どうしてますか?
子どもの習い事について、何歳から始めるべきか、何をやらせたら良いかといった疑問や悩みを持つ方も多いと思います。今日は、私が子供の習い事について考えていることを綴ります。
初めての習い事はドラム
長男が4歳を少し過ぎたころ、初めての習い事としてドラムを選びました。保育園の帰り道にちょうど小さな音楽教室があり、そこで習わせてみることにしました。ドラムを選んだ理由は、長男が頭の回転が速く、常に何かを考えているような子だったからです。彼は音楽も好きで、手と足で違う動きをするドラムは彼に合っているのではないかと考えました。夫婦で話し合って決定した結果です。
初めての習い事は、親が子どもの特性を理解したうえで、本人が楽しめて力を伸ばせるものが良いと思います。小学校に上がるまでは、ある程度親が決めてあげると良いですが、小学校に入ったら子どもの興味も広がり、自分でやりたいことが出てくるかもしれません。
理由を持って選ぶ
習い事を選ぶときの理由も重要です。親がどうしてその習い事を選んだのかを子どもに説明できる状態にないと、子どももただなんとなく取り組んでしまい、何も身につかず時間とお金の無駄になってしまいます。子どもが習い事をする意図がわかれば、積極的に取り組むようになるはずです。親がどのような気持ちで通わせているかは、子どもにも伝わるものです。
ちなみに、ドラムは半年ほど通いましたが、私が育休から復帰して時間が合わなくなり、辞めざるを得ませんでした。長男は切り替えが早い子なので納得してくれましたが、楽しかったことを覚えているようで、またやりたいと言っています。小学生になってもその気持ちが残っていたら、また通わせてあげたいと思っています。
次の習い事はカポエイラ
次に選んだ習い事はカポエイラ、ブラジルの格闘技です。キッズクラスに5歳から通えるようになり、小学生までの子どもたちと一緒に練習しています。長男は身体を動かすことが好きですが、運動神経が抜群というわけではありません。カポエイラは格闘技なので、型が決まっている中でも瞬発力が求められます。これが息子に合っていると思いました。夫も昔ブラジル留学中に少しカポエイラをしていたこともあり、その時の経験を息子に話したりして、「かっこよくて強いお兄さんになりたい」という長男の気持ちを引き出しました。
続けるための工夫
カポエイラを始めて7~8か月がたち、やっと少し楽しめるようになってきたようです。最初はよくわからず、ついていけず、少し嫌がっていました。何でもすぐにできてしまう子で、同級生の中ではできるほうでしたが、初めて自分が一番できないという環境に身を置きました。嫌なことでも少しだけ頑張って続けてみたら気づきがあるかもしれないよ、と話したり、「前よりももっとかっこいいお兄さんになれるかも」などの声掛けを工夫し、練習中には前回よりも少しでもできるようになったことを見つけては褒めるようにしました。
ポジティブな声掛けをすることで、息子も成長を楽しむようになり、練習も楽しんで行ってくれるようになりました。また、習い事の帰りにお楽しみを作ることも続けるためのテクニックです。例えば、帰りにお茶して帰ろうね、といったご褒美を用意することもモチベーション維持には重要です。
子どもに合った習い事を見つける
嫌なことを無理やり続けさせる必要はありませんが、続けることで伸びそうなことはしばらく続けさせてみるのが良いと思います。そのためのご褒美やポジティブな声掛けは必要です。一方で、子どもの気持ちや成長を全く考えずに、親がやらせたいからという理由だけで習い事を選ぶのは避けるべきです。それは子どもの気持ちを無視していることになり、ただの押し付けになってしまいます。
親として冷静に振り返りながら、子どものために何が良いのかを考えましょう。具体的にどのように成長できるか、その子の特徴を考慮して選ぶことが大切です。
おわりに
ここまで、我が家の子どもの習い事に対する考え方について綴りました。習い事は、子どもの特性を理解し、本人が楽しめるものを選ぶことが重要です。子どもの成長をサポートするために、親も日々観察し、話し合いながら最適な習い事を見つけていくのが大事ではないでしょうか。
この記事が少しでも参考になったなら嬉しく思います。
sayu
お読みいただきありがとうございます!近い将来、sayuの育児エッセイを出版したいと考えています。サポートしていただけると大変励みになります!!今後ともよろしくお願い致します♡