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何となく始めたピラティスの子育てへの意外なメリット5選

最近流行りの(?)ピラティスですが、私も実はちょうど1年前くらいに始めました。運動がそんなに好きではなかった私ですが、今ではすっかりはまってしまい、週に2回ほどレッスンに行くという生活を続けています。

ピラティスは、体のコア(インナーマッスル)を鍛えながら身体のバランスを整えるエクササイズで、呼吸を意識しながら無理なく動くことで心身ともにリフレッシュすることができ、健康維持をサポートします。始めた理由は本当に「何となく」で、当時同年代の女子たちがやり始めて、どうやら良いらしいという話を聞きつけたという感じです(意外とミーハー・・・)。私はずっと姿勢が悪く、それを改善したいと思っていたのもきっかけの一つです。

そんな「何となく」で始めたピラティスでしたが、今では私の日常に欠かせないものになっています。やっているのとやっていないのとでは、明らかに体の変化を感じるのです。それに、体力面においても日々の子育てが前より明らかにラクになりました。

今日は、そんなピラティスによる体づくりが私の子育てに役立っていることについてつづります。

1.「疲れた~」って言わなくなった

自分でもわかるほど、毎日あれだけ言っていた「疲れた・・・」を言わなくなりました。元々そんなに体力がないほうで、20代の頃は気力だけで乗り切っていたような感じでした。だから、体力が追い付かなくてすぐ疲れてしまう。

子どもが生まれ、そうも言っていられなくなり、前よりも動けるようにはなりましたが、それでもまだ気力でしか乗り切れなかったから、一日の最後にドッと疲れる。そして翌朝までその疲れが残っている。の無限ループでした。

30代に入り、次男が生まれ、ますます動かないと行けなくなり、否が応でも少しずつ体力はついてきましたが、それでも疲れるのは変わりませんでした。ピラティスを始めたのは、次男が1歳を少し過ぎたころ。最初は、ピラティスに通うことで体力がつくだなんて考えても見ませんでしたが、気づいたら「最近あんまり疲れないし、疲れたって言ってないな」と。始めてから3か月くらいたったころだったと思います。

身体の仕組みについてあまり詳しいことは分からないのですが、恐らく筋肉量がアップして(筋肉も本当になかった私です・・・)基礎代謝が上がり、体力がついたのかなと思います(間違っていること言っていたらごめんなさい)。

2.抱っこが前より苦じゃなくなった

0歳の頃はどうにかなっても、1歳、2歳と重くなるにつれて抱っこがどんどん大変になりますよね・・・。次男が1歳過ぎてだんだん抱っこがきつくなってきたころに始めたピラティスでしたが、2歳を過ぎて体重も12キロくらいになった今のほうが、1歳当時よりも軽々と抱っこできている気さえします。

抱っこは腕でするからもちろん腕の筋肉を使うのですが、以前は体の使い方が分かっていなかったから、力技で抱っこしていたのだろうな、と今なら分かります。ピラティスをやることで体の重心がどこにあるかが分かり、バランスもとれるようになります。重い物を持つときには、腕に気持ちが行きがちですが、お腹の奥のコアの筋肉を使って重心を取ることで、そこまで腕に負荷をかけることなく持ち上げられるようになります。

身体の使い方が上手になったというのは、確実にピラティスの成果だと思います。

3.ママチャリ移動がラクになった

これは毎日のことなので、本当に効果を感じています。保育園への送り迎えは毎日自転車を5分ほど漕いでいくのですが、前後に子どもを乗せているとバランスもとりづらいし重いしで、往復する頃にはもうヘロヘロで、息も上がってしまうことが多かったです。

でも、ピラティスで体の重心の取り方が分かるようになり、体力もついたことで、往復しても息も上がらなくなりました。あとはたとえば強い風が吹いたり子供が急な動きをしたりして自転車が傾きそうになったときでも、咄嗟にうまくバランスが取れるようになりました。

長男には、「ママ、さいきん『ぴらぴす』で筋肉鍛えてるから前よりチャリ速くこげるようになったね!」とまで言われました。恐るべし、「ぴらぴす」効果。

4.朝起きるのがラクになった

これは始めて最初に感じた効果ですが、朝の目覚めが良くなったように感じます。このことをピラティスのトレーナーに話したところ、運動することで血流が良くなって眠りが深くなったのかも、とのこと。ピラティスを始めてから朝スッキリ起きられるようになったという人は結構多いそうです。

子育ては、朝いちばんから始まります。眠いし、まだゴロゴロしていたいけどそうは居られないのが朝の支度です。そんな忙しい時間帯を、眠いな~と思いながら過ごすのか、スッキリしたから気分よく支度できると思いながら過ごすのとでは、気持ちの面でも全く違います。

朝から気分が良いので、子どもたちに対しても以前よりも朝から穏やかに接することができるようになったように感じます。

5.持久力が上がった

朝起きて、保育園行って、仕事して、迎えに行って、ご飯作って、家事して・・・と、一日中息つく暇もない毎日ですよね。夕方に保育園から帰ってきて、ちょっと一服・・・と思っているうちにあっという間に30~40分も経っている・・・ということは以前はよくありました。しっかり休んでしまうと次のタスクに進むのが億劫になってしまうことは分かっているけど、ずっと動き続けることも体力的に厳しかったです。

でも、筋力と体力がついたことで、日常の膨大なタスクをこなすための持久力が上がりました。たとえ少し休んだとしても、すぐに次のタスクへと向かえるようになったし、そんなに休まなくても動き続けることができるようになりました。

その代わり、夜寝る前はしっかりとリラックスタイムを取るようにしています。動き続けた一日の終わりにはたっぷり休息するというルーティンにしたことで、効率よく日々を回すことができるようになりました。

番外編:猫背が改善した

ピラティスを始めたきっかけでもあった「姿勢が悪いのを改善したい」という動機ですが、始めて半年くらいで明らかな変化がありました。夫に、「姿勢よくなったよね」と言われたのです。もともと巻き肩の猫背で、ふと鏡に映った自分や後ろから写真を撮られたりすると、首が前に出てカッコ悪いな・・・と思っていました。

ピラティスを始めてから背骨を支えるインナーマッスルが鍛えられただけでなく、正しい骨のポジションも教えてもらえるので、どうすれば良い姿勢になれるか、もっと言うと骨のデザインがどうなっているのが正解なのかが分かるようになり、自分で正しい姿勢を作ることができるようになりました。これを続けることで、それが体に馴染んで、無意識でも良い姿勢を作れるようになったのだと思います。

何かに寄りかかることがあまりなくなったし、自分を見て「姿勢が悪い」とげんなりすることもなくなりました。

つい先日も、夫に「本当に姿勢よくなったよね」と改めて言われたばかりです。

子育ては超・長距離走!

「ローマは一日にして成らず」もとい、「子育ては一日では完結せず」です。何なら、目まぐるしい日々が最低10年は続くわけです。そう考えると、子育ては短距離ではなく、超・長距離走です。そんな日々を続けるためには、体力がないと持たないと強く感じます。

私は、最初の5年間は気力で必死で乗り越えた感じでしたが、ここ1年は心身ともにほぼ疲れ知らずです。本当にピラティスを始めてよかった。

なんだかピラティスの布教のようになってしまいましたが、みなさんも何か子育て以外の癒しとなるものが見つかり、体力を高めながら日々の生活が少しでもラクに楽しく過ごせることを願っています^^

sayu

お読みいただきありがとうございます!近い将来、sayuの育児エッセイを出版したいと考えています。サポートしていただけると大変励みになります!!今後ともよろしくお願い致します♡