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ローカルスーパーまでの0.1マイルを私は一生忘れない

こんにちは
ベトナムホーチミンで子育て中のちり日々です。

我が家の台所は、近所のローカルスーパーに大部分を支えてもらっています。

こちらで暮らし始めてから、こどもと一緒にローカルスーパーへ買い出しに行くことが平日の習慣になりました。


スーパーはドアtoドアで5分もかからないちょっとした距離にあります。


しかし、この短い外出の間に、意外と人に会う機会があるな〜と先日ふと思ったので

今回は、スーパーへまでの道中の出来事をnoteに書き留めたいと思います。

こどもをベビーカーに乗せてお部屋を出ると、まずはじめにフロア担当のハウスキーパーさんに遭遇します。

ハ)〇〇(こどもの名前)!こんにちはマダム。
  これからどこに行くの?
私)スーパーマーケットです。
  (いつも部屋を)綺麗にしてくれてありがとうございます。

という挨拶をエレベーターを待っている間交わし、下の階に降りていきます。

グランドフロアに着くと受付のお姉さんが出迎えてくれます。

受)〇〇(こどもの名前)!こんにちは!
こ)コレ!(フロントに置いてある飴を指差す)

と高頻度で飴をねだるこどもを十分に甘やかしてくださります。

そして入口の扉前には気さくなドアマン

ド)〇〇(こどもの名前)!調子はどう?
  抱っこしよう!ハイタッチしよう!
こ)キィァアアア!!(大興奮)

と抱っこをしてくれたりあやしてくれたりして、毎回ちょっとした遊び相手になってくださいます。

建物を出ると車誘導のお兄さんが挨拶をしてくれ、

少し進むと隣のビルの警備員のおじさんがいつも笑顔で手を振ってくれ、

さらに少し進むと路面のコーヒー屋さんで飼われているが寝ています。
(こどもは毎回ワンワン!と指差しをして教えてくれます。)

部屋を出てから約百数十メートルほど歩いてスーパーに到着すると、入り口*でスタッフが時々話しかけてきます。

ス)(こども)可愛いね!何歳?日本人?
  ここに住んでいるの?
私)1歳です。日本人です。
  この近くに住んでいます。

そうして店内に入り、買い物が始まります。

*)ベトナムのスーパーは入り口で簡単な荷物検査があり、大きな手荷物はロッカーに預ける必要があります。

書き出してみると、たくさんの大人が私たち親子を気にかけ、そして見守ってくださることに気づき、感謝の気持ちで胸がじんわり温かくなりました。

海外に限らず自宅保育をしていると、家族以外の人と関わる機会がどうしても少なくなりがちです。

ベトナムに来て知り合いも少ない中、今こうして心の健康を保ちながら暮らせているのは、
毎日たくさんの人と挨拶を交わし、こどもを見守ってもらっているおかげなのだと思います。

本当にありがたいです。

これからも私は、ワンオペ育児のささやかなイベントとして、スーパーマーケットに足を運び続けると思います。

そしてこの0.1マイル(≒160m)の何気ない日常を一生忘れることはないでしょう。


読んでくださりありがとうございます。
それではまた

ちり日々

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