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深みのある優しい大人への道は遠い...。

こんばんは。さゆです。

私は物語を一度も書いたことがないし、今までもこれからも、1ミリも書ける気がしないのですが、本やマンガが大好きです。


その昔、石田衣良さんの講演会&サイン会に訪れた時、

「物語が書けなくても、書評を書くという道もありますよ」

と何かのタイミングでおっしゃっていて、そうか...書評家という道もあるのか...! ということに気づいたのが、今の道に繋がったきっかけです。(私は細々と本を紹介する仕事をしています)


そして今日も依頼のあったブックレビューを執筆していたのですが、そしてそれは本当に素晴らしい小説だったのですが、改めて「作家さんはすごいなあ...!」と思いました。

食欲をそそる料理描写、人の心の奥深くまで見透かしたようなイキイキとした人物描写、恐るべき専門知識、まるで芸術作品かのような一文の美しさ、読者をあっという間に物語に引き込む胸が高鳴る展開...!

どれだけ心血を注いでこの物語を執筆されたのだろうか...と心が震えました。


私は子供の頃から本をわりとたくさん読んできたけど、この能力は身につかなかったので、本当にリスペクトだし、その能力に嫉妬します( ̄▽ ̄;)


私の中で「読書」はかなり大切なもので、できればその界隈で一生ウロウロしていたい、仕事していたい、と図々しくも思っているのですが。

素晴らしい本を読むと、自分も少しは深みのある人間になりたいなと痛切に思います。


私は誰かを楽しませる話題を提供できるだろうか? 聞き上手だろうか? 励ましや勇気を誰かにあげられるだろうか? 人を傷つけることを気づかずに言ってはいないだろうか...? 学び続けているだろうか?


...改めて自分のことを振り返ってみると、「本物の大人」には、これからもまだまだ努力しないとなれそうにないです( ̄▽ ̄;)

深みのある優しい大人になるために、少しずつ努力しなくてはなあ...と本を読みながら思った一日でした。


皆さま今日も一日お疲れ様でした。


さゆ


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