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FGOというゲームの凄さ、ファン熱狂のメカニズム

FGOエフジーオー』をご存知だろうか。

スマートフォンやタブレットで遊べるアプリ、『Fate/Grand Orderフェイト グランドオーダー』の略だ。

2000万ダウンロードを突破し、今年2020年で5周年、売上が世界一。作品の人気もキャラクターの人気も高く、ストーリーもバトルも面白い。様々な伝説を打ち立て続け、ゲーム業界の潮流まで変えてしまった凄い作品である。

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普段ゲームをしない方、この界隈の文化はよく分からない方にも知って頂きたいので記事化する。

この記事は #キナリ杯 にも参加しています。主催の岸田さんも、『FGO』記事を読みたいと仰っていたたらればさんも、読んで下さった皆さんも面白がってくれたらいいなと思います。

オタク婚活で「共感要素になるからプロフィールに入れたほうがいい」と言われる作品

「とら婚」というオタク向けの結婚相談所がある。運営しているのは「とらのあな」という同人誌委託販売会社の親会社だ。

普通はゲームなら開発者側のターゲットも男女が分かれていたり、作品を好むユーザー層も分かれるものだ。けれどこのゲームは男性ファン女性ファン双方に向けた作りがあり、男女共に人気がある。

「このゲームをやっていれば話題ができる」というとら婚Twitterアカウントのツイートがあったり、婚活コラムが書かれていた。私が見たのは2年前くらいのことなので、今はもっと他の呼びかけもされているかもしれない。

ひとつのコンテンツがコミュニケーションツールとしても機能するのはすごいことだ。ゲームや漫画やアニメ好きの集まりに参加すると、ファンに出会う機会が多い。

私は以前、漫画を描く合宿に参加したとき、鞄に『FGO』キャラクターのラバーストラップを大量につけている方を見つけたことがある。思わず声をかけ盛り上がった。聞けば、ファンに話しかけてもらえるようにラバーストラップをつけていたそうだ。その方とは今も交流が続いている。


専門家も驚くキャラクターとシナリオ

Fateシリーズは、「マスター」と呼ばれる魔術師の主人公が、人類史に刻まれた有名人を「英霊召喚えいれいしょうかん」して「サーヴァント」という使い魔として戦わせるという設定が共通している。よく「ポケモンマスターとポケモンみたいなもの」と例えられる。

召喚されるのは史実の人物本人ではなく、世間の人々の想いが反映された性格付けがされたりする。けれどキャラクターの言動は、歴史研究家など各分野の専門家でも驚くほど史実を踏まえており、丹念に作り上げられている。

知らなくても楽しめるが、歴史や歴史上の人物に詳しければ詳しいほど、この台詞はあのことだなとニヤリとできるのだ。

何を言ってやがる。こいつは正真正銘オレの歌だぜ。
かの奇才パガニーニが皇帝に捧げたソナタだ。

ナポレオン・ポナパルト
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歴史上の有名人を、生前のキャラクターや世間のイメージのまま大勢登場(イメージが違う場合もあるが、なぜそうなっているか説明がある)。たくさんの伏線が張られて、伏線回収されるのが数年後だったりして「ここに伏線あった!」と話題になる。

かつストーリーが秀逸で予測不能、さらに各方面への配慮か最終的に誰も悪者にならない。たとえ悪者がいても、そう行動するのも納得の動機がきちんと描かれる。

信じられないほどの知識量やバランス感覚が必要になるであろうこのシナリオは、奈須なすきのこ氏をはじめとする複数のライター陣たちによって手掛けられている。とにかくストーリーとキャラクターが素晴らしい。

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しかも『FGO』のイベントシーン文章は2行だけ。ほとんど全てが会話のみで進む。まれに一人称の個人の独白や、三人称の状況説明のような文もある。けれど会話だけでも充分面白いし、感動で涙した回数は数えきれない。

……わたしたち英霊はね?
帰する所、誰かの見た夢だわ。

マリー・アントワネット
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今までゲーム業界では開発者側が「ユーザーに長文は読んでもらえない」と思っていたため、読むのに何度もタップする長文は避けられる傾向にあった。『FGO』も第1部の5章まではそう思った開発陣たちは文章量を少なくして、バトルを挟んでいたそうだ。

けれど第1部6章以降、Fateらしさが全開になる。長文も面白ければ読んでもらえる、人気が出ると分かり、業界の常識さえ覆してしまった。『FGO』の影響で、今までゲーム業界には無かったシナリオ会社やシナリオライターが増えた。

業界の変化について、参考記事

ちなみに私は、以前からファンだったたらればさんが『FGO』を始められ、見識と愛に溢れる熱い感想をTwitterでツイートされているのを見て「なんて嬉しいんだ。この世界線は現実なのか……?」と思いました。史実の清少納言推しのたらればさんだったので、『FGO』で清少納言が実装されたときは真っ先に反応を拝見しに行きました。微笑ましすぎました。いとエモし!

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笑顔が眩しい清少納言さん。


『FGO』に出てきたキャラクターが大きなムーブメントを起こす

やってみたらよく分かるが、キャラクターがみんな魅力的だ。

ファンたちは、『FGO』だけに限らずFateシリーズに出てきたキャラクターに惚れ込むと、史実の人物も知りたいと思う。

雑誌「日経トレンディ」で、『FGO』が2号連続で特集された。題して「FGO経済圏」である。波及する経済効果がすごいからだ。このゲームからのムーブメントは、読売新聞関西版の記事になったこともある。

前編掲載のこの号では、岡田以蔵おかだいぞうから広がった動きや、サンシャインプリンスホテルコラボなどを紹介。

後編掲載のこの号では、アントニオ・サリエリ人気を中心に、サンリオなどとの多彩な企業コラボも紹介されている。

岡田以蔵おかだいぞうは、史実では幕末、土佐藩出身の人斬りで知られた人物。『FGO』でも土佐弁人斬りキャラ。

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アントニオ・サリエリは、史実ではモーツァルト毒殺疑惑で有名な、神聖ローマ帝国(現オーストリア)の宮廷楽長ホーフカペルマイスターだ。
近年では映画「アマデウス」でも知られ、『FGO』でも映画へのオマージュをちりばめられてある。
ちなみに、『FGO』にはモーツァルトもいて、たまに掛け合いを見ることができる。

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岡田以蔵もサリエリも、新キャラクターとして実装され人気になり、彼らの史実を詳しく知りたいというファンたちは関連本を探し読み漁ることとなった。

日本で唯一のサリエリの学術書である「サリエーリ」は絶版本だった。しかしサリエリ実装から、復刊ドットコムで『FGO』ファンによる復刊要望投票数がすさまじく、増補改訂版「サリエーリ 生涯と作品」として復刊。学術書としては異例の売上となった。

私も購入して、とても楽しく拝読した。あとがきで著者の水谷彰良みずたにあきら先生も復刊の経緯を詳しく述べている。『FGO』ファンの熱意に心打たれ、旧版発行から時が経ちサリエリの研究が進んだこともあり、熱意に応えたいと大幅に加筆修正して復刊となったそうだ。

復刊を望む人たちの声は以下のリンクより。こんなに熱いコメントを寄せられたら、私が著者なら感激で泣いてしまいそうだ。

初版本の帯にゲームのことが書かれていて驚いた。

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書店ではキャラの元になってる歴史上の人物についてのコーナーができたり、新キャラが実装されたら出版社がうちでこの史実の本出してます!と関連本宣伝ツイートをしたりと、ファンの動きを踏まえた展開も多方面で起こる。


Fateシリーズの展開もすごい

Fateシリーズは2004年発売のPCゲーム『Fate/stay nightフェイト ステイナイト』から始まり、多くの作品がある。共通の設定はあるが世界観は作品ごとに異なり、ひとりのキャラクターが別の作品に出ることもある。あの作品では敵同士だったのにこの作品では味方に!という胸が熱いことも多々起こる。

『FGO』は、派生作品が多いFateシリーズだからこその醍醐味をうまくスマホゲームに落とし込んでるとも言える。歴代Fateシリーズに出てきたほとんど全てのキャラクターが、マスターもサーヴァントもみんな、主人公ユーザーの味方になって共闘する設定だからだ。今までは全員共闘することなんて無かった。

ゲームのみならずリアルイベントも、漫画やTVアニメや劇場版アニメも含めたメディアミックス展開も、企業コラボや多様なグッズ展開も、コラボカフェや2.5次元舞台も合わせると、途切れることなく常に行われている。
他メディアFate作品と『FGO』でコラボし、イベントが開催されたり、アイテムが実装されたりもする。

ネットで無料で読めるFateシリーズ漫画

Fateプロジェクト全体を総括する奈須氏はもちろん、プランナーさんも天才だと何度も思う。

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2020年7月31日まで、宝塚記念コラボサイトも開設中。

今までも『FGO』第1部7章TVアニメ化の「絶対魔獣戦線バビロニア」と有馬記念でコラボした「絶対競馬戦線アリマニア」もあった。
これは秋葉原駅にあった広告。2019年12月撮影。

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他にも競馬コラボが何回かあったが、今回の宝塚記念サイトは今までにない『FGO』に似せた設計になっている。

かきおろしイラストも多数、プレゼント企画ありだし、ガチャまでできるし、凝りすぎである。ファンも驚く展開ばかりだ。

2019年夏、池袋の古代オリエント博物館の協力で、TVアニメ『絶対魔獣戦線バビロニア』の展示会「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 展 Road to Uruk」もサンシャイン池袋で開催された。
博物館から貸し出された古代ウルク周辺の歴史的な展示も多かった。
写真は池袋サンシャイン内、アナスイの近くにあったフォトスポット。2019年8月撮影。

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読売ランドでも何回もコラボイベントが開催されている。TVアニメ化もされたFateスピンオフ作品『ロード・エルメロイII世の事件簿』イベントは、2019年7月20日から9月8日まで開催されていた。

時々コラボ服も発売になる。現在アパレルブランドWE GOでも販売中。
実店舗だと2020年2月、写真のように原宿の竹下通り店に大きなコーナーができていた。私は着ながらゲームを楽しんでいる。

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SEIKOとのコラボ腕時計も発売した。受注生産で、現在はどのキャラクターのモデルも予約終了しているが、今後も続いていきそうなコラボだ。非常に良質な仕上がりだった。

シルバーアクセサリーやキャラクターグッズを扱うブランド「エテルレノシ」では、Fate第1作目の1つのルートを映画化した劇場版アニメ『Fate/stay night  [Heaven's Feel]』、TVアニメ『絶対魔獣戦線バビロニア』、TVアニメ『ロード・エルメロイII世の事件簿』との、コラボアクセサリーも販売。クオリティが素晴らしかった。

キャラクター色のストーンがセットされてたり、象徴的なモチーフが取り入れられているのがポイントだった。

2020年5月現在、新聞の見開き広告で、「47都道府県の名所をFGOキャラクターが訪れるのを、47都道府県の新聞に載せる」という前代未聞の5周年企画も行われている。広告費、何億円かかっているんだ……。

後日『FGO』ゲーム内でも、装備品扱いの「概念礼装」として、広告と同じ絵柄のアイテムが実装された。

新聞に掲載された広告と同じものを、この特設サイトから閲覧できる。自分の地元にキャラクターが来ると嬉しいし、ひとつの作品としても素晴らしい。

【追記】新聞広告の件は日経トレンディ2020年10月号にも掲載され、再編集された記事が日経クロストレンドでも発表。

さらに2020年8月10日の読売新聞朝刊では、13面から20面にかけて、8面も使って『FGO』の開発インタビューや、ゲーム内容についての5周年記念特集が広告として掲載された。まるで新聞を使ったミニ冊子のようだった。


売上が世界一

スマホゲームでのマネタイズは難しそうだと、素人ながらに思う。

『FGO』は上記の通り、シナリオも素晴らしくキャラクターを好きになっても、キャラクターが仲間になるとは限らない。なぜなら、ガチャ(召喚)でお目当てのキャラクターが出る確率が、信じられないくらい低いからだ。

私が今までやってきた数多くのスマホゲームの中で、一番出にくい体感だ。ユーザー間でよく「○回ガチャしても出ない」など、出なさが話題となる。

ガチャの画面。

ガチャするのに必要な「聖晶石」は、ゲームを進めると無償で貰える。ただあまりにキャラクターが出ないので足りなくなり、課金して有償のものを手に入れたほうが確実となる。

【追記】2022年5月現在、期間中に330回ガチャすれば、ピックアップ中の☆5キャラクターが確定で排出されるシステムに変更されている。ちなみに330回ガチャするには、11回召喚だと聖晶石が900個必要。有料購入すると5万3000円程となる。

システムが変わり、説明が追加されたガチャの画面。

イベントで一定の条件をクリアすれば仲間になるキャラクターもいるが、加入まで平均的なスマホゲームよりかなり時間と労力がかかる印象だ。

ただその分、推し(好きなキャラ)が来てくれたときの喜びはすごい。キャラクターをじっくり育成するゲームデザインとなっている。

出やすい低レアリティのキャラクターも、しっかりバトルでもストーリーでも活躍するのは嬉しい。ゲームによっては低レアキャラクターはバトルで弱く、結局高レアキャラクターばかり活躍するものも多い昨今で、これは本当にいいと思う。

奈須なすきのこ氏はこの対談でも、ガチャについて語られていた。

毎年夏には、水着キャラが出てくるゲーム内のイベントが開催される。2019年夏は、長年水着を着たいと発言していた沖田ちゃんなど、複数の人気キャラクターの水着バージョンが実装。ユーザーの多くがガチャをたくさん回したのだろう。『FGO』内での売上がアプリの中で月間世界一となったそうだ。

いつでもガチャでの売上がすごいようで、親会社のSONYが決算報告で「FGOが好調」と発表したこともある。2019年の年間売上も世界一だった。国内だけでも711億円の売上でトップだ。

ユーザーはなぜ、そんなに課金するのか?ユーザーに欲しいと思わせる優れたシナリオとキャラクターデザイン、ユーザーのキャラクター愛と、Fateシリーズへの信頼感や、応援したい気持ちがあるからだと私は思う。

このインタビューで奈須なす氏が述べているが、『FGO』はスマホゲームとしては珍しく、明確に「ストーリーに終わりがある」とあらかじめ宣言されている。

ストーリーは2020年5月現在、第2部5章まで配信中。物語のゆくえも、サービス終了後に何らかの別ゲームなどで推しを引き継げるのかも含めて、展開が気になるところだ。


開発陣とファンのシナジー効果

『Fate』の開発は最初に、シナリオの奈須なすきのこ氏、グラフィックの武内崇たけうちたかし氏、このお二方が始められている。元々同人サークルから活動をスタートされていたので、ファンの活動に理解がある。

そしてあえて想像の余地を残すように『FGO』を作られているそうだ。おかげでファンは色々と妄想して楽しめる。

ファンによる同人活動の重要性をよく把握していることは、公式サイトのガイドラインからも感じ取れる。
二次創作をしたいファンからすると、NGラインをはっきり明記して下さり、寛容なのは活動しやすく非常にありがたい。

公式サイトの二次創作ガイドライン

実際、『FGO』のみに留まらず、TYPE-MOONタイプムーン作品はいずれも熱狂的なファンがついている。ファンアートも非常に盛んだ。

『FGO』はアプリでユーザーたちが同時にイベントを楽しめるので、ゲーム内イベントの出来事をすぐさま絵に描いてTwitterに投稿するファンも多い。
そして、ツイートに付いたいいねやRT数の多さから、コンテンツの人気と勢いを知ることもできる。

イラスト漫画投稿サイトpixivピクシブでの人気ランキング上位は『FGO』が多く、自費出版の同人誌を頒布する「コミックマーケット」でも数多くのファンたちの活動が見られる。

現在5周年イラストコンテストがpixivピクシブで開催中。入賞すると画集に掲載される。2020年6月14日締切。

ファンがフィギュアを作って1日版権という販売許可を得て売ることができるイベント「ワンダーフェスティバル」でも、たくさん作品が販売される。フィギュア製作者に、ゲーム開発者側から温かいメッセージが書かれたカードを贈られることもあったという。

原作はよく知らなくても、何だかネットや同人で話題だから知ってる、ファンが楽しそうだからゲームを始めた。そういった流れも作り出せている。私もTwitterで熱烈にはまっている人が多いのを目にして、興味が湧いてスタートした。

TYPE-MOONタイプムーン作品は奈須なすきのこ氏、武内崇たけうちたかし氏の仕事量と情熱も凄いから人気を得られるのだろうと、この本を読んで思った。
秋葉原の大きな書店で、目立つ所に平積みされているのも印象的だった本だ。ぜひ読んで頂きたい。

さらにTYPE-MOONタイプムーンのスタッフは、作品の熱烈なファンであることが各サイトの記事やインタビューで明らかになっている。

『FGO』スタッフの企業努力もすごい。長年運営が続く作品で、キャラクターが増え続け、バトルの難易度が増しており、育成箇所も増えている。にもかかわらず、ゲームバランスが崩れていないのも素晴らしい。
キャラクターにレアリティがある育成バトルゲームの場合、強さのインフレやバランスの崩壊が起こりがちなのに。

モーションや演出変更、UI改善、ボイスやエフェクトの追加など、驚くほどこまめに数多くの改修が入り、遊びやすくなっている。こんなに多岐に渡りアップデートするゲームは初めて見た。

ゲーム内イベントの作り込みもすごい。さらに2020年5月現在、ほとんど途切れず何らかのイベントや、キャンペーンが開催されている。

スタッフ側の努力や誠意が伝わってくるというのは、コンテンツの信頼感に繋がるので重要だ。
特に基本無料で週刊連載のようにずっと更新が続くスマホゲームにおいては、作品が面白いのは勿論、不備があったらすぐ直して補填があったり、予告通りの日時や内容でイベントがスタートしたり、誠実な運営を継続しないとユーザーが簡単に離れてしまう。

業界人から見た『FGO』のすごさの記事

『FGO』内の「概念礼装」という、キャラに装備できる装備品扱いのカードのイラストは、作品ファンのイラストレーターや漫画家によるものだ。

ゲーム内での2018年夏イベントは、水着のジャンヌ・ダルク[オルタ](ジャンヌ・ダルクが黒くなって復讐者になったキャラの水着版)を中心とするキャラたちが、漫画の同人誌を作って同人誌即売会に参加しようと七転八倒するストーリーだった。

創作活動する全ての人たち、二次創作をするファンたちへの力強いエールのようにも感じられた。

キャスターギルガメッシュのこの台詞は、漫画を描いているキャラクターたちに放たれた、激励のニュアンスがあるものだ。私はものすごく心に響いた。

良い、それもまた創作の一つのカタチである。
煩悶せよ、そして奮闘せよ!
雑種とて、極めれば星の結晶のようなものを
生み出すこともあろう!

キャスターギルガメッシュ 
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このタイトルの強みは、16年間積み上げたFateシリーズの実績や信頼と、5年間絶え間なく続けられているスタッフの努力、そしてファンの愛だと思う。

コンテンツ開発にも、存続にも、スタッフとファンの力が大切であることを体現している作品ではないだろうか。


もし作品に興味が湧いたら

『FGO』を始めてみてはいかがだろう。基本無料だし。とダイレクトに勧めてこの記事を終えることにする。既にマスターの方はお互いに頑張りましょう!

お読み頂きありがとうございました。

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