兵藤小百合

メイクアップアーティスト。 7月に初の著書『大人の学びなおしメイク』を出版しました📕 …

兵藤小百合

メイクアップアーティスト。 7月に初の著書『大人の学びなおしメイク』を出版しました📕 撮影/イベント・メディア出演/化粧品監修/企業向けメイクレッスン/SNS配信等してます。 0歳の白玉のようにフワフワな娘を育ててます。

最近の記事

”感情を想像させるメイク”ってあると思う

”鎖骨”は顔と体の境目にあるパーツ。 顔を見るときも、身体を見るときも同時に目に入る為、”表情の一部”にもなる一方で、体との繋がりを感じるパーツです。 私はメイクアップアーティストなので、今回は鎖骨を”表情の一部”として捉えてみたい。 その時欠かせないのが、顔から鎖骨までのラインを繋ぎ合わせてくれる首筋。 輪郭から首筋、鎖骨までの流れは、目や口などの表情が分かりやすいパーツよりも、想像を掻き立てられる気がします。 目や口などの各パーツは、私たちにとって認識しやすく分かりや

    • 強いメイクは、実はとびきり優しいメイクなのかもしれない

      エラの張っているお顔について皆さんはどう思いますか? 近年のアジア圏では、エラの張りが少なくすっきりと華奢な輪郭が流行っています。 もちろんお顔は”トータルバランス”で、一箇所では判断できませんが、 私は、エラや顎のラインがしっかりある方がモデルさんが来ると「どんなメイクでも似合う方だ〜♡」と、嬉しくワクワクします。 エラはお顔の土台であり、支え。 つまり、家でいう骨組みや大事な柱のような存在だと思っています。 しっかりと支えがある方が、その上にボリュームのあるものを乗せて

      • 赤ちゃんはみんなアーティスト

        アーティストにおいて必要な要素はいくつかあると思いますが、”固定概念に縛られず、感じたままを表現する力や勇気”は、不可欠ですよね。 先日、同じくらいの月齢(0〜2歳)の子どもを持つ皆んなと、絵の具を用いて親子でアート作品をつくる「ベビーアート」をしたんです。 その時に、”固定概念や他人からの評価を当たり前のように気にしない、赤ちゃんはみんな最高のアーティストだ!”と思いました。 それと同時に、岡本太郎さんの「芸術は爆発だ」という言葉が頭に浮かんだんですよね。 いかに常識に

        • ”肌質”から見え隠れする色っぽさ

          完璧にカバーするメイクより、少し透け感があったり、多少の粗が見え隠れする仕上がりに美しさを感じることはありませんか? お肌の質感も、厚みがある赤ちゃんのようにふっくらした若々しい肌質も素敵ですが、血管が透けるように薄い肌には、なんだか生命力と色っぽさを覚えます。 薄い肌は、よりきめ細かく透明感を感じやすい。その反面、クマや肌の元気のなさも目立ちやすいですよね。 魅力となる要素もあれば、相反する要素もあるところに、どこか儚さを感じます。 常にどこから見ても完璧じゃない部分っ

        ”感情を想像させるメイク”ってあると思う

        マガジン

        • メイクテクニック記事まとめ
          9本
          ¥3,500
        • プロが答える!メイクや美容のQ&A
          14本
          ¥6,000

        記事

          誰しもが通る「見た目がすべての世界」

          今日お友達に「ひさびさに文章書いてみたら?」とおすすめされて、マンネリした日々に新鮮な風が吹くことを期待して、スマホに向かってます。 先日、ふとYouTubeで浜崎あゆみ(あゆ)の曲がオススメで出てきて、私が生まれて初めて人のことを熱狂的に“かわいい!“と思ったのはあゆだったな〜と思い出したました。 小学生の頃の狭い世界しか知らない自分にとって、初めて“カリスマ“をテレビで見た時の衝撃はすごかった。 見ているだけでこんなにも幸せな気持ちになる…その時とき“かわいいは正義だ

          誰しもが通る「見た目がすべての世界」

          ”もったいない”の押し付けの先に…

          「大人顔なのに髪型がショートヘアなのもったいない」 「美人なのにお化粧しないでもったいない」
 「細いのにオーバーサイズばかり着るのもったいない」 \”もったいない”って何だろう?/ 容姿に対しての”もったいない=不正解”というテンションは、一方的な価値観の押し付けだと感じる今日この頃。 もったい‐な・い【×勿体無い】 1 有用なのにそのままにしておいたり、むだにしてしまったりするのが惜しい。「捨てるのは—・い」「使わないでおくには—・い人物」 2 身に過ぎておそれ多い

          ”もったいない”の押し付けの先に…

          ライバルと腹割って話したことある?

          あなたにライバルはいますか? 私は部活をしていた学生時代はライバル視している存在や、負けたら悔しいと思う相手がいました。 私は吹奏楽部だったのですが、ソロパートは必ず1人しか吹けないし、コンクールメンバーも勿論全員が選ばれる訳ではない。 みんなが同じような状況で同じ思いであればある程、周りはライバルになるんですよね。 しかし自分で仕事をするようになってからこの考えはすっかり変わりました。社会に出た方がお金や会社も絡むしライバル意識って根深くなりそうですが、実はそんなこと無

          ライバルと腹割って話したことある?

          ”変化を許容してみる”心構えが体験に価値を生む

          よく「人にメイクをする際に気をつけていることは?」と聞かれます。 これは一般の方と芸能の方で大きく違うのですが、今回は一般の方編でお話ししてみます。 芸能関係者や女優さん方は自分の顔が商品の一部なので、仕事の目的や役柄や衣装に合わせてメイクをし、それをご本人も受け入れてお仕事に臨まれます。 そもそもメイクをする前提が違うので、もちろん一般の方へメイクをする場合に気を遣う部分は大きく異なります。 それは普段のメイクや性格諸々を加味して、 ”どこまでの変化なら許容範囲として受

          ”変化を許容してみる”心構えが体験に価値を生む

          相手が報われなくてもあなたは恐縮しますか

          日本人って謙遜することや恐縮することが美徳とされている部分でもあるけど、過剰になると相手が報われないことってあるよなぁと。 メイクスクールに通っていた頃、自分なりにメイクのSNS発信をしていることが先生にバレていました。(別にSNS禁止ではないんだけど) 「兵藤がメイクに関してのSNSやってるの知ってるよ」と言われた際に、 厳しいプロの先生に見られてるの恥ずかしいし、学生のくせに偉そうなことしちゃってるよなぁと思って、 「いや、あれ適当にやってるだけなんで…すみません…はは

          相手が報われなくてもあなたは恐縮しますか

          可愛いの正体が知りたくて…

          昔から「なんであんなに可愛いんだろう〜」と人を観察するのが大好きでした。 
”可愛い子”という存在は私の中で特別で、 ”可愛くない自分”と比較してどこが違うのか見つけるのが趣味でした。 

犬と鳥ほど見た目に差がない同じ人間なのに、
一目で「眼福!可愛い!」と思う人とそうでない人がいる。
数秒で相手のことを判断していることが不思議で面白かった。 

学生の頃、髪が長くて可愛い先輩の真似をしてみたのですが、同じ髪型になっても先輩のようにはなれませんでした。

 可愛い子の

          可愛いの正体が知りたくて…

          プレゼンや人前で話すシーンで相手を惹きつける”たった1つのコツ”

          こんにちは。メイクアップアーティストの兵藤小百合です。 久々のnote更新です。皆様お元気でしたか? 今日は、「人前で話すときに大切にしていること」を書いてみようと思います。 最近有難いことに、テレビやメディアへの出演、イベント等でお話しする機会が増えており、話し方や伝え方に関する質問を多々頂きます。 私もプロでは無いのですが、自分なりに気をつけていることが1つあります。 "聴いている人や見ている人を置いてけぼりにしていないか" シンプルですがここを大切にしています。

          プレゼンや人前で話すシーンで相手を惹きつける”たった1つのコツ”

          金髪ショートヘアにしたら女子力が上がった話

          こんにちは!メイクアップアーティストの兵藤小百合です。 お気づきの方も多いと思いますが、最近髪を明るくして ほぼ金髪のショートヘアになりました。 髪を明るくする前の 金髪ショートヘアのイメージは、 ・個性的な印象になる ・女性らしさや色っぽさが減る ・男性ウケより圧倒的女性ウケ といった感じだったのですが、実際は結構違ったんですよね。 イメージと合っていたのはより個性的になる事くらいでした。 実際に髪を染めてみて、女性らしさと髪色はそこまで関係がないということに気づきま

          金髪ショートヘアにしたら女子力が上がった話

          冷蔵庫の中にあるスキンケアコーナーの話

          こんにちは!メイクアップアーティストの兵藤小百合です。 夏になるとスキンケアもサッパリ気持ち良くしたいですよね。 冬はしっとり系が落ち着くのですが、この時期の暑いお風呂上がりにベタっとしたものを顔に塗りたくないなぁ…という方は多いのではないでしょうか。 そんな季節、私は冷蔵庫を活用します。 冷やしてOKな化粧品は冷蔵庫で保管して、出来るだけ気持ち良く使いたいですよね! 本日は、私が冷蔵庫で保存している冷んやりコスメをご紹介します。 最後に、冷蔵保管に関しての注意点もお話し

          冷蔵庫の中にあるスキンケアコーナーの話

          メイク上手な人は破天荒?

          こんにちは!メイクアップアーティストの兵藤小百合です。 皆さんの周りにも「プロみたいにメイクが上手い人」っていませんか? 私はメイクアップアーティストという仕事をしていますが、YouTubeやSNSなどを見ていて、そこら辺のプロよりメイク上手いな… という人を結構見かけます。笑 実際の知人でも、自分の魅力を最大限に引き立てるテクニックを持っている人たちっているんですよね。 彼ら彼女らに共通することは、 ”決まりに縛られない!細かいことは気にしない破天荒さ” な気がし

          メイク上手な人は破天荒?

          メイクも人生も”失敗前提”で良い

          こんにちは!メイクアップアーティストの兵藤小百合です。 最近、お風呂に浸かりながらいろんなパックを試して、ゆっくりnoteを書くのにハマっています。 先日 親しい知人から、 “兵藤さんは、はじめはどんな物事も上手くいかなくて当たり前“という前提で生きてるよね。 と言われました。 勿論はじめから上手くいくに越したことはありませんが、 だからと言って「上手くいかなくても良いや〜」と思って物事に望むことは悪いことではないと思います。 はじめから完璧主義者になってしまうと、物

          メイクも人生も”失敗前提”で良い

          メイクアップアーティストが感動したコスメ

          こんにちは!メイクアップアーティストの兵藤小百合です。 今回は、私が最近感動したコスメをご紹介していきたいと思います! 職業柄、様々なコスメを使用するので心から”感動”するコスメに出会えるのは希少だったりします。 メイクが仕事になる前、思い切りコスメにトキメいていた気持ちを思い出させてくれた…そんなアイテムたちです。

          メイクアップアーティストが感動したコスメ