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漢字ってオモシロイ

今日は晴れ時々曇り

私が仕事から車で帰ってくると、息子が駐車場の物陰に隠れていた。私が息子の姿に気づくと、カギを忘れた~とニヤついてきた。家に入れず、私を待っていた。
小玉スイカを食べて少し休むと、すぐ自分の部屋へ行き、期末テストの勉強をしだす。勉強は嫌いではない。幼児の頃をふと思い出す。
4才の時、漢字の本をねだられたっけ。

息子が通っていた保育園は普通の公立で、勉強は一切しない。外で遊ぼう、中でも遊ぼう、だった。
ひらがなでさえ、特に保育園では教材を使って教える事はなかった。

そんな状態で、息子は漢字の本をねだった。
図書館で「漢字の本」を見つけたからだ。
クリスマスにサンタさんにお願いする、とまで言い出した。息子は本気だ。

4才のクリスマスの日、サンタさんが「漢字の本」を届けてくれた。
なぜあんなに欲しがったか、あとで理由が分かった。

いつも車に乗る時、この漢字の本を必ず持参していた。車窓から見える景色、看板、息子にとっては好奇心をくすぐられるものばかり。

看板の漢字を見つけては、漢字の本を開いて探している。
漢字の本と言っても、絵が多くて絵本みたい。
”なりたち”がイラストで書かれている。
幼児の息子は、漢字を面白がっていた。

この本のおかげで、小学生になっても漢字は好きで、意欲的に漢字練習をしていた。

たった今、中学生の息子に、漢字は好きか聞いてみた。

好きとか嫌いとかないでしょ。
やるものでしょ。
との事でした。

☆☆☆☆☆
下村式となえておぼえる®️
新版 漢字の本
小学1年生~6年生(各学年別)

著 下村 昇
絵 まつい のりこ
発行所 偕成社

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