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自分で作った限界って乗り越えられる

今日は、息子の塾でお伺いしたお話をシェアさせてください。
(4年前のお話。)


「限界って自分で作ってるんですよね。
で、自分で作った限界なんて大したことなくて。
自分で作った限界って乗り越えられるんですよ」


子どもの通う塾で、先輩がインタビューで答えていた言葉です。
先輩は、医師になりたくて、子供時代から勉強を熱心に頑張ってらっしゃったそうです。


これから高校3年生。
もう、かなり成績もよく、このまま順調に進めていけば、
「どこの医学部行こうか」
と選べる状況だったそうです。


そんなとき、自営業のお父様がケガをして、仕事が出来なくなってしまい、廃業されたそうです。


受験生としてスタートする4月に、先輩は塾をやめました。
お父さんが廃業されたから塾費用が払えない。というのが理由でした。


ですが、先輩は2年後の春を迎える少し前に、
「防衛医大 合格」
という知らせをもって、塾に現れたそうです。


1年浪人して、自力で、防衛医大合格を勝ち取ったそうです。
それから、医大を卒業して、辞令に従い、お仕事に就き、
今では、防衛省で医師として働いているそうです。


「どうしてもお医者様になりたかった。
だけど、当時は、満足に生活出来るお金すらない状況。
防衛医大は、学生でいる間もお給料がもらえるから、
家族に仕送りが出来る。家族も落ち着く。
卒業後、辞令通りに従事すれば、学費ローンはゼロになる。
支払いの負担からも解放される。だから、防衛大を選んだ。」
とのこと。


そして、そのあとに話してくれた言葉がこちらです。


「限界って自分で作ってるんですよね。
自分で作った限界なんて大したことなくて。
自分で作った限界って乗り越えられるんですよ」

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