雑記#8 わからない

私は精神障害者でもなんでもなくて、ただ性格が捻じ曲がってるだけなんじゃないか。そう、思い始めた。

東京に戻って一ヶ月ほど経った。しばらくは廃人のように、自室のロフトをパーソナルスペースとしていた。部屋に鍵はなく、ドアを開ければすぐに目が合うような状態は嫌だった。
自室には、幸いロフトがあった。梯子を登れば、そこは”自室”だった。
この仮宿も、随分と築年数が経っている。自室の至る所に、若い頃の傷跡が残っていた。壁紙は血まみれ、ドアはしっかりと閉まらない、”自室”へと至る梯子も例外ではなくてどこか歪んでいるのか、あるいはこの頃の手足の震えおよび痒み、察するにアカシジアによるものなのかは分からないが、昇降の度ひどく音が出る。

つまるところ、自分が存在していることを察知されるのが苦痛なのだ。私がひどく回り道をしているうちに、家計は芳しくなくなった。大器晩成とはまさしく彼の事を言うものだと感じているが、俗にいうギフテッドである弟にリソースが多く注がれるようになってきた。この家庭の主導権は、彼に移ったのである。
そのことについて、いや、弟についてマイナスの感情は一歳抱いていないと、私は信じている。彼は間違いなく優秀だし、尊敬している。
そして今になって思うのは、私が感じている居心地の悪さを彼はずっと抱き続けてきたのではないかと言うことだ。

考えがまとまらず、主題から話がそれ続けている。
だから、思い出したら続きを書くつもりである。

助けてくれると、嬉しいです。