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【本編】断捨離の2年間で出てきた失敗例と解決ルーティン

前回のnoteの続きで、2年半の断捨離で出てきた「本」「服」の失敗例と解決ルーティンを記していきます。今回は「本」にまつわるお話を。


本にまつわる失敗いろいろ

読みたい本ではない本を買ってしまう

自分が本を読むときによく失敗していたのが「その時に読みたい本と別の本を買ってしまい、結局読まない」ということです。何となく本を読みたいが、何を読みたいか分からないままふらっと本屋さんに行き、衝動的に本を選び、結局積読になる。こんなことが多々ありました。

もちろん何も決めずに本屋さんに行き、何気なく手に取った本が自分にハマった、ということも少なからずありますが、今の私は事前に読みたい本を決めてから本屋さんや図書館に行き、実際に読む方が「読みたかった本を読めたな」と思いやすいです。

本を買うにはお金がかかり買うのが億劫になる

全ての本を新品で買うとそれなりにお金がかかります。文庫本だと1000円以下で買えますが、新刊の本だと1500-2000円ほど。

読みたい本が新刊の本であっても文庫本を優先するなど、一時期無意識的に本の金額で読みたいジャンルを制限していたことがあったので、金額がネックとなり本を買うことを躊躇うのはもったいなかったな、と思っています。

本を手放すのに手間・スペースがいる

本を読んだ後、大体はすぐに手放すようにしているのですが、どれも良い本だとつい手元に残したくなり、一時期「またいつか読むかもしれない」と家に読み終わった本が大量に残った時期がありました。

また、本を手放すとなるとどの本を手放すかと判断が必要になったり、メルカリに出品する手間を要したり、メルカリやブックオフで売るまでの保管するスペースを要したりと、何らかの労力をかけていました。

本にまつわる失敗を解決するルーティン

読みたい本リストを作る

読みたいジャンルや作者、本があれば、その本を真っ先に読むことが個人的に満足度の高い本の選び方だと思います。そのため今は以下のように、読みたい本リストに入れておくようにしています。

・最近ハマっているジャンルや作者の本
・過去好きだった作者の本
・何かのランキング(本屋大賞やブクログなど)で読んでみたい本
・おすすめしてもらった本
・noteやpodcast、YouTubeに出てきて面白そうだと持った本

読みたいリストを作る時には、シンプルなUIが気に入り「ビブリア」というアプリを使っています。

ビブリアに登録している読みたい本リストの一部

また、読みたい本の作者やジャンルが明確に決まっている場合は、iPhoneのメモ帳にひたすら書き並べてリストを作るのも手軽でおすすめです。

読みたい本があれば図書館で借り、なければ買う

個人的には、本を買うとなるとお金がかかるのがネックで読みたい本やジャンルを無意識的に制限してしまったり、一度買った本を手放すのに労力をかけていたので、今はできるだけ本を借りるように、2週間に1度は地元の図書館に通っています。

地元の図書館には本屋大賞にノミネートされたような新しい本から、少し昔に刊行された本、一見マイナーだと思っていた本まで想像以上に揃っているので、読みたいリストにある7-8割は図書館で揃えられています。

買うときはブックオフ→メルカリ→本屋さん の順

とはいえ、図書館にない本や人気で借りられない本ももちろんあるので、その時には潔く買うようにしています。読む本の大半を図書館で借りられているので、逆に買うときにお金を出すことに以前より抵抗がなくなった気がします。

また、本を買うときは以下の相場感から、必ずブックオフ→メルカリ→本屋さんの順で買うようにしています。

💡 本を買う時の相場感
◼︎ブックオフ
文庫本 約100〜500円
新書 約300〜600円
単行本 約800〜1200円
◼︎メルカリ
文庫本 約300〜600円
新書 分からず
単行本 約800〜1200円
◼︎本屋(新品)
文庫本 約800円
新書 約800円
単行本 約1200〜2000円
⚠️若干異なることもあるかと思いますが悪しからず

本を残す量を制限する

「この本、いつかまた読み返すかもな」という軽いテンションで本を残し続け、部屋に本が溢れかえってしまった昔。
今では残せる本の量に制限を敷き、写真のような棚に前後2列のみ本を残せるようにしています。

上の写真には以前読み返したい本や作者をまとめたnoteに登場した、百年法や流浪の月をはじめ選りすぐりの本が並んでいます。

本を残す/手放すの基準に則る

私は本を残すか手放すかで迷うと、考えるのがめんどくさくなりとりあえず残しておく、ということを繰り返していたのですが、以下の2つにあてはある場合に残すというシンプルな体制にしたところ、手放す判断を行いやすくなりました。

  1. 学びを得るために毎日使用していたり、定期的に見返す場合
    仕事や英語学習などで本を読む場合は、残すをしています。ただ、今は毎日使用したり定期的に見返す本も、noteやメモに学びを自分の言葉でまとめられて「この本から学び切った!」と思えたら手放すようにしています。

  2. 来年にもう一度読みたいと思うか?でYesとなった場合
    ここ2年ほどは読んだ本全てに一行以上の感想と「いつか読み返したい度合い」(5段階評価で5が必ず読み返す物)をつけているので、この度合いが5で、かつ来年に必ず読み返したいと思うものだけを残すようにしています。「いつか」よりも「来年に」と時期の制限をつけることで、本当に読み返したいかに答えを出しやすくなりました。

 ▼こんな感じで読んだ本に★をつけています

トリプルセブンは問答無用で★5でした

▼読んだ本は3ヶ月に一度noteにまとめています

💡①②に当てはまったが本棚に入り切らない場合
本棚にある本たちと見比べて「どちらを残しておきたいのか」を問い続けて決めます。最近の傾向だと、文庫本よりも単行本が本棚に残るケースが多く、おそらく文庫本の方が比較的価格が安く手に入りやすいからかな。

手放すときは売る>>>捨てるの順番

本を手放す時には、基本的に全て捨てずに売るようにしています。
なお、以下の相場感からできるだけメルカリに出品してから、売れ残った本をまとめてブックオフで売るようにしています。ブックオフでも売れないものだけ、無料で引き取ってもらうか捨てるかしています。

💡 本を売る時の相場感
・ブックオフ
中古・新品や最近の話題作かどうかで5円〜50円
・メルカリ
文庫本 約300〜600円
新書 分からず
単行本 約800~1200円
⚠️若干異なることもあるかと思いますが悪しからず

さいごに

いかがだったでしょうか。
「いかに読みたい本をお金をかけず、手に入れずに読むか」に意識を向けてみた結果、上のようなルーティーンが誕生しました。

次は個人的に苦戦している服の管理について、noteに記そうと思います。

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