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20220306 「固形の布団」

家族3人で久しぶりの外出。ファミレスでお昼を食べたり、公園へ行き100円で動くバッテリーカーに乗ったりして帰宅。調子こいて春先取り意識でGジャンを着て行った私は完全に身体が冷え切り、帰宅してすぐフリースでできたガウンを羽織り(昔無印で買ったあったかいやつ)、ソファに蹲って暖をとった。

なかなか身体が温まらないので、目についた息子お気に入りのブランケット、通称ふわふわを膝から下あたりに掛けた。結構あったかいな、ふわふわ。

そうこうしていると、電車のおもちゃで遊んでいた息子が、自分のお気に入りのふわふわを母さんである私が掛けていることに気づき、これはあたちの!(何故か一人称、「あたち」の男)と言ってはぎ取った。いじわる!!

「お母さんさむいさむいだから、ふわふわ貸してよ〜」というと、「おたーたん、さむいさむい?」と言って、一旦自分のとこで状況を整理し、そのまま寝室に向かい私の枕を引っ張ってきて、私の上に枕を掛けてくれた。(正確には、乗せてくれた。)

自分の物でなんとかしろ、ということのようだ。たしかに母さんはふわふわに代わるものは持ってないから、あるとすれば枕が代替え品としては一番近い気がする。そしてなにより、枕は案外あたたかい。固形の布団みたいなもんだしな。手軽に暖を取るアイテムとして、枕は結構いいかもしれない。

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