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別れが怖くなくなる考え方

■誰にとってもつらいこと

はじめに、当たり前なんだけど、
別れは誰にとってもつらいこと。
(よほど嫌いな人との別れは別かもしれないけど。)

人との別れ(特に恋人との別れ)を怖がる人がいる。
そもそも傷つきたくないし、
別れた後は寂しくて死んでしまいそうになるし。
別れた後、耐えられるだろうか。。

こんな想いが全力で心にブレーキをかけてくる。
そのせいで、心の中では別れた方がいいと思っていても、
行動に移せない。

また今日も言い出せずに過ぎてゆく。

別れって基本的に辛いし悲しいし、
勇気もエネルギーもいる。
けど、いい面もちゃんとあるのよ。 


■別れるべきかどうかの基準


別れを考える時ってどんな時?
「嫌な思いをした、許せない部分がある、飽きた、浮気された」

理由は千差万別。

「でも、本当に今ここで別れるべきなのか?」
迷うこともあるよね。

そこで、
別れるべきか迷った時に参考にして欲しい
私のマイルールを紹介します。

内容はシンプルかつ簡単で、
相手が以下の2つの基準に両方に当てはまっていたら
どんなに好きでもお別れの道を選択するというルール。


①相手といる時の自分に自信が持てない、自分が嫌い

たとえ付き合っている人がどんなに好きでも、
一番大切なのも一番好きなのも自分。

『相手といる時どんな気持ちになることが多い?』

一緒にいて幸せな気持ちより
辛い気持ちを味わうことが多いなら、
その人が自分にとってはマイナスの存在だということ。

控えめに言って、
そんな人間と一緒に過ごす時間は無駄。

それなら一人の方が断然よくない?

相手と一緒に過ごしている自分が
どんな気持ちになっていることが多いか
自己観察してみてね。 


②大切にされていないと感じた時

誰かのために自分を犠牲にすることは、
自由で幸せな人生に繋がらない。

自分を大切にしてくれない人を尊重したり、
大切にする必要は全くないし、
そこに対して罪悪感を抱く必要は全くないよ。

特に恋愛においては、
自分を一番にしてくれない人に振り回されなくていい。

・会うのも、連絡を取るのも、相手の都合
・きちんと愛情表現をしてくれないから不安
・「ありがとう」や「ごめんね」を言ってもらえない
・自分ばっかり尽くしている気がする

そんな状態が続くと、心は確実に疲弊してしまう。

「愛されている」という実感は大きな自信になるんだけど、
振り回される恋愛は、自信を奪ってしまう。

雑に扱われることに慣れると、
自分なんてその程度の人間だと思うようになり、
自己肯定感が下がってしまう。
(浮気する奴とかは論の外なんだけど。)


誰かの判断ではなく、
自分自身がどう感じるか。
これ大事。

相手といる時の自分がどういう状況なのか、
自分以上にわかる人なんていないのだから。


とりあえずこの2つに当てはまってたら
その人との明るい未来は期待できない可能性が高いので
相手のことが好きな気持ちがあっても悲しくても寂しくても
私ならさっさと別れてしまいます。

時間は有限。

自分の人生で一番若い
この輝かしい今の瞬間を無駄にしたくないからね。


■なぜ別れは怖いのか?3つの思い込み


 楽しい、幸せ <<< 辛い、苦しい

 

今仮に、
こんな辛い恋愛をしているのに別れられない
そんな状況に陥っているとしたら、
それはなぜなのか。

悲しい、寂しいとか
表面的な感情の奥にある無意識の思考。

その無意識の思考を客観的に見れるようになると、
別れが怖くなくなるかもしれません。

どんな思考が「別れ=怖い」を生み出しているのかな。


①他に選択肢はないという「執着」

「この人しかいない、
この先この人以上にいい人に出会えるわけがない」
他の選択肢はないという思い込み。


「もっといい人いるって!」
「世の中には山ほどいい男(女)なんているんやから」
周りの友達とかにいくら言われても

「そんなはずない!この人が一番に決まってる!」
そう頑なに思ってしまうことってあるよね。

ほんの少し顔を上げて周囲を見渡すだけで、
他の選択肢はいろいろあると気づくのに、
執着してしまうとそれが見えなくなる。

他の選択肢があるって自分に気づかせるのって
意外と簡単。

例えば、街で向こう側から歩いてくる人を観察してみて
意外とタイプなイケメンがいたり、
韓国ドラマに出てくる王子様系甘々男子を見ていると、
「世の中いっぱい素敵な人いるやん。
あれ?一体私は何にこだわってたんや?」

ってなるからね。

道は絶対1つではない。

信じて歩いた道が、
歩んでみると思い描いていたものと違ったってことは
生きてたら山ほどあるし、あって当たり前。

逆にいうと、
世の中にはたくさんの道が存在するのに、
1つの道にこだわりすぎるのは、
他の道を諦めているってことなんだよね。

なんか違うな。とか、
耐えがたいなって思ったら
いつでも軌道修正してOK。

今までの恋愛を振り返ってみて?
何回か失敗を重ねていくと、
自分の中にデータが蓄積されて、
少なからず前よりはいい相手と付き合えるようになってきてない?

大丈夫。
「今付き合っている人が最上」
そんなことは決してないからね。

今回の恋愛で気づいた相手のダメなところ、
自分のダメだったところを反省して
次に生かせばいい。
それだけのこと。

1つの道に固執しすぎて
大切な人生の限られた時間に
辛い時間を増やさなくていい。
  


②自分に自信がない

「この人と別れたら、
自分を受け入れてくれる人はいなくなってしまうのでは。」
という思い込み。

 ①他の選択肢はないという「執着」とは似て非なるもの。


自信がないからこそ、
今付き合っている人以上に
自分を理解して、認めてくれる人はいないんじゃないか。

そういう錯覚に陥ることがある。

でも考えてみて、今の相手が全て受け入れてくれて、
一緒にいて自己肯定感がバクあがりしていたら、
別れようか迷う余地もないよね?

仮に自分に自信がなくて
自分を受け入れてくれる人がいなくならないか心配なら
外見でも中身でも何か1つでいいから
自信がつくまで努力してみよう。

人はどんな時に自信がつくのか。
それは、成功体験をした時。

確実に実現できそうな小さな
自分磨きの目標を立てて実践してみて。
それが達成できた時、自分自身の好きな部分が1つ増えるから。

自分のことが好きなら、
自分を受け入れてくれる人がいなくなるかもって
心配はなくなるはずだよね?

 

③寂しさ

一人でいることが寂しくて耐えられず、
ひとりでは決して幸せになれないという思い込み。

これは誰しも少なからずはあると思う。

別れの寂しさなんて全くないという人は、
相手に愛想を尽かしていて、何の躊躇いもなく別れた人。

でも大半は、
その人がいなくなったら
これから一緒に過ごすはずだった未来は言うまでもなく、
一緒に過ごした時間までもが消えてしまうのではないかと
心がギュッと痛くなる。

別れた経験があると尚更、
街を歩いてふと見た景色や誰かの香水の香り、
家のインテリアや家具、外で食べたご飯。

別れたあの人の記憶を
呼び覚ましてしまうものに遭遇するか
冷や冷やする。

呼び覚まされた瞬間、
また心がひどくギュッとなって
いてもたってもいられなくなり、
外でも危うく涙がこぼれてしまいそうになるよね。


けど、これは永遠じゃない。

よほど想いが強ければ
まあまあ長い期間心がギュッとなる人もいるかもしれない。

けれど、そんなのは風邪みたいなもんで、
私の経験上、長くても2週間すればほぼ完治します。笑

寂しさがどうしても怖いなら、
寂しさ対策を講じればいい。
気が済むまで友達に話を聞いてもらうとか、
新しい趣味を始めるとか
心の痛みを緩和する方法はいくらでもある。

重ねて言いますが、
寂しさが怖いからという理由で
大切な限られた人生に
辛い時間を増やすのは非常にもったいない。

長い目で見ると別れた後の寂しさは一瞬だけど、
自分に合わない相手と一緒にいるしんどい時間は
数ヶ月、数年、数十年になるかもしれない。


おそらく別れが怖いっていう根底にあるのは

①他に選択肢はないという「執着」
②自分に自信がない
③寂しさ

こんな感じで、
それを自覚できただ気でも少し気が楽になるんじゃないかな。


■別れることは決して悪いことじゃない

たとえ相手が去ってしまったからって
傷つく必要はないし、
逆に自分から去ったとしても罪悪感を抱え続ける必要はない。

人と人との関係なんだから、
そんなことはあって当たり前。
仕方ない。

経験を積む中で人間心理について知ることができるし、
失敗から学ぶこともある。

よかったね。
また経験値が上がりました。

くらいに思っておけば○。

<別れのメリット> 

①思い切り自分を尊重できる

別れた後は寂しくなるけど、
自由になれる。

ひとりになれてようやく、
思い切り自分を尊重できる。

今まで相手に気を使っていたなら
これからは自分のタイミングで
自分の好きなものを食べれるし、

予定も全部自分の好きなように組むことができるし、
趣味に没頭してもいいし、
いろんな異性と遊ぶのもOK(笑)

相手に合わせるのが得意な人は
自分自身に対する興味が薄れがちだから

・自分は何が好きで何が嫌いなのか
・自分を大事にするにはどうすればいいか

自分に注目する時間を作ってあげることで
そういうことが改めてわかるよ。


②もっといい人に出会えるチャンス


覚えておいて欲しい大事な原則。

「何かを失うと、何かを得られる」

何かを失った時は失ったことに気を取られて、
何かを得ていることに気づかないことが多い。

逆に、

何かを得ようとする時は、
それに集中するあまり失っていることに気づかない。


喪失の悲しみは受け入れ難く、
辛くて苦しいけど、そんな時こそ
「今何かを失ったから、別の何かが得られるはずだ」
そう考えてみて。


■どんな時も幸せを選ぶのは自分


たとえ過去にどんなひどい目に遭ったとしても、
今すぐ幸せへの道を選択することはできる。

むしろ、何かしらマイナスな要素があるのに
ずっとそれを抱えているのは、
がん細胞をずっと大事に抱えているようなもの。

放っておいたらどんどん進行して
取り返しのつかないことになってしまうかも。

幸せと不幸は誰が作るもの?

それは全て「自分」です。
自分以外で自分の人生の責任を取れる人は誰もいないからね。

いくら悲しくても、辛くても、幸せになる権利はあるし、
自分の人生が幸せか不幸かどうかは自分が決めないと。

だから、今仮に幸せとは言えない状況にあるなら
勇気を出して自分で未来の明るい選択を掴み取るべし。

いつだって自分を幸せにするのも自分、不幸にするのも自分。

わがままくらいでちょうどいいのよ。
どんな時でも、自分を一番可愛がってあげてね。




 

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