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先生に甘えて集団に入らない子をどうする?

こんにちは!酒井です。


今日は私自身の失敗経験の

シェアでもあります。


ぜひ、参考にしてください。


経験も浅かった時

私は自分の勝手な考えを持っていました。


それは、

先生にべったりくっついて離れない子を

集団に入れないと


友だちとも関われないし

社会性も身につかないだろうし

保護者の方も心配するだろうし・・・


なんとかして

友だちの輪に入れてあげないと!!


と、勝手な使命感に燃えていたんですね。

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その子からしてみれば

全くもって迷惑な話です。


そんなことも気が付かず

私は一生懸命

友だちの輪に入れてあげようと


あの手この手を使い

いろいろと声かけをしと

やっていました。


でも結果的には

上手くいきません。


一時的に

うまくいった?!と見えても

また気が付くと私にベッタリと

元に戻っていました。


「あー!どうしようー・・・」

なっていました。


でも経験を積む中で

見えてきたことがあります。


それは小さい学年の時に

先生にベッタリだった子も


年齢を重ねると

なんとも頼もしくなり


むしろ、場をリードするような

存在になっているのです。


保護者の方とも

成長を喜びながら


「すっかり頼もしくなりましたねー。

あんなにベッタリしていたのが

ウソのようですね。」


なんて会話をしたこともあります。


このような経験をしていくと


子どもによっては

先生にベッタリ甘え尽くす経験も

その子にとっては

大切なんだなと気が付きます。


なのでその子が望んでいないのに

ムリに友だちの輪に加えるのは

その子にとってはいらないお世話なんだなと。


甘えることで心のバランスをとったり

甘えているようで

実は周りをじっくり観察していたりと


子どもにとっては必要な行動なのです。


もちろん、保護者の方は

そんな様子をみると

心配になると思います。


でも保護者の方は

お子さんのことをよく見て

知っているわけですから


状況を詳しく説明して

「○○ちゃんにとっては

今はそれが必要である」と

伝えると


「確かにうちの子は

こういうところがあって

わかります。」

と言ってくださいます。


もちろん、

保護者の方には

その後も定期的に状況を伝えるなどして


連携を密に取れるように

できれば

その子にとっても

過ごしやすい園生活を提供できます。


できれば園生活は

せっかくなら楽しく過ごして

もらいたいものです。


私にベッタリだった子も

「あの時、先生と遊べて楽しかったよ!」

言ってくれて


楽しく過ごせていたなら

それが一番だなと思ったものです。


子どもの心の声に

寄り添いたいですね。


ではまた!


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