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都合のいい人にならないで!


こんにちは!酒井です。

お楽しみ頂けているでしょうか?

前回の記事はこちらから▼



今回取り上げる書籍はこちら


キレる!

脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」

By 中野信子

キレる!

「キレる」という感情に対して

「なくすべきもの」と捉えるのではなく、

人間にもともと備わっているものとして

脳科学的に分析しながら

具体的な対処法・活用法が書かれている書籍。


気になる方は書籍をチェックしてみてください!


いつもキレる人から極力離れる


怒りの感情はもともと人間に

備わっている能力ですが


キレている人の頭の中では

「ノルアドレナリン」という物質が

分泌されていることをご存知でしょうか?

そして私たちはノルアドレナリンの分泌を

意識的に止めることはできません。

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ですから、あなたが職場の上司や先輩

同僚や保護者の方から


いつもキレられて困っているならば

「全力で離れること」をおススメします。

とはいえ、

「いや仕事なんだから、そんなのムリですよ」

という声も聞こえてきそうですが


本当にそうでしょうか?


辞められないなら

全力でその場から逃げることもできます。


さらにいえば、いつも怒りの感情さらされていると

自分のメンタルが大きなダメージを受け

最悪の場合は、回復ができずに

結果的に休職や退職せざるを得なくなることになります。


このような結果になると

回復するまでにかなりの時間と労力を使うことになります。


であるならば、身も心も元気なうちに

離れてしまった方がよいわけです。


逃げるだけは力不足


とはいえ、キレやすい人に

「近づかない」「逃げる」という

選択肢だけでは足りないということも事実です。


キレる相手に対して対応する力も必要です。


対応方法としては

「言葉」と「態度」を増やすこと。


不当な攻撃をされないように返す言葉や態度を

できるだけたくさん覚え、練習しておく。


海外では教育のプログラムの中に

「いじめはよくない」と教えるだけでなく

イジメられた時にどう言い返すか?ということも

ロールプレイングなどに取り入れています。


イジメはよくない。

パワハラはやめよう!


そんなことは耳にタコが

できるくらい聞いてきたはずです。


でも実際になくならないわけで

【してはいけない】

と伝えながらも


時に受ける側になった時の

対処法も学んでおく必要があるのです。


いい人になるな!


日本では「いい人は怒らない人」

というイメージが強くあるようですが


良い人=怒らない人ではなく

怒らない人=都合の良い人なのです。

イライラ (2)

キレなければ、搾取される側になりますし

マインドコントロールされる危険性もあります。

イジメの対象にもなる可能性も高くなります。


生き抜くためには

「上手にキレるスキル」を身に付ける必要があるのです。


キレることは悪いことでは決してありません。

問題なのは感情的に言葉でキレてしまうこと。


心の中ではブチ切れてはいても(笑)

あくまで言葉は冷静に丁寧に。


そこさえ気を付ければ

それほど困ったことにはなりません。


私もまだまだ練習中ではありますが

一緒にがんばりましょう!


いかがでしたか?

ではまた次回の書籍でお会いしましょう!

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