ミッキーイズム

高校から始めたラグビーを競技スポーツで43歳まで続ける。 引退後、小学生のラグビースク…

ミッキーイズム

高校から始めたラグビーを競技スポーツで43歳まで続ける。 引退後、小学生のラグビースクールコーチとして5年。子供達の成長の瞬間と関われた素敵な時間を過ごす。 これまでの経験を踏まえ子ども達に頑張る事、継続する事の大切さを伝えるべく、準備中。 ラグビー歴:北見北斗ー早稲田大学etc

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  • 固定された記事

とある街中を歩いていると、タグラグビーコーチ時代の教え子に遭遇。 当時、彼女が小3〜小4の時教えていた。今や高3で春からラグビー推薦で大学進学が決まっている。 彼女は昨年末、女子ラグビー東軍代表として、花園開催の女子U18代表戦に出場。その勇姿を目に出来た。感動感激の一日となる。

    • #360 早明戦

      12月第一日曜日。大学ラグビーのビックイベントと言える早明戦。 ラグビーサークルのシーズンは終わったが、イベントとして観に行くことになっていた。 シーズン開幕後、苦戦続きの早稲田。帝京大学に敗退し、1敗で早明戦に臨んだ。一方の明治大学は全勝をキープ。対抗戦4年連続優勝を掛けての1戦となる。下馬評では明治が圧倒的に有利。 僕にとっては大学ラグビーで目指している大きな舞台の一つ国立競技場での早明戦。 女子マネージャーを含む大勢のサークルメンバーでの観戦となったが、とても楽しみにし

      • #359 東伏見で感じた思い

        同じ大学の複数のラグビーサークルから数人ずつが集まりチームが編成。 東伏見グランドで体育会ラグビー部と試合が行われる。 僕は14番右ウィングとして試合に出場が決まった。 試合当日、対戦相手の体育会の5軍には新人練で見かけた同級生が数人いた。 日々厳しい環境の下、練習や試合に打ち込んできているであろう体育会。 そのことは百も承知だったが、僕は少しでも爪痕を残したいという野心で一杯だった。 相手チームのフルバックは新入生。体が大きく、大型バックスの部類に入る。僕は試合中、彼を強く

        • #358 道は続く

          健闘空しく最終戦敗退。今シーズンが終わってしまった。 僕はこの試合でトライを取り、試合の流れを変えるチャンスが来たにも関わらず、生かすことができなかったことに落ち込んだ。 怪我が完全に癒えてなかろうが、結果を出せなかった事実は変わらない。 ニュージーランドに短期ラグビー留学に行って、勇んで帰国。 望んでいた結果を残すことは叶わなかった。 トライを取ることが大きな役割のウィングにも関わらず、1つもトライを取れていない。 僕は試合後恒例の飲み会に参加することなく、帰宅。 どうして

        • 固定された記事

        とある街中を歩いていると、タグラグビーコーチ時代の教え子に遭遇。 当時、彼女が小3〜小4の時教えていた。今や高3で春からラグビー推薦で大学進学が決まっている。 彼女は昨年末、女子ラグビー東軍代表として、花園開催の女子U18代表戦に出場。その勇姿を目に出来た。感動感激の一日となる。

          #357 決戦の行方

          小雨の中、キックオフを告げる笛が鳴る。笛の音と共に一斉に飛び出す自チームフォワード陣。 激しくぶつかり合う両チームフォワード。相手チームがモールを形成し、そこからスクラムハーフがスタンドオフにパス。 パスを受けたスタンドオフが陣地挽回のタッチキックを蹴る。蹴り出されたところでラインアウトで再開。 自チームの戦略はセンターとフルバックの決定力を生かすべく、バックスにパスを供給し、バックスでライン攻撃を仕掛ける。 相手バックスのセンターにラグビー高校生日本代表候補だった選手がいる

          #357 決戦の行方

          #356 高まる緊張感

          最終戦の相手は慶応大学のチーム慶応獏の会。自チームが優勝するにはこのチームに勝ち、このチームが更に最終戦でも敗戦する必要がある。 前週の練習では緊張感が漂っており、1週間後に控えた最終戦へのチームの覚悟が見えた。 僕の負傷箇所はだいぶ良くなりつつあった。 1週間後の決戦へ向け、とにかくこれまで通りのリハビリとトレーニングに励んだ。 迎えた当日、前日から降っていた雨の雨足も少し弱まっていた 試合は予定通り開催されることを知る。 この日の試合会場は慶應大学の湘南キャンパスにあるグ

          #356 高まる緊張感

          #355 よもやの敗戦

          見切り発車で復帰した試合で負傷箇所悪化。 黙っていても患部の痛みで落ち着かない状況だった。 試合後は試合を観に来てくれた友人Aの家へお邪魔。何でも友人Aの母が 僕を連れて来るように言ってくれた様。 ご厚意に甘えて友人A宅へ。友人A宅は坂道を上ったところにあった。坂道を上るだけでも脂汗が出る位に痛かった。 友人Aの母は僕をもてなしてくれ、夕食をご馳走になった。 いろいろたくさん話をして友人A宅を後に。友人Aと友人Aの母とのやり取りでもやもやしていた気分も少しリフレッシュできた。

          #355 よもやの敗戦

          #354 焦り

          打撲した脛を知らず知らずのうちに庇っていたせいか逆足の大腿部を肉離れしてしまった。歩くのも辛い位に痛みが激しかったが、どうすることもできなく、自然治癒に任せるしかなかった。 歩行もままならず日常生活にも支障をきたす位の怪我。 数多くの怪我をした高校時代にも経験したことのなかった怪我だった。 1週間後に控えた所属リーグの開幕戦は残念ながら出場することが出来なかった。肉離れの痛みが中々取れなかったので、開幕戦は観に行くことも諦めた。 結果は後で知る事となるが、開幕戦はなんとか逆転

          #353 違和感

          悔しい敗戦に遠ざかって行った恋路。 ニュージーランドからの帰国と気になる子との恋が上手く行きそうな感触を得て、高揚感を感じていた気分から一転。 これまでの高揚感が嘘であるかの如くの落ち込み具合だった。 人を好きになるということは大きなエネルギーを生み出す。 上手く行っている時は生きる原動力に、その逆は萎れかかった植物の様に項垂れることとなる。 同級生Mも気になる子も僕に意識的なのか近づいてくることは無かった。 翌日は午前中に練習を行い、練習が終わると大騒ぎで写真撮影が行われた

          #352 意図せぬ涙

          夏合宿での最終練習試合で大学クラブラグビー強豪チームの一つである早大GWラグビークラブに敗退。 試合自体の点差は最終的に大差となったが、試合終盤まで自チームは食い下がった。 試合後、自チームでは珍しく試合に出たメンバーが熱く語り合う光景が見られた。いつもは勝っても負けてもあまり感情を出さずに淡々と試合を振り返るだけの主将が涙を流さんばかりの表情で悔しさを前面に押し出して語りだしていた。 僕は堪えてはいたが、途中涙が止まらなくなり、泣いてしまった。 もちろん試合に負けた悔しさは

          #352 意図せぬ涙

          #351 昂る感情

          試合前の練習で先輩方もいつもと違う緊張感を漂わせていた。そのことからこの日の対戦相手がこれまでの相手とは違うかなり手強いことを感じずにいられなかった。 相手チームはラグビーサークルではなく、準体育会という括り。 そのことがサークルチームとは違うという自負が強いのか威圧的な空気を感じた。 試合前練習が終わり、いよいよ試合が始まる。 両チームがハーフウェイラインを挟み向かい合う。 早大GWラグビークラブのメンバーの鋭い視線が僕らに降り注がれる。 何とも言えない緊張感の中、キックオ

          #350 決戦間近

          試合で負った打撲はかなり痛かったが、テーピングをすれば何とか 動くことはできた。僕は夏合宿を休みたくなかったので、次の日の練習から 参加した。この日も午後からは練習試合。 その試合のも出場する為にも練習を休んではいられない。 練習後、ストレッチとアイシングをしっかり行い、午後からの試合に備えた。 昼食後、シャワーを浴びてから昼寝。 2時間程すると出発時間が近づき、みんな起床し慌ただしく準備を始めた。 僕も同様に準備を行い、先輩の車に同乗させてもらいグランドへ。 この日は関西か

          #349 夏合宿開始

          僕は気になる子に買ってきたお土産はネックレス。青い石で花をモチーフにしたもの。僕は初めて女性に個人的に送るプレゼントだった。 他にお菓子も一緒に買ってきた。その子にお土産を渡すととても喜んでくれた。話も弾んだので僕は勝手に手ごたえを感じていた。 その子と別れた後も僕は高揚感に包まれ、上機嫌で家に帰る。 次その子と会うのは数日後に行われるラグビーサークルの夏合宿。 その合宿へ向け、トレーニングにも精が出た。 気になる子との関係が発展した事とニュージーランドで掴んだ希望と自信を胸

          #349 夏合宿開始

          #348 連なる高揚感

          帰国後、数日間はニュージーランドでラグビーを満喫できたことから来る高揚感に包まれていた。 僕はラグビーサークルの同級生マネージャーで気になる子がおり、その子に ニュージーランド土産を買ってきた。 そのお土産を一刻も早くその子に渡すべく、その子の家に電話。 見事、会う約束を取り付ける。 2日後に場所は池袋で会うことになった。ニュージーランド帰国後の高揚感に加えて、気なる子に会える喜びも合わせて僕は更に高揚感が高まっていた。 ラグビーに対する向上心も高まっていたので、僕は帰国後す

          #348 連なる高揚感

          #347 車窓から見える景色

          約2週間に及ぶNZ式ラグビー・スクールが終わり、帰国へ。 今回、僕を受け入れてくれたホストファミリーに感謝の言葉と共に別れを告げた。 ホストファミリーのお母さんは日本で言うところの肝っ玉母ちゃん的な方で シャキシャキ行動し、明るく元気な方。 僕を優しくもてなしくてくれた。お母さんはこの日も仕事の為、いつもの様に元気に出かけて行った。 僕を空港までお父さんが送ってくれることになった。 お父さんは寡黙だが優しさが滲み溢れている様な温かい方。 僕のつたない語学力の上、お父さんが寡黙

          #347 車窓から見える景色

          #346 ニュージーランドの休日

          NZ式ラグビー・スクール修了式が終わり、明けた翌日は自由行動の時間。 僕は参加者数名と一緒にオークランドの中心部にあるお店へお土産を買いに 繰り出した。 今回の驚いたことの一つにニュージーランドでは土日祝日、街中のお店がほとんど休みになること。 加えてお店の営業時間が短く、たいていのお酒を扱わないカフェが16時か17時には閉店。 この国では土日祝日は出掛けずに家族と家でゆっくり過ごすと言うのが一般的の様。 土日祝日は人件費が高くなる為、飲食店の料金も休日価格として割高になって

          #346 ニュージーランドの休日