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【番外その34 友との再会】

北海道より、友人が上京。
その友人は僕がnoteで連載しているラグビストーリーに出てくる友人A。
彼は大学卒業後、北海道の新聞社に就職し北海道に住み続けて現在に至る。
今回の上京は予定でびっしり埋まっている様だが、僕と会う時間を作ってくれた。
北海道生活が長く、東京の質の違う猛暑が苦手だと言う友人A。
約一年振りの再会となった。
僕はたまにワーキングスペースを兼ねて、利用しているイタリアンカフェに友人Aと行った。
彼は二年前に彼にプレゼントしたラグビースクールコーチ時代のコーチポロシャツを着ていた。
かなり愛用してくれているとのことで、とても嬉しかった。
友人Aが夕方の予定の移動までの約6時間。
お互いの近況報告からラグビー、経済に関する事まで話は尽きなかった。
大学卒業後ラグビーを20年以上続けた僕をずっと応援し続けてくれた。
上京時、僕の試合をわざわざ観に来てくれた事もあった。
僕が離婚し、娘達二人の会えない事実を知り、号泣した事を奥さんから聞いた。
僕が40歳を過ぎても仕事と両立させ、トレーニングを積みながらラグビーを続ける姿を新聞記事にしてくれた。
2年前、母校ラグビー部のスポットコーチに行く事になったのも、友人Aが仕掛け人。
とても有難い存在。
僕と彼の価値観が一致。年齢を言い訳にする事を嫌う。頭も身体も心も鍛え続ける事で更に向上させる事を目指している。
友人Aが行かなければならない時間が来て、駅まで見送った。笑顔で立ち去る彼の後ろ姿を見届けた。
活力と元気で体中が包まれた。
お土産にわざわざ持参してくれた北海道の人気銘菓と家庭菜園で作ったミニトマト。奥さんからも美味しい酒のつまみを頂いた。
彼と交わした約束が実現する日を励みに張り切って行こう。

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