Knnovation 推しの感性に触れる
キノちゃん생일축하해♡♡
キノちゃんセンイルに合わせて公開できるよう温めていた記事です。
めちゃくちゃ長いので最後まで読んでくれる人ほとんどいないと思う…
今回は最推しキノちゃんの楽曲紹介と、どんな感性を持って曲作りしているのかのお話です。
(なお、わたしのキノちゃん大天使フィルターを通しての解釈ですので、そうか..？ということがあってもお察しください。
エモーショナルな曲を作らせたら右に出るものはいない
"紫の感性"で作り出す音楽
自分の作る音楽を『Knnovation』(KINO＋Innovation) と呼んでいるキノ。Sound Cloudという音楽共有サイトにKnnovationという自分のアカウントも持っています。
キノは紫の色が好きで、理由が
「赤と青、対照的な色が合わさった色だから。"相反するものが共存している"世界観が好き。」
そんなキノの楽曲にはこの感性がよく表れています。それは歌詞の中での対比だったり歌詞とメロディーの対比だったり様々なのだけれど。
Lonely
わたしがキノのソロ曲の中でいちばん好きな曲で、ツアーのソロステージでも使ってた代表曲です。
歌詞和訳は動画に出ますので記載省略しますが(日本語字幕設定で見てね！)、タイトルの通り「君がいないと孤独で寂しい」という内容の曲です。
しかし曲調はアップテンポで明るく、「君は僕を寂しくさせるけど、結局君からは離れられない」という、寂しさよりも相手への気持ちが勝ってる感じ。
MVの撮影場所が日本なのも推しポイント。
PRISMツアーのソロステージファンカム最高だから見て。
DO I DESERVE IT
優しい穏やかなメロディーに乗せて、すごく悩んでいる鬱々とした曲です。
これはワールドツアーで欧米に行った際、熱狂的なファンの姿に感動したと同時に、何故こんなに愛してくれるんだろう普段会いに来ることもできないのに…なにもしてあげられないのに…こんな大きな愛を受ける資格が自分にあるのか？と思い、帰ってきてすぐ書いた曲だそうです。
歌詞は悩ましいけれどメロディーから "愛される幸せ" も同時に伝わってくる感じがします。
독 Poison()
これはソロ曲はソロ曲なのですが、アーティストとコラボしていくコンセプトで去年立ち上がった「UNORDINARY SUNDAY」という作曲家集団とのコラボ曲。
この曲は、「君は僕にとって毒だけど、それでも愛してるし一緒にいたい」という曲です。Lonelyと似てるね。
キノちゃんぜったい過去(だと思いたい)に好きになっちゃいけない人好きになったことあると思う…常に追いかけていたいタイプだろうなあ。
「薔薇は棘があって触ると痛いし血も出るけど、それでも世界中で愛されてるでしょ、そんな感じ」だと言ってました。薔薇に例えるところがキノちゃんらしい。
ちなみに曲名のあとに付いてる()はオタクが使う()とは違って(当たり前です)、韓国の曲にはサブタイトルが付いてることがよくあるのですが → SHA LA LA(身土不二)みたいな
サブタイトルはその曲の伝えたい真意みたいなことだと思うんだけど、この曲のサブタイトルは聴いた人に考えてほしいということでこうなったそうです。
2つ目の動画の生演奏ライブもまたアレンジが違ってめちゃくちゃいいから見てね！
VIOLET
ここからはグループ曲ですが、このVIOLETはキノが自身の代表曲にも挙げていて楽曲制作の中で転機になった曲だからすごく思い入れがあるそうです。
優しいメロディーの、忘れたくない美しい想い出を歌った失恋ソングです。
なんだけど、どうしても10人だった頃のことを歌った曲のようで、、VIOLETリリース時まだイドンいたのでそんなわけはないのですが…歌詞が合致しすぎてて。タゴニたちは彼を憎んだりはしてないと思うし、10人で頑張ってきた数年は美しい記憶なんだと思うんですよね…
この曲の中で一番好きな歌詞も元々イドンが歌ってる中盤のラップパートで今はキノが歌ってるところなんですが
君は離れるつもりなんだろどうせ
だからそんな簡単に告げたんでしょ終わりを
君は知らないだろうね棘のある枯れた薔薇の惨めな花言葉を
美しさの赤 不可能の青 くだらない永遠のような紫
だからなんだ、もう色がない
なんの意味もないんだ
※動画と多少解釈の違いがあります
これをキノちゃんが歌ってる今のバージョンがいいんです。彼に向けて言っているようで。
…逸れた話が長くなりましたが、悲しみを美しく描くことにおいて本当に天才的だと思っております。
Beautiful Goodbye
この曲に関してはご本人様直々に曲紹介してくれているので、是非そちらをご覧ください。
と、いうことです。(疲れたの？)
挑戦を厭わない、マルチな天才作曲家
基本上にまとめたようなエモーショナルな曲がキノのスタイルなのは間違いないのですが、いろいろなジャンルの曲が書けます。天才なので(ウザい)(わたしが)
봄눈 Spring Snow
とても明るいロック調の曲です。振り付けもフリーに遊んでるような感じ。
代表曲ピンナリのMV撮影時、もう3月だったのに雪が降ってきた、その時の思い出を書いた曲です。歌詞もほっこり暖かい。
春の雪が降るでしょうか
君の好きな春にまた雪が降るでしょうか
愛してもいいでしょうか
幸せだったあの頃のように、僕たち踊りましょうか
サビの歌詞を字面で見ると泣いてしまう、、
キノちゃんが雪見たいって言うならわたしが降らせるから…
先にキノの紫の感性の話をしましたが、PENTAGONというグループ自体 "陰と陽" 相反するものを持っていると思っていて、この曲は陽のPENTAGONを一番よく表している曲じゃないかと思います。
도망가자(HAPPINESS)
「僕たち幸せになれるかな？いや、幸せになれるよ」
から始まる、"幸せになれる場所まで一緒に逃げよう" という、ニュージャックスウィングビートを取り入れた曲です。
"僕が幸せにしてあげる" んではなく "一緒に逃げてくれる" アイドルなんですよねキノちゃんは…かわいいね(？)
どの部分かは分かりませんが、家族で沖縄旅行した時の話も歌詞に盛り込まれてるそうです。
キノには「幸せってなんだろう…」と幸せをひたすら探していた時期があるそうで、2019年始めのほうの楽曲かな？このHappinessを作る過程で悶々とした悩みに光が差したのかも？とか勝手に思いました。現実がツラいなら逃げちゃおうぜ！って明るく言ってる感じが。
去年のセンイルに放送された키Sing부스(キノがMCを務めていたラジオ番組)のお悩み相談でも「幸せを探す過程こそが大事なのでは？完璧に幸せなんて人はどこにもいない」と答えていたし、「幸せになれる場所まで一緒に逃げてるこの時間が幸せじゃない？」ってファンやメンバーに伝えたかった曲なんじゃないかと思っています。
この曲は最初に日本語ver.が日本シングルとしてリリースされ、後に韓国語ver.が出ました。
日本語の歌詞は、キノがユウトに思ってること伝えたいことを説明し、2人で話し合いながら1ヶ月くらいかけて書いたんだそう。
キノが書いた韓国語歌詞をユウトがただ訳したってだけじゃないのが、いいよね〜〜ユトキノいいよね〜
불꽃(Eternal Flame)
去年のクリスマス前に出た、現状ペンタの最新曲です。「これ聴いてクリスマスも年末も暖かく過ごしてね」というキノちゃんからのプレゼントのような宝物のような曲。本当にずっとこればっかり聴いてたし、今もずっと聴いてる。
このライブクリップ見る度に尊さが募って涙出てくるんですよね…(すぐ泣く)
この曲も以前の記事で紹介した「Greatest Wall」や「For You」のように自分たちの苦難がベースにはなってるのですがもっとポジティブで、これまで側で支えてくれた大切なお互いへの希望と労いのメッセージを込めた歌詞になっています。
僕らが出会ったのは奇跡なんだって
諦められなくても、永遠を約束したから
青い星が波打った夜、お互いを見つめながら誓ったんだ、ずっと一緒にやろうと
宇宙の果てまで、僕たちだけの速度で行こうと
もう…泣いちゃうんだってば……()
フイはこの部分のレコーディングで泣いちゃって最初歌えなかったんだとか。フイくんが泣くならわたしだって泣くじゃん(？)
「そうして僕たち咲き始めたんだよね」という歌詞もあって1位を獲れたあとのポジティブさな感じがするんだけど、曲はかなり前からできていたっぽいしレコーディングもジノょんいる頃に済ませていて、キノ始めメンバーたちは1位になる未来をずっと信じてたんだなと思うと……現実になってよかったねㅠㅠ
この曲に相応しいタイミングで出そうと温存してたのかなㅠㅠ
この曲はさらに極め付けの尊いエピソードがあって
Authorのとこ見て。Universe(ファンダム)ってなってるのㅠㅠㅠㅠ
全体はキノがもちろん作詞してるんだけど、二番はファンからのファンレターとかコメントとかからの引用で書いたそう。
二番はサビ以外ほぼラップだから、ウソクとユウトがユニボスの言葉を歌詞としてまとめたのかなと思っています。マンネズの共同作業尊い＼ToT／
そんでこうやって形としても残してくれて、「ユニボスー！作詞家デビューおめでとうー！」って言ってくれる、、推すしかないだろうが…
Paradise(별이빚나는이밤)
これを初めて聴いた時、「え、これキノちゃんの曲なん！？」ってなりました。
一昔前っぽいサウンドが特徴のファンソング(だと勝手に思ってる)です。
Paradise＝ファンとの空間＝コンサートのことかなあと。サブタイトルの「星が輝くこの夜」も、ユニボスの振るペンラが広がる光景のことを言ってるんじゃないかと。(動画主様の背景画像もそれですね)
キノは過去にLost Paradiseという曲を書いているんですが、時が経って楽園を取り戻したんだね..！という…これがエモいという言葉の意味ですか。意味も知らずに使ってるJKたちに教えてあーげよ。
Twenty-Twenty
これはX1出身キムウソク主演の青春ドラマの主題歌です。「20歳の大学生たちの青春」がテーマ。
実はわたし以前X1のオタクもしてまして、推しがキムウソクだったのでこのドラマも見ておりました。
ドラマ内で流れてるこの曲なに！？主題歌？めっちゃ好き！！って思ったら、ペンタの曲だったんで運命感じました。(簡単に運命感じれるオタク)
キノちゃんにもOSTとか他グルへの楽曲提供とかもっと依頼来るといいなーーー
与えられたテーマに沿った曲作りもこんな上手くできちゃうんだから！
ちな、わたしはTwenty-Twentyが「これでカムバしてほしかった！」曲No.1です。
花や色を使った表現の多彩さ、美しい言葉選び
キノはお花が大好きで、将来の夢はずっとお花屋さんで絶対いつか花屋をやる！！と言っています。
もう今アイドルなのにだよ？かわいい。
キノの好きなものはすごくジェンダーレスで、そこもわたしが好きな理由の一つなのですが
花、紫色、絵画、キラキラしたもの..etc
歌詞にもその好きなものたちが盛り込まれていて、特に花を使った表現と色を使った表現がよく見られます。
La Di Da
音楽ってやがて咲く花
花を摘んだ春、夕暮れが過ぎれば
夏の夜の夢を咲かすよ
君が、僕の青い夜明けで赤く燃える夕暮れだよ
VIOLET
君の言葉は花のように美しかった
僕は君の色を覚えてる(KRver.)
君は花のように綺麗だった
今も忘れないその色を(JPver.)
君は知らないだろうね、棘のある枯れた薔薇の惨めな花言葉を(KRver.)
知るわけもないでしょどうせ、悲しい薔薇の花言葉(JPver.)
美しさの赤 不可能の青 くだらない永遠のような紫(KRver.)
愛のRed 奇跡のBlue 永遠意味する色ならViolet(JPver.)
봄눈 Spring Snow
全ての瞬間 君を思い出したよ
見事に咲き誇る雪の花畑で
독 Poison()
君は僕にとって花の毒みたいだ
鋭い言葉尻が僕を突き刺す
この愛は真っ赤な青
불꽂(Eternal Flame)
明るく燃え上がる花火
僕たちは枯れない花 転んでもまた立ち上がるよ
도망가자(Happiness)
心配しないで僕の手を握って
花で覆われたその場所へ連れて行ってあげる
Twenty-Twenty
いつか今の僕が一編の詩になって
その上で花を咲かせますように
あと、歌詞ではないんですが
デイジー活動中にファンに対し
「世界中のデイジーの花びらの数だけ愛してる」
と言ってくれました。
枯れた花があってもまた咲く花があるから、「永遠に愛してます」と言ってくれてるんだねっていうのを見て、永遠という言葉すら花で表現する花咲かキノちゃん…
キノちゃんの言葉選びが本当に大好き。
楽曲制作とは違いますが、Daisy収録アルバム『WE:TH』のアートディレクターはキノが務めていました。
どこまで手掛けるん？キノちゃん担当多すぎん？と思いましたが。(曲作りだけでなく、メインダンサーなので振り付けも作るし練習でもダンスリーダーです。多忙すぎ…
お花お花お花であまりにキノちゃんみが強く、ユニボスもついにタイトル曲キノちゃんなんじゃないかとざわざわしてました。違ったけど。
キノは絵を描くことが趣味で、1枚目のデイジーの絵は元々フイの誕生日プレゼントとして描いた絵でしたが、どういう経緯でかそれがメインビジュアルで使われることになり、アートディレクターとなったそうです。
てか、兄がデイジーって曲書いたからデイジーの絵描いてプレゼントする弟とか、、美しい世界すぎて新しいディズニープリンセスのお話かと思いました。拝……
フイはもう少ししたら兵役に行ってしまいます。
そうしたら必然的に曲作りはキノが引っ張っていくことになると思います。
キノはここで紹介した以上のたくさんの曲を作ってきているけど、まだキノの曲がタイトル曲になったことはありません。
次がいつになるか、フイジノ不在でちゃんとアルバム出させてもらえるのかはわかりませんが、あるとしたら次のアルバムのタイトル曲はキノの曲になるんじゃないかなと思って、そうなったら今までとまた違うものを見せてくれそうで楽しみでたまりません。
ものすごく長々と書いてきましたが、キノの感性と世界観、そこから作り出される音楽の良さが少しでも多くの人に伝わればうれしいです。
最後に、キノちゃんにとって今日が幸せに溢れた日になりますように･:*+✴︎
24歳おめでとう♡♡♡
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