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ぐちゃぐちゃのままでいいので可視化しよう

気が付けば、なんでも手帳に書き込むようになっていた。整理が下手なので昔の手帳は散らばっており、何年前からちゃんとした手帳を使うようになったのかがわからない。そんな感じの私は、頭の中で予定を整理するのも下手である。そこで手帳が必要になる。

しかしここで、「ちゃんとまとめてわかりやすくしてから手帳に書こう」とすると、私には難しい。整理する能力に乏しいのだから。まとめられないなと思っているうちに、書くべきことを忘れてしまう。

なので、何か思いついたり、覚えておかないといけないことができた時には、早めに手帳にかきこむようになった。スタイルは問わない。自分が読めるならば崩れた字でいい。空いているスペースに書けばいい。

後から見返しても、不規則に書いたページはぐちゃぐちゃしており、ぱっと見で何がどうなっていたのかはわかりづらい。それでも、書かないで忘れるよりは書いたほうがいい。書くことでその件に意識が向き、記憶にも残りやすくなると思う。そして頭の中だけに置いておくよりも、可視化したほうがいくらかわかりやすくなる。

あと、たくさん書く日ばかりでもないので「おや、この日はあまり書いてないな、調子悪かったのかな?」と、後で見返してその時の自分を思い出せたりもする。

基本ぐちゃぐちゃとはいえ、書いているうちに自分なりのルールのようなものはできてきた。

・たくさん書くので一日一頁の手帳を使う
ここ数年は、マークスのEDiTのB6変形を使っている。

・3色ボールペンで色分けする
使っているのは三菱鉛筆のジェットストリームエッジ3だ。油性ボールペンで0.28mmととにかく細く、こまごまと書ける。
「黒」予定
「青」実際に起きたこと
「赤」注意事項
と色分けしていて、赤はあまり使っていない。

世の手帳好きさんには、きちんとした方が多い。他者に中身を公開できるくらいに綺麗に書かれていたり描かれていたりされる。なのでもしかすると「あんなふうにちゃんとつけられない」と思う人もいるのではないか。大丈夫だ。綺麗につけていない人は中身を公開していないだけだ。綺麗でなくとも、自分がわかって、自分の助けになれば、それでいいのだ。

(これは決して、綺麗につける手帳を否定するものではなく、どんな手帳のつけ方も「自分のため」になればそれでよしであると思うので、綺麗でもそうでなくてもいいのだ、という自己弁護と共に、手帳を気楽につけてみようよ、という呼びかけなのである)

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