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アメリカの大学院(Ph.D.)のプログラムにひたすら受験する その1

こんにちは、さやかです。
理系の大学生をしながら、研究室に篭りつつ、大学院に願書を出しまくり、アルバイトもするというなかなかハードコアな生活をしていたら、新しいnoteを書いている余裕がなかなかありませんでした。ではでは、早速アメリカの大学院(graduate school)の博士号プログラムについてお話していきたいと思います。

そもそもなぜいきなり博士課程なのか

日本では、学部生を4年間やって学士号をもらって、修士課程を2年、博士課程を3年やるのが一般的だと思います。アメリカでは、なんと、修士課程をしないで、いきなり博士課程に進むことが可能です。しかし、その分博士課程は長いです。(4-6年くらいが一般的と言われています。)

修士課程をするメリット/博士課程に飛び級しないデメリット

  • 研究が自分に合っているか試せる

  • 長い大学院生活で、修士課程と博士課程で違う大学院に行くことも可能

  • 博士課程に入る前に自信をつけれる

修士課程をするデメリット/博士課程に飛び級するメリット

  • 修士課程の学費が高い

  • 修士課程から博士課程に変わる時に同じ研究をできる可能性が100%ではない

  • 博士課程は研究室が学費を払ってくれるから学費の心配をしなくて良い

私が所属している研究室の教授は、修士課程ではなく博士課程を勧めてくれました。金銭面で学問を諦めなければいけない学生も出てくる点、博士課程ではその心配はないのと、最終的に博士号を取りたいならわざわざ修士号を取らなくても良いという2点から、博士課程に願書を出すことに決めました。大学2年生から研究を始めて今年で3年目、やりたい研究もわかってきたので、博士課程に向いていると判断しました。

マウスの幹細胞を使って、受精卵がどのように胎芽に成長するのかという研究をしてきたので、バイオ系サイエンスのプログラムに応募することにしました。学校によっては幹細胞に特化したプログラムもあるので、とても興味深いです。

第2弾では、学校とプログラム選び、出願するのに必要なものについてお話していきます。

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