見出し画像

マクドナルドに学ぶサステイナブル戦略

PRディレクターのさやです。

今日はトリチ・ダブチで話題のマクドナルドのSDGs・サステイナブル戦略についてまとめたいと思います。ちなみに私はエビフィレオ派です。

ではいってみましょー!

マクドナルドが考えるSDGs

まずマクドナルドがすごいのは,「SDGsのすべての目標について貢献できると考えています」と言い切っているところ。すべての目標に対して,マクドナルドがどのように貢献できるのか,すべて記載されています!17の目標をそれぞれ要素分解して,自社が展開する事業と組み合わせて,書かれているのが気持ちいい。ぜひ一度コーポレートサイトをのぞいてみてください。

マクドナルドは,17の目標の中で以下の6つを重点的に取り組んでいます。

画像1

・飢餓をゼロに
・働きがいも経済成長も
・つくる責任つかう責任
・気候変動に具体的な対策を
・陸の豊かさも守ろう
・パートナーシップで目標を達成しよう

本記事では,①飢餓をゼロにと②陸の豊かさも守ろうについて,ご紹介します。

①飢餓をゼロに

この目標の柱は,持続可能な食材の調達食育支援の2つです。なんといってもマクドナルドはバーガーを販売する企業なので,絶対に外せない目標ですよね。主要な食材として,ビーフ・フィッシュ・バーム油・コーヒーを挙げて,それぞれへの意気込みを記載しています。例えばビーフは以下の通りです。

健全な牛の飼育、ビーフパティの加工・生産を環境に配慮しながら実施できるようサポートし、動物の健康と福祉を保護、そして農家と地域社会の生活を向上してまいります。

農家の人々だけでなく,動物の健康と福祉を保護することも記載されています。

また,食育とは,食を通した教育のことですが,マクドナルドは2005年に小学校における食育授業支援のための教材「食育の時間」を開発。教育現場における食育授業の支援を続けています。 全国でこの教材を用いた食育が行われています。

②陸の豊かさも守ろう

この項目の柱は,飢餓をゼロにでもあった持続可能な食材調達に加え,パッケージ&リサイクルです。

世界銀行によると、2025年には毎日600万トンものごみが出ると言われています。マクドナルドはお客様、社会・環境、ビジネスにおいてWin-Winの関係を目指しています。引き続き、パッケージ業界やリサイクル業界においてイノベーションを促し、環境負荷の低い素材を使用し、またお客様にもリサイクルを身近に感じてご一緒に取り組んでいただけるような活動を実施してまいります。

企業としてリサイクルがしやすい資源に変えたり,簡易包装で受け渡しをすることに加え,消費者のリサイクル意識を高めることも目標としています。

例えば,ハッピーセットのおもちゃのリサイクルボックスを店舗に設置して,親子でリサイクルについて語る機会を設けるなどがその一例です。2019年にリサイクル回収されたおもちゃの数は約340万個といわれています。

まとめ

今日はマクドナルドのサステイナブル戦略についてまとめました。マクドナルドは子どもの時に食べた味を大人になっても食べ続けるという法則に基づいて,ハッピーセットに力をいれているのは皆さんご存じの通りだと思います。その戦略において,リサイクルの重要性をハッピーセットのおもちゃに取り入れるのは素晴らしいと思います。リサイクルは決して難しいものではなく,当たり前の行為として育つ子どもが増えるのは頼もしいですね!今日もご精読いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?