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仕事の楽しさと面白さの違い

同僚の一言にはっとした。

何でも、取引先の引退するご年配担当者に「仕事は必ずしも楽しい訳ではないけど、全てが面白かった」という言葉をもらったそうだ。

楽しくはなくても面白い。何とも奥深く、かみしめればかみしめるほど味の出てくる言葉ではないだろうか。

確かに「楽しい」という言葉には、そのまま「楽」という意味も含まれるだろうし、「周りの環境や人が良い」等の外的要因、つまり受動的な意味合いが含まれる場合もあるだろう。一方で、「面白い」は、自分が追い求めた結果としての能動的な印象がある。…国語辞典で調べていないから、あくまでも私の主観だけれど。

色々考えていたら、そういえばうちの社長も「仕事の真の面白さ、醍醐味」という表現は良く使うけれど、「仕事の楽しさ」という言葉はこれまで一度も使っていないように思う。そういう意味では、仕事を極めた人が当たり前に実感することなのかもしれない。

今、自分は仕事を本当に面白がっているか。案外、重要な問いかけのように思えてきた。

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