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30代になったら生理の辛さが変わった

タイトルのとおり、30歳になってみたら生理含め身体の面で変わったことがあった。けど結果「20代よりも生きやすいな!」というところに落ち着いている。漠然と不安がある方へのサンプルになればいいな。

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去年の秋、30歳になった。

もともと声も低めで、「安定感」が取り柄だといわれるほど感情が表に出にくいタイプなので、"30代" というひびきの方がしっくりくる。


特に20代の前半は、「20代から30代になるときは何かが大きく変わのでは・・・」と漠然としたイメージがあったけど、いざなってみると基本は地続きで。がらりと変わるわけでもない。

数すくない "友達" といえる存在の人たちも、結婚していなかったり、結婚していてもこどもはいなかったり。人間関係と登場人物が劇的に変わった、ということもない。


もちろん、小さな変化はいくつかあった。

それでも、わたしの結論は「変化はあるけど、30代の方が生きやすい」だ。

これからいくつか、特に身体面の変化を書いてみるけど、結果的には「いまのほうがいい」のだ。だから安心して読んでね。


生理の辛さが変わった

毎月くるヤツの辛さが変わった。

20代は始まってからが辛くて、"生理痛"が最も嫌なコンテンツだった。

「あ、痛いかも…」と思ってすぐ薬を飲んでも、「痛いかも」からピークまでがものすごく早い。


ストレスのせいか、年に一度くらいだけ、特にひどい月があった。

心臓の動きに合わせるように、子宮を力の限り握りつぶされるような痛み。 それが 痛→ 休 → 痛 と5秒間隔でやってくる。

(その時はそんな余裕なかったけど、落ち着いたあと「もしかして陣痛ってこういう感じなのか・・・?」と思った)


痛みにじっとしていることもできなくて、発狂しながらトイレの壁をひっかいたり、暴れながら痛みと戦う。血の気も引くし、もういっそ気を失って痛みから逃れたかった。

小一時間で薬が効くので助かったけど、薬でこの握りつぶされる痛みを感じなくなるのもほんとうに不思議だ。


30歳になる少し前からは、始まるまでの方が辛くなった。

転職で生活リズムが安定してからは、生理痛がかなり軽くなった。まだ薬は飲むけど、思わず暴れたくなる痛みはない。

その代わりに生理前の2週間近く微熱。夕方は熱が上がってだるかったり、息切れするようになった。


イメージとしてはこんな感じ。

■20代  → 大きい波がきてすぐに去る
■30代 →小さい波がじわじわ長引く

つらさをポイント換算して日割りしたら同程度かもしれない。けど、激しい痛みへの恐怖が和らいだ点ではいまのほうが楽なのかもしれない。


いつのまにか敏感肌になっていた

もともと乾燥肌ではあるけど、ニキビも滅多にできず目立った肌荒れはしないタイプだった。のに。

去年の夏から急に、いわゆる"敏感肌"の症状が出始めて、はじめて顔がかぶれた。

何度か使ったことのある日焼け止めで赤くただれたり、敏感肌にもおすすめという美容液でかぶれたり。冬には顔の皮がポロポロむけるほど乾燥するようになった。


肌だけは強い、と思っていたのでショックだった。まさかこんなに肌トラブルが起きるとは。食生活が大きくかわったわけでも、運動量がかわったわけでもない。

こればかりは、年齢によるホルモンバランスの変化、なのかもしれない。


ただ、こんなもん。


そう、マイナスともとれる変化ってこの程度。むしろプラスの変化ももちろんある。


・体型が落ち着いた
→20代のほうがお酒をバカみたいに飲みたくなったり、食欲がアホみたいに出ることがおおかったので、太ったりやせたり変動が激しかった。


・おとながこわい、と思うことが減った
→友達で出世する子もいて、上の立場の気持ちが理解しやすくなった。これまで怯えていた"上司"という存在に、いい意味で気楽に接することができるようになった。


・確実に人生楽しくなっている
→「楽しいこと」の経験値が年々積み重なったり、じぶんの扱い方をマスターしたりして、機嫌良く過ごせる時間がどんどん増えている。


あくまで30代になってすこしの、子どももいないおとなの感想だけど。

20代のときに「大したことできてないなー」と思っても、ちゃんと経験つめてるから大丈夫。じぶんの操縦方法がだんだんわかってきたら、きっと生きやすくなるはずだ。


その方式でいけばきっとまだまだ楽しい。つらいことがあるのはわかってる。でも、機嫌良く過ごせる時間が少しでも長くなるように、じぶんにやさしく生きていきたい。



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