結婚というシステムについて考えてみた

同級生の結婚ラッシュはとうに終わったさやかさんです、こんばんは。

先日、婚活をしている（た）友人を交えて話してみて、結婚について改めて考える機会となったので、今思うことについて書きたいと思います。

「なぜ、結婚したいのか」というシンプルな疑問

世の中には、結婚したい人もいれば、機会があれば、くらいの感覚の人、できればしたくない人など、様々います。

そうすると、結婚願望がない人からすると、必死に婚活している人を見て、「どうしてそこまでして、結婚したいの？」という率直な疑問が生じてくるようです。

私の感覚としては、「うわぁ、辛辣な質問・・・」と、ちょっと同情してしまうのですが、意外とこれに明確に答えられないと、なかなか婚活も大変そうに見えます。

そもそも、”結婚”とは。

現代では、様々な家族の形が認められる中で、そもそも結婚とは、という概念から整理してみたいと思います。

例えば、入籍することを”結婚”と定義するならば、それは、法的拘束力を持った家族になることだと考えました。

実生活が何も変わらなくても、紙切れ一枚を書くことで、結婚というシステム下におかれるのです。

「結婚＝家族、子ども」と捉える人もいる

一方で、家族が欲しいから、とか、子どもが欲しいから、結婚したいと言っている人たちがいるのですが、私からすると、「それってイコールじゃないですよね？」と反論したくなります。

結婚（入籍）しなくても家族にはなれるし（もちろん一緒にも住めるし）、子どもを持とうと思えば持てる。

結婚しておくと、何かと便利なこともあるというだけで、必須ではないという感覚です。もちろん、社会的にはまだ追いついていないところもあると思いますが。

結婚のメリットとは

結婚をメリット・デメリットで考えるな、という言葉が聞こえてきそうですが、でも、論理的にプラスかマイナスか考えておくことは無駄ではないはずです。

それで、無い頭を捻って思いついたメリットは、
・結婚しろ、と言われなくなる
・ペアローンを組みやすくなる
この2点かな、と。

（今の属性だとローンを組めないので、実質1つ目のみ、ですね）

誰かと家族になることのメリットなら、いくつか挙げられそうなのですが、「結婚≠家族」ではないので、それを取り除くともうほとんど残らない気がしてます。

結婚と同時に発生するデメリット

一般的には幸せとされるイベントなので、デメリットにフォーカスされることは少ないですが、以下のようなことが頭の中に浮かんできたのです。

・子どもを作れと言われるようになる
・（離婚するまで）結婚できなくなる

私の親が私に結婚しろという理由は、子どもを作るための過程としてしか考えていないので、次にこの苦しみがやってくることは目に見えています。

想像はできませんが、むしろこの方が辛いのでは・・・？自分ではなんともコントロールできないことを強く要求されると、精神的に追い込まれそうです。

結婚も相手がいて、のことなのですが。

おわりに

これだけ多くの人が悩んでいる、結婚というシステム。今一つだけ思うのは、若いうちに妥協で決めてしまわなくてよかったな、ということだけです。

友人たちには昔からずっと、「さやかさんはあっさり決めそう」と言われていますが、さて、どうなんでしょう。デメリットが大きすぎて、今のところ考えられないかもしれません。

それでは今日は、この辺で。