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女性特有の体調不良が消えた話

今日は、ヒーリングについて少し書こうと思います。


私は普段、特に大きな病気はないのですが、生活態度や不注意により、たまに風邪をひいたり腹痛を起こすことがあります。生理前はPMS、生理が始まると腹痛、頭痛、怠さ眠気があります。


数年前に仕事の関係で、大きなストレスを抱えた結果、盲腸になったことがありました。病院の診察の結果、切除する必要はなく投薬で済むものでしたのでよかったのですが、それでも激痛で、病院の待合室でずっと横になってないといられないほどでした。


医師の方から「今度またなったら切除」と言われ、恐ろしくなり「絶対に盲腸にはならない!」と決心しました(笑)


その後数日間は、水を飲んでもすぐにトイレに行かなければいけない状態が続きました。「健康て本当にありがたいな」と感じ、健康についての研究を始め、ビワの葉温灸が良いと知れば、Amazonでビワの葉とお灸セットを購入したり、自然療法についての本を読み漁ったりして、なるべく体に優しい暮らしをしよう、と一生懸命になりました。


「ヒーリング」という言葉について興味が出始め、インターネットで調べると、アメリカのフランク・キンズローさんという方が開発した、「ユーフィーリング」という瞑想の本を知り、当時Kindleで読み放題でしたので読んでみました。


ユーフィーリングとは、瞑想で、誰でも「無(スペース)」の領域があり、そこに気づくと、やがて静かな穏やかな感覚がやってきて、そこに触れると体調が良くなるとのことで、フランクさんのセッションでは、スポーツ選手やいろいろな方の体調不良が治っている、と書かれていました。


もともと人間の体は健康で、体調不良の時は何かが邪魔をしているだけであり、必要なことは、回復への道を整えてあげるために、本来の流れを止めているものを退けてあげるここ。そうすると自己治癒が「自然に起きる」とのことでした。


聞くと一瞬「何それ?」と不思議に思いますが、やり方は簡単で瞑想するだけなので、「それだけで体調が良くなるなんて面白そう!」と興味津々になり、誰にでもできる簡単なことが好きな私は喜んで試してみました。そしてそれを3ヶ月間続けた結果、生理時の腹痛が消えたのです。始めてから3ヶ月後ではなく、瞑想した日はずっと。


離れている人にもやってあげられるそうで、私は早速友人に試してみることにしました。ちょうど目の調子が悪く、片目が開けていられない、という友人がいたので、LINEで「試してみていい?」と尋ねてから、遠隔でやってみました。


時間はほんの数分間でした。終わって聞いてみると、「今まで開かなかったのに、開いた。怖いくらい」と驚いていました。私も半信半疑でしたが、この瞑想の効果を信じる信じないに関わらず作用する、と本に書いてありましたので、「本当だったんだぁ」と驚いたことを覚えています。


この経験から、治癒って起こるものなんだ、と思うようになりました。


これは体の痛みの緩和に関してですが、他にも普段の生活の中の、いろんな場面で良い効果がありました。例えば苦手な人と一緒にいるときにやると、「うわー」とモヤモヤ騒いでいる自分の中が落ち着いて、冷静に対話する姿勢でいることができたりします。この瞑想は、気づいた時に、わざわざ足を組んで座る体制をとることなくても、歩きながらでもできます。


私の場合、これによって生理時の全ての症状が消えたわけではなく、眠気はあります。これは仕方ない、としてやり過ごすことにしていますが、一つでも症状がなくなると、楽になり嬉しいです。


緊急を要する病気の症状や怪我には病院での治療が必要だと思いますので、全てに対してこれだけで治る、とは思いませんし、本にもそのように書いてあります。しかし、少しでも飲む薬の量を減らすことができたりしたら体にかかる負担も減っていいと思いますし、本来の「生き物の生命力」に対する見方が変わってきます。


世の中には心や体をリラックスさせる方法や、元気が出る方法がたくさんあります。それらの取り組みによって、私たちの中の力強さが呼び起こされると、本来の「生きる喜び、存在する喜び」を思い出し、歩みはゆっくりでも、それとともに自分が喜ぶ心地よい方向へ向かっていくことができるようになっていきます。


ずっと学んできたことは、痛いのは辛くて嫌ですが、痛みを感じる「完璧ではない自分」は、それ自体が、他の存在と協力して生きることの面白さを味わえる、一つの手段なんだな、ということです。


お読みいただいてありがとうございました。何かのヒントになれれば嬉しいです。


sayaka








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