『衣・食・住』を伝える大切さ。|自己紹介
今日は、私について書きたいと思います。
私は主に文章を書くお仕事をしていて、気がつけばもう14年になります。大阪で3年半、静岡には10年ちょっと、その間にさまざまな経験や気付き、発見がありました。
第三者目線であったり、クライアントの思いを綴ったりと、たくさんのお仕事をさせていただきましたが、「私自身の言葉で伝えたい」という思いがついに溢れてしまいました。なので、これからは文筆家としても、活動していきます。
いま、私が一番伝えたいことは『衣・食・住』をあらためて立ち返る大切さです。
結婚・出産を経て、目に映る景色が「私だけの人生を歩む」から、大きく動いていきました。今まで当たり前だと思っていた世界が、ひとつずつひとつずつ砂の城のようにポロポロと崩れだしたのです。
「あれ?食べ物って本当はこうだったの?」
「あれ?農業って実はこうなんだ!」
「あれ?衣服は?あれ?住宅は?あれ?そもそも子育ってって?」
少しの衝撃とともに、実は身の回りには「私が知らなかったもっともっと素敵な世界」があるということに、深く気がついてしまいました。
あまりよく考えず生活していたころと比べて、だんだんと生活は真逆になりました。そして、「日本にもともとあった素晴らしさ」というのは、私が知らなかったのと同様に、あまり世間に伝わっていないことにも気がつきました。
ごはんを土鍋で毎日炊いていると、季節の移ろいで水加減が変わるんだ。
季節の手仕事をしていると、時期ごとの体調にやさしく作用するんだ。
田植えをしていると、害虫といわれている生き物が実は田んぼを助けてくれているんだ。
子どもは親よりも親をよく感じている、子どもこそが私にいろいろ教えてくれているんだ。
「めんどくさい、手間だ」や「これではダメだ」と思っていたことも視点や捉え方を変えると実は素晴らしいんだと、まるで魔法にかかったかのような驚きの連続でした。「今までなんで気づかなかったんだろう?」ということが多すぎて、自分自身に呆れるほどです。(笑)
『衣・食・住』というのは、やっぱり基本なんだなと、思います。
基本だからこそ、当たり前だからこそ、「それが一体どういうものなのか」を知る機会は案外少ないのかなと思います。
手仕事や伝統的なものというのは、かつては生活の延長で生み出されてきました。けれど、現代は日常生活が均一化されていて、なかなかそれらは気が付かれにくい存在になっています。
「当たり前」がなくなることは、とてもさみしいことです。「当たり前」はなくなってはじめて、「実は当たり前じゃなかった」のだと気がつくのだと思います。
だからこそ、「いまそこにある当たり前は、実はとても素敵なんだよ」を、伝えていけたらなと思います。
日本には本当にすばらしい知恵や歴史があります。『衣・食・住』の当たり前に隠れている身近なものを、表に現していきたい。あらためて、これまで培ってきたスキルを活かして、私のできることをしようと思います。
ぜひご一緒できる方がいらしたら、お声掛けいただければとてもうれしいです。
《好きなこと》
食にまつわること
自然のこと
自然療養や東洋医学的な考え方、食養
衣食住にまつわる手仕事
工芸
リーディング
《仕事の経歴》
2008年 編集プロダクション・広告代理店に入社(大阪)
情報誌や女性誌のほか、広告案件や企業案件などにも携わる
2011年 静岡へ転居
2012年 フリーランスの編集者・ライターとなる
全国誌や書籍などの編集・取材・ライティング、広告案件・学校関連・WEBサイト制作などを行う
2022年 文筆家としての活動をスタート
《個人的な活動》
2017年 自然療法や東洋医学・食養の学びをはじめる
2018年 自然環境教育のグループをつくる
田植えや里山遊びなど、親子の関係性を育む活動を実施
2019年『女神の寺子屋』を主宰する
暮らしのことの講座、味噌作りや草木染めのWSなどを行う
2020年 正式名称『森あそびのまなび場』で活動リスタート
田植え・お茶碗づくり・稲刈り・収穫祭の『どろんこ祭り』、生き物観察、川遊び、しめ縄づくりなど、農や手仕事、季節にまつわることを親子で行う
森あそびのまなび場WEB http://morivivi.jp/
2021年『ななめぐりプロジェクト』を立ち上げる
地元の農家さんとともに、耕作放棄地問題解消を目指した「圧搾一番搾り菜種油 菜々めぐり」や、お米の持つ可能性と親子の食卓を豊かにすべく無農薬コシヒカリ100%「日本酒 田の」を開発。種・苗を植えるところから、一連をプロデュース。
圧搾一番搾り菜種油 菜々めぐり→ https://nanameguri.sonodanouen.com/
日本酒 田の→ https://tano.sonodanouen.com/
《連絡先》
info@sayakamachi.jp
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