固定観念を払拭する！ポジティブ思考法
こんにちは。
ヨガウェルネスアドバイザー吉田紗弥です。
GWも終わり、５月の爽やかな季節が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
今日も日常生活をより良くしていくためのヨガの哲学をシェアしていきます。
今から約2000年前に成立されたとされるヨガの根本経典、
「ヨーガスートラ」には私たちの生活をより良くしていくための
昔の人のアドバイスやヒントが記されています。
その中から一説ご紹介します。
「否定的想念によって妨害されたときは、その反対の肯定的考えが念想されるべきである。それがプラティパクシャ・バーバナである」
この一説は、わかりやすくいうと、
ネガティブなことを
ポジティブな見方に変える
という、
「ポジティブシンキング」
の教えになります。
私たちが持つ、
「こうでなければならない」という
固定観念を払拭し、
ものの見方を変えることで
一見ネガティブに思えることも
ポジティブに捉えことができれば、
もっと自由に、遊び心を持って人生を楽しく、
イキイキと過ごすことができる
ということを教えてくれる一説です。
例えば、日本人は「納豆」
という食べ物が人気で、
よく家庭の食卓にも上がります。
けれども、他の日本の国以外の人からすると
「腐った豆」と考えるでしょう。
「腐っていてあんなに匂いがきついものを食べるなんて・・・」
と、一見、腐った豆を食べることは、
気持ち悪いと思うかもれませんが、
昔の日本人はあえて豆を腐らせることで、
栄養満点で手軽で、美味しい
ごはんに載せるご馳走を作ったのです。
これは、
「腐ったものは食べない」という
固定観念を払拭する
日本の素晴らしい料理ではないでしょうか？
人生も同じように、
一見、最悪な出来事や、
自分が望んでいない出来事が起こった時、
私たちは
「こうでなければならない！」
「こうあるべきなのに！」と
頭を抱えてしまいがちです。
けれどもものの見方を変え、
固定観念を払拭することができれば、
人生を、面白おかしく、もっと自由に楽しむことができるはずなのです。
この固定観念を払拭することで
最高の出来事になったお話をさせてください。
私の家のテレビですが、
10年前に買ったもので最近、調子が悪く、
たまに、チャンネルのボタンを押しても
音声が流れるのに、画面が見れない、ということが多々発生。。
そしてある日、
キッチンで焼き芋を焼こうと、
トースターの引き戸を引いたら、
ガチャっと取れてしまいました。
トースターもか！と思いましたが、
これも同じ時期に買ったもので
あったのでしょうがないか、
と思いながら、まだ焼けることは焼けるので、
ペンチを使ってそ〜と扉をしめ焼き芋と焼いていました。
そしてある時、
家に帰ってきて
お米を炊こうと炊飯器のボタンを押しても
動かない！！
「お前もかい！！😵」と1人でツッコミを入れ、
この時は流石にテンパりました。
家にある炊飯器は、
吉田家では結構いいものを買ったつもりで、
白米以外にも、玄米も炊けるし、炊き方も極上、普通、など
いろんな機能がついており、
特に吉田家では、主食は玄米なので、
この炊飯器を重宝していました。
いや、日本製だし、3年で壊れるはずないでしょ！という気持ちもあり、
仕事から疲れて家に帰って、
お腹がぺこぺこになっていた中で、
ボタンを押しても
エラーのコードが表示されました・・・
エラーのコードを見ると
「蓋がちゃんと閉まっていません」と
書かれています。
ちゃんと閉まってないからか、と思い、
丁寧に、そ〜っとしめても動かない。
そして、
ちょっと強く「バンッ」っと締めても動かない。
お腹が空いていることもあり、
仕事から疲れていることもあり
イライラし始めます。
3年も経ってないのになんでこうなるの！と
むしゃくしゃし始めました。
そしてその日は、泣く泣く
冷凍していたご飯を夫と食べたのですが、
夫が帰ってきてから
「ちょっと、ちょっと炊飯器壊れてるんだけど」というと夫が
同じように蓋をして、ボタンを押したら、
なんと普通に動き出したのです！！
「はぁ！？〜さっきは動かなかったのに！
夫の前だけご機嫌になって...😤」
と自分のイライラや
むしゃくしゃなエネルギーで
この炊飯器くんの機嫌を損ねたか！？
と思いましたが、
実際、次の日もエラーが表示され動かない・・。
ため息をつきながら、使い方説明書にある
電機メーカーの相談窓口の電話に電話をかけます。
自動音声に切り替わり、
いろんな番号をプッシュし、
待たされる時間・・・
「今から１分ごとに20円の通話料がかかります」とかなんとか言われましたが、
携帯のプランを変えたばかりで
待たされる時間が多くなるとで
通話料金も気になりイライラし始めます。・・
待っていると結局
「現在混み合っております、後ほどおかけください」
と言われる始末。
また次第にお腹をすかしていた
私はイライラも頂点に
「なんやねん😡」っと
舌打ちしたくなりながら炊飯器の前で立ち尽くしていると、
「あ！そうだ！土鍋で炊いてみよう」と
いう考えが湧いたのです。
鍋を出してきて、
クッキングアプリを開き、
土鍋で約30分炊いてみることにしたのです。
人生、今まで、文明の力に頼りすぎていた私は、土鍋で炊くことが不安でしたが、
途中、プツプツという音が聞こえ始め
30分蓋を開けて中身を確認したい気持ちをこらえて
炊き上がるのを待ちました。
そして10分蒸らして開けた瞬間、
玄米の柔らかな、フワッとした香り。
そしてしゃもじでかき混ぜると、
少しそこが焦げていたものの、
そのおこげの香ばしい香り。
お茶碗に盛って、早速食べると
「最高に旨〜い！！！！！❤️❤️❤️」
適度なお米の硬さと、
おこげを食べた時もの香ばしさと食感も最高！
むしろ、いい炊飯器よりも、
こっちの方が美味しいのでは？！
とさえ思えるような感動でした。
炊飯器を修理に出している間は、
当分土鍋を楽しめそうです☺️
家電製品が次々と壊れていく中、
新しい、壊れないと思っていた
日本製の炊飯器までも
使えなくなってしまった中で、
「土鍋」を使ってご飯を楽しむことができ、
丁寧にお米を炊き、そのおいしさに改めて気づいた出来事となりました。
私たちは
日常生活の中で
自分の固定観念があり、
自分にとって
「最悪なこと」「嫌なこと」が起こると
「こうあるべきなのに！」
「こうでなければならない！」と
頭を抱え、感情を乱してしまうことがあります。
けれども、
見方を変え、自分自身の固定観念を
払拭していくことができれば、
日常生活や人生をもっと
楽しく、自由に過ごしていくことが
できるはずです。
まるで
どんな失敗も、
自由な発想に変えて、
成功につなげる発明家のように
私たちも
どんなに望まない現実が目の前に
差し出されたとしても、
その現実の中に
楽しさや喜びを見つけ、
人生をもっと自由に謳歌していきましょう！
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